今、母が来てます。

私の横でハヤテのごとくを見ていた母の発言。
「最近の番組ってよく『よい子はマネしないでね』とか言うけど、じゃあ悪い子だったらマネしてもいいのかって話になるよねぇ」
なんかこう、私がこんな人間になったのは母のせいだよなぁ、とつくづく思いました(そもそもいい年した母子が見る番組じゃあないだろうというツッコミはなしの方向で)。



4月15日分。


天元突破グレンラガン「顔が2つたぁナマイキな!!」
先週ラストの衝撃にもかかわらず、カミナは変わらず元気爆発。カミナは父親に会いたかったのではなく、父に成長した姿を見せたかったのだということを、シモンはちゃんとわかってます。そして、カミナもまた、シモンをシモン自身以上に信じている。カミナがアツくなればシモンが止める。シモンが落ち込んでれば、カミナが心を軽くしてくれる。まさにお神酒徳利、破れ鍋綴じ蓋。自分にないものを持っている相手だからこそ、ふたりが力を合わせれば最強になれる。ただくっつけただけの合体でも、これまでとは段違いのヒーローロボらしいロボに変形するのです。「合体ってのはなあ、気合と気合のぶつかり合いなんだよ!」気合いがあれば何でもできる。カミナは父の墓に別れを告げ、父が見ることのできなかった世界を見るため、シモンたちと旅に出る。しかし、カミナの父親は本当に死んだのか。殺したのは誰か、という点は今後出てきそう。「お前のドリルは天に向かって掘るドリルだ!」というカミナの言葉は、象徴的な意味を持っているのかもしれません。取りあえずヨーコちゃんは、合体に妄想を抱かないようにしましょう。
これまでの獣人とは一味違う強敵、ヴィラル登場。かなり人間に近い姿ですが、カミナと同レベルの言い争いしている点でやっぱ獣人です。



ハヤテのごとく!「世界の中心でアイを叫んだり叫ばなかったりな獣とロボと執事」
ここまでの話は実は長い前説でした。そういや1話でそんなことやってたっけ。すっかり忘れてた。
自分の理解の範疇を超える状況を力ずくで自分の常識の範囲内に押し込めようとするハヤテの柔軟性が好きです。あの両親の鬼畜な仕打ちに育まれたんだろうなぁ、この現実逃避癖。そして、執事長のクラウスさんは、この職種とこの年齢にそぐわない大人気ないうっかりさん。お嬢様の常識力欠如は、サブカルチャーの影響だけじゃないぞきっと。このふたり相手にマリアさんがどれだけ苦労してきたか想像すると泣けてきますが、このふたりをこれだけ恐れさせるマリアさんもただ者じゃないに違いない。
晴れて三千院家の執事に収まったハヤテくん。これから本番ということでしょうか。



ウエルベールの物語「旅立ちの章」
状況もキャラクターの行動もあまりにも行き当たりばったり、説得力がなさすぎです。いくらダメな賞金稼ぎでも、あそこまでゆるゆるな追っ手はいないだろうし、戦車の橋の飛び越え方も(見せ方が悪いのか)、あからさまにあり得ない動き。大体、手配書の顔を見るまでもなく、市場で大金を捨てるような女ってだけで、姫様だとバレバレじゃないですかね?という笑えないツッコミどころが多いので、これはパスします。