無題。

牙-KIBA-「幸せの黄色いシャード」
久々にカッコいいところを見せてくれるかと思いきや、またもやこんな役回りですかロベス様。
ロベスさんちは、使用人たちが概ね使えないどころか、きりとりかけられてる奴までいるわ、旦那様はパーティ三昧だわ、執事さんの苦労がよく分かります。この執事さんがいなかったら、今頃レドモンド家は跡形もないはず。幸運のシャードと偽った呪いシャードをゴロツキどもに押し付けようという執事さんの機転は、メイドさんたちのせいで台無しだったりしますが、終わりよければすべてよし。というか、あのいかにも邪悪そうな牙ついてるシャード見て、幸運が訪れると思う方がおかしい。こすられて赤くなるようなシャードなんて、ロクなシャードじゃないだろが。そんなシャードを後生大事に持ってるレドモンド家の歴史が気になります。
ミッキーは、パンを売ったり、CMに続き間違った活躍をしたり、彼女ができちゃったりと、恋に仕事に大忙し。よかったね、ミッキー。
そんなこんなで来週はまた本筋に戻るようですが、今回は結構楽しかったので、こういう息抜きエピソードをちょくちょく挟んでくださるとありがたい。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「おでんが売れたらイイナ!」
クロミに負けて、プライドをずたぼろにされたマイメロは超スランプ。得意の家事もままならない。何度も言うようですが、いい加減自分のことは自分でやるべきだと思うんだけどなぁ、夢野家の面々。大体、漂白剤であれほどきれいに真っ白になるもんですかね?
というわけで、今回は漂白剤で始まり、登場人物の白さが目に痛い演出でした。歌に(実質上)役立たず認定されて真っ白になる小暮と柊弟とか、クロミーズ5に吹っ飛ばされるマイメロさんとか、いつものごとくオチ扱いされた大臣とか。
さて、ついに王様に泣きついたマイメロさんのタクトは、ハイパータクトへとモデルチェンジ。しかし、新しい呪文はなぜか早口言葉とハードルが高く、マイメロさん噛みまくり。ふっくら強運リップになりつつも特訓した末に呼び出したるは、最強最凶コンビのウサミミ仮面フィーチャリング・マイメロママ(反対か)。
これは凄い。何が凄いかって、やっぱマイメロママの毒舌が凄すぎる。マイメロさんを一蹴したクロミーズ5も、ママの前ではケツの青いガキでしかございません。全力で逃げる相手に息一つ切らさず追いついて、主婦だけが知りうる数々の秘密(こういうときのために口外しなかったに違いない)を、耳元で、そっと囁く。場違いなくらいホラーな演出。こんなダークヒーロー、お子様に見せちゃっていいものだろうか?それどころか、味方であるはずのウサミミ仮面にまで、心をえぐりとるキツい言葉を繰り出す。ママさん、飛ばしすぎ。うちの相方が言うとおり、まさにリナ・インバースの「故郷のねーちゃん」並み。ダークパワーなんか笑いながらドついたりするに違いない。
怖いといえば、マイメロさんが想像した、「客食う柿」イメージも衝撃的でした。無生物擬人化の際には、もう少しラブリーなキャラを想像してくださいよ。これもママの教育の賜物なんでしょうかね。
来週はついにウサミミ仮面の正体発覚か?柊兄のカップリング相手かと思われたライバル君が再登場みたいです。



9月10日分。


ウルトラマンメビウス「時の海鳴り」
たまたま久しぶりに見たら、脚本が大田愛という大当たり。十八番の優しいファンタジーで、時を超えてマリナを助けた「アンヘル」星人は、文字通り「天使」みたいな存在でした。
普段見ていないので、監督のせいなのか編集の癖なのか分かりませんが、編集点が通常より早めで、余韻を残さない、中途半端な、何か置き忘れたような気分にさせられました。



ひぐらしのなく頃に罪滅し編其の弐 還る処」
これは、鬼隠し編とは完全に別物みたいですね。レナが圭一たち仲間を、単にどうでもいい時間を過ごすだけで、自分を救ってくれる存在ではないと考えていたというのがなかなか興味深い。これまで見てきたレナの中には、ずっとこういった仲間への不信感があったと考えていいんだろうか?
仲間として、レナの罪を共有しようと手を差し伸べる圭一、梨花、沙都子、魅音。感動的な場面なんでしょうが、いままでの経緯があるので、どうも誰かがどこかで裏切るような気がして、素直に彼らの結束を信じることができませんでした。



コヨーテ ラグタイムショー「アンジェリカ・バーンズ」
メイの心配をするアンジェリカと、アンジェリカたちを見逃すメイの姿が嬉しかった。また3人のやり取りが見たいです。アンジェリカのミスターへの執着は、ほとんど恋心と紙一重だったんですね。