無題。

6月12日分。


涼宮ハルヒの憂鬱射手座の日
負けそうになると閉鎖空間発生って、負けず嫌いもここまでくれば立派。でも、めちゃくちゃ卑怯。
単なるゲームなのに、画面上は豪華仕様で艦隊戦の迫力を見せてくれるわ、ハルヒの指揮ぶりは彼女らしいゴーマンさだわで楽しかった(賀東昭二の脚本だったんですね)。みくるちゃん艦隊がラブリーです。やっぱり、部員の中で一番使えるのは有希らしい。先週に引き続き、彼女の独り舞台でした。コンピュータ研部長には同情しますが、自分からハルヒにかかわろうとしたあんたも悪い。



6月13日分。


桜蘭高校ホスト部「おにいちゃまは王子様」
ベルゼネフがかわいすぎて悶絶してました。
「この呪い人形ベルゼネフはちっとも怖くないんだよ」という間違い探しのようなセリフと共に猫澤先輩の横にいつも寄り添うベルゼネフ(手にはめてるんだから当たり前ですが)。妹ラブの猫澤先輩のけなげさが泣ける話の中で、猫澤先輩が落ち込めばベルゼネフもへこたれ、ショックを受けている背後に泣き濡れたその姿と、猫澤先輩の心を映したようなベルゼネフについつい目がいってしまいました。特にラスト、霧美ちゃんが猫澤先輩を兄として認識して微笑んだとき、猫澤先輩の横で一緒に頬を赤らめているベルゼネフには完全にやられました。ベルゼネフ人形とか出たら、速攻買ってしまいそうです。
キャラ設定改革話として、れんげさんが活躍したのも嬉しい限り。「フィクションはいいの。ファッションはダメ」。れんげさんのセリフはすべて名言です。
しかし、光が苦手なら苦手で、もう少し穏便な衣装があるだろうに。きっと、猫澤家のメイドさんが楽しんで着せてるんだろうなぁ。オカルト趣味も、彼女の教育の結果だったりして。



ガラスの艦隊「飢狼のごとく・・・」
最近は話がまともな分、ネタが少なすぎる(作画とか演出のいい加減さは別として)。
B.Bを味方につけた人民軍に、続々と有力貴族が協力し始めるが、浮かれる人民軍に水を差すクレオクレオの予想通り、ヴェッティを裏切った貴族が捕まり、その口から他のメンバーの名前も明らかになる。しかも、人民軍の側についた貴族たちは、単なるスポンサーのつもりであって、自分たちの手を汚す気はない。人民軍で頼りになるのはクレオ艦だけという状況に変化なしのようです。ちなみに、裏切り者を密告したスパイがいるらしいですが(ラルフの手のものでしょう)、一体誰なのか?ヘクターがいかにも怪しそうですが、それだけにかえってシロなのかもしれない。
一方、ヴェッティ様はいまだ彼を拒絶するレイチェルに自らの過去を語り始める。ヴェッティが幼い頃、当時の王家が倒れ、彼も王家に仕えていた父を失い、孤児となって養父母に引き取られた。ヴェッティを犬のように扱う一方で、性的対象としても弄ぶ養父。成長したヴェッティは、養母を篭絡し養父を殺させた後、養母を葬り去り屋敷に火をつけ、スフォルツァ家の家督を継いだ。その後、B.Bなど次々にスポンサーを乗り換え、そしてゴルナ法王をパトロンとしてここまで上り詰めた。
彼は「終わりのとき・・・」という例の予言を口にし、レイチェルの協力が銀河平定に不可欠であると口説く。そしてレイチェルは、あっさり彼の申し出を受け入れる。銀河に平和をもたらすことが、法王の娘として生まれた自分がなすべきことだと信じて。レイチェル、チョロいなぁ。この様子じゃ、「偽りが真実になることもある」というヴェッティ様の言葉どおり、そのうち簡単に心も許しそうだ。
ヴェッティはとうとう、最終目標への第一歩を記した。「次は君の番だよ、ミシェル」。かなり天狗状態のヴェッティ様は、人民軍の次の手を楽しみに待ち受けているようでもあります。
一方、風を待ってたクレオさん。アイメルがじゃれて息を吹きかけて、それを見たノヴィがしょんぼりしたりしてと、うららかな光景を繰り広げておりましたが、ついに神聖皇帝軍が動き出したことを知る。「風が吹くぜ」。彼は天下を取るために出陣する。なんだかんだ言ってクレオは、ミシェルに乗せられてる節がありますね。ミシェルもクレオの扱いが上手くなったもんだ。
今回は、ヴェッティ様の昼メロのような過去が明らかになりました。彼の父は王家に仕えていたようですが、やっぱりどっかでクレオと血のつながりがあるのかもしれない。案外、ホントに双子とか。気になったのはヘクターが面会していた捕虜の正体です。ヘクターがスパイなら、ヴェッティ様サイドの人間(旦那様大閣下とか)だし、そうじゃなければ対ヴェッティの鍵になりそうな人物かもしれない。