無題。

6月10日分。


ひぐらしのなく頃に祟殺し編其の弐 キズナ
刑事さんが本性を現しました。鬼隠し編の頼れるデカ長はどこいったんだろう?てっきり普通の家庭の子だと思ってた圭一のパパは結構有名なアーティストで、圭一は御曹司であったという設定も明らかになって(妙に留守がちな両親だと思ってたけど)、圭一が事件に巻き込まれるのには、父の職業にも何か関係あるんじゃないかとさえ思えてくる。というか、「前原屋敷」って、圭一のおうちは、ごく普通の門構えじゃなかったろうか?そして、男の子を教室の端までぶっ飛ばす沙都子さんのバックグラウンドはひときわ壮絶。両親との関係に問題があった上、叔父夫婦にも虐待されていたらしい。沙都子の怯えようから、兄の悟史との関係にもよからぬ想像をめぐらせてしまいそうです。
「鬼ヶ淵村御三家」は、園崎と後はどこんちだろう?圭一がここまで沙都子のことに一生懸命のなるのは、彼の性格ゆえなのか。それとも、彼にはそうせずにはいられない経験とかあるのか。沙都子の叔母の死は、誰の手によるものなのか?入江の果たす役割は何なのか?鷹野がらみ?
と、新たに情報が出てきても、謎が深まってくだけです。とりあえず、レナの動向が気になっております(鬼隠し編の彼女が面白すぎた)。



6月11日分。


牙-KIBA-「陰謀の予感」
ヒューがレベッカを操って、レベッカの父、前国王を殺したらしい。どうりで、レベッカの生死にこだわっていたわけだ。レベッカに託されたスピリットが欲しかったのなら、何でヒューはレベッカの行方を探さなかったんだろう?分からない男だ。でも、彼が選んだ新衣装の方がレベッカ姫は美しく見えるので、センスは悪くないらしい男らしい。
まあとにかく、ヒューの策略のせいでゼッドとエルダは罠にかけられ、大変なことに。一方、囚われの身となったロイアとロベスは、記録破りのスピードでどうでもいいキャラに成り下がったデュマス先生とご対面。デュマスに顔を近づけられたロベス様が気の毒です。ロベス様は、敵の本拠地を突き止めるために、わざと捕まったんですね?決して、逃げ回るのが面倒なのでなんとなく捕まってみただけじゃなかったんですね?
結局、デュマスは若い姫様と結婚したくて、ジーモットのいいなりになってたのか。気持ちは分からないでもないが、渋い先生が実は単なるすけべぇキャラでしたと明かされても、突然すぎて、リアクションに困ります。



おねがいマイメロディくるくるシャッフル「潤になれたらイイナ!」
「女の子が気にしてる事を言うような男は、ぶってもいいのよ」
はい、マイメロ・ママさん。そういたします。せっかくなので、蹴りも入れていいでしょうか?
どこまでもダメな柊弟は、兄貴に見せびらかすという不埒な理由だけで彼女を作ろうとして、ダメの記録更新に挑戦。もうひとりのダメな奴、小暮がはっきりしないもんだから、案の定、潤の興味は歌へと向かってしまいましたとさ。こうなるのは分かりきってたんだから、潤にだけはちゃんと打ち明けときゃいいのに。こうなったら、柊兄弟の歌ちゃん争奪戦でもいいような気がしてきた。小暮はあまりにも意固地すぎる。というか、常人には理解できない美紀一家の会話にしっかり溶け込んでるんだから、潤と美紀ちゃんでくっついちゃってもいいような気もする。
マイメロは、夢の扉が開いても歌ちゃんの着替えを待ってたり、黒音符が出たのにクロミを笑顔で見送ってたり、夢ヶ丘ライフを満喫しているようです。マイメロさん、何しにこっちの世界に来たのか完全に忘れてるでしょう?歌ちゃんの心遣いを勘違いする潤、そしてそれにまったく気づかない歌ちゃんの様子に波乱の予感を覚えながらも、無言で見守るだけのマイメロさんが怖かったです。



BLACK LAGOON「The Unstoppable Chambermaid」
なんで正面から撃ち合ってお互いにヒットしないのかは分かりませんが、ゴジラガメラとかエイリアンvs.プレデターみたいなレヴィとロベルタの戦いは、コントの域すれすれの華々しいものでした。彼女たちを止めることが出来たのは、一枚上手の姐さん、バラライカだけ。というか、ロベルタはもう、テロリストとかいうレベルじゃない、サイボーグとかアンドロイドとかのSF畑の人だと思うんですけどね。
そんな中、あのふたりを「女の子」扱いできるロックに感動しました。敗れたりとは言えども、ふたりを止めようとした彼の根性に拍手を送りたい。ロベルタへの想いだけで彼女の心の闇を払拭したガルシア少年も偉かった。それに比べて、最初から逃げ腰のダッチとベニーときたら。これだからオトナって奴は・・・



蟲師「眼福眼禍」
見えることの幸福と視えることの不幸。眼福という蟲に取りつかれたがゆえに、その両方を味わった少女は結局、そのどちらからも解放され、満ち足りた表情をしている。ギンコは何も出来なかったし、傍から見たら不幸な人生なのかもしれないけれど、彼女の別れの言葉がどこまでも前向きだったのが救いです。