待ちに待ったガンソードDVD9巻。

最高傑作17話、ロバなしバージョン収録、かつコメンタリーも男性版、女性版に分かれている豪華仕様・・・ですが、すごいカオスです。監督が参加してない女性版なんて、作品の話まったくしてないぞ。好みの男話と今年買った水着話になってるぞ。これでいいのか?ちなみに、女性陣は、マンソンさんの最後の行動に絶賛してましたが、私には、衆目の中でいきなりズボン下ろしてブーメラン見せる男に感動できる自信はありません。
なんとなく予想してたけど、不思議なもので、ロバで隠してない水着姿の方がよりセクスィに見える。



牙-KIBA-「失踪する力」
爽やかな日曜の朝。吹き抜ける風。増える死体カウント。正気を失うヒロイン。
牙の世界へようこそ。
ヒューはレベッカの初恋の相手、憧れの人だったらしい。それじゃあ、婚礼に期待してしまったのも無理はない。ちゃっかり生きてた父親にも「伝統を守る好青年」の太鼓判を押され、レベッカはついついその気になったが、当のヒューは、レベッカのスピリットを手に入れた途端、レベッカパパをあっさり殺し、レベッカも捨てていっちゃいました。幽閉の身から解放されたと思ったら、反乱軍に裏切られた上、父を失い、淡い恋心を完膚なきまでに叩き砕かれる。レベッカちゃんの人生、あまりにも悲惨すぎます。彼女は立ち直ることができるのか?
デュマスは、駒として扱われてることにも気づかず、分不相応な夢を見て、有頂天でロベス様と戦えば、途中参加のゼッドにあっさりやられ、グラウジオにとどめを刺されて、ジ・エンド。人望あつい悲劇のヒーローから、頭の弱いキモいおっさんへと一気に堕ちたデュマス先生の最期は、奈落への墜落でした。なかなか笑わせてくれるキャラだったんですが、ここでバイバイなんでしょうかね?実は生きてたりしないだろうか。しかし、ヒューは、なぜここまでデュマスを生かしておいたんでしょう?
一方、久しぶりのノアは、ゼッドをすれ違い。ノアは実は、ジーモットに飛ばされてたのか。そのジーモットという国は、レベッカパパに言わせると「どんな手段を使っても己の欲望を叶えようとする」もの勝ちらしいです。ジーモットは、ヒューたちが牛耳る前からどうしようもない国だったんですね。ノアは大丈夫か?ゼッドとレベッカはこの国を立て直すことができるのか?
さて、やっとヒーローらしい活躍ができたゼッドは、グラウジオに対しても結構簡単に勝利。まあグラウジオはどうでもいいけど、最後までホントにいい人だったからこそ、あっさりヒューにやられちゃったエルダは惜しいことをした。どうも、裏表のないまともな人は生き残れない世界らしい。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「気づいてくれたらイイナ!」
バクの妹バコが突然天才化。どうやら、マリーランド外生命体が取り憑いてるっぽい。これは、クライマックスへの布石でしょうか?
今回は、歌のクラスメート、関山くんと碓井さんのかわいい初恋物語。この作品に出て来る女の子は、それぞれみなさん個性的で魅力的ですが、碓井さんは特に可愛かったなぁ。提供絵で碓井さんの登場を期待してたので、折り紙だったのが残念。でも、メインターゲットのお子様たちには嬉しいサービスなんでしょうね。
マイメロは、器用なくせに、折り紙は苦手らしい。もっとも、モデルがクロミだから、わざとぐちゃぐちゃにしたという疑惑も浮かび上がってきます。本日の助っ人は、マイメロおばあちゃん。マイメロさんの天然のルーツだけに、状況そっちのけで優雅にふたりでティータイム。自分の失敗はすぐに忘れて、またティータイム。スローライフな戦い方なんで、いつの間にか日も暮れる。結局、黒音符が出てきたのに、やっぱりマイメロさんは気にしません。脳内クロミちゃんキューピッドにかーわいいっ、とつぶやくマイメロさんはどこまでも攻め姿勢です。
で、クロミさんですが、今回のトラウマは「牡蠣にあたる」をお題にした、親父ギャグオチ。クロミさんのトラウマが披露されるたびに、クロミさんがいかにマイメロさん好きかが明らかになっているように思えるのは気のせいでしょうか?



6月24日分。


ひまわりっ!「主従ゲンカは犬も食わぬ」
河童に諭されるハヤトが情けないですね。最終回目前だっていうのに、この人は最後までダメなままなんだろうか?ゆすらと河童のバカップルは、どこら辺まで進展してるんだろう?
桜の木と煙突という無生物恋愛に意表を突かれましたが、不可能に思えた想いが成就するラストが素敵な、ハートフルなお話でした。振り返ってみるとこの作品、3回に1回くらいの割合で、私好みのエピソードをやってくれた気がします。



ひぐらしのなく頃に祟殺し編其の四 失くしモノ」
祟殺し編の圭一は、どんどん暗黒面が表出してきて、気のいい圭ちゃんが遠く思えます。鷹野のこと殺しておくべきだった、と考える時点で、既に正常な判断力を失っておりますよ。叔父さんが生きているというのは本当なんだろうか?圭一の動向を察した魅音たちが示し合わせて、口裏を合わせているということはないだろうか?で、目撃者(?)である鷹野も、彼女たちが消したとか。ちなみに、鷹野があそこにいたのは、彼女もまた、誰かを埋めてたということはないですかね?
レナは、まだ爆発力こそないものの、静かな迫力で圭一の行動を縛り始めました。やっぱ、こういうレナさんが一番生き生きしてる。



女子高生GIRL’S*HIGH【最終回】「バカ、果てしなくバカ。」
タイトルどおり、馬鹿の総決算。総決算らしく、しばらく出てなかったキャラクターも登場してるのが嬉しい。サービスに磨きをかけた挙句、文化祭を完全にフーゾク化させてるところが彼女たちらしい。もちろん、馬鹿にまんまと乗せられてる男どもはもっと馬鹿、と。
感想を書くことはほとんどありませんでしたが、今期ベスト5に入る満足度でした。特にEDは、曲、演出含め、『ハレ晴レユカイ』と並んで、今期の私のお気に入り。彼女たちの行動はかなり極端な例ですが、納得できる描写なんかもあって、妙な共感を覚えつつ笑わせていただきました。これは続編があってもいいんじゃないでしょうかね?