アニメ感想率調査2006春[最終回]開始。
いよいよ感想率調査が始まるそうで、光希桃さんからお知らせメールをいただいてしまいました。完全に出遅れてます。光希桃さん、最後までお手を煩わせて申し訳ありません。
毎回結果を楽しみにしていたので、最終回とは寂しい限りです。だからといって、あの膨大な作業を続けてくださいとはとても言えませんし、とにかく、最後に少しでも貢献できるよう、がんばって早めに提出したい・・・
とは言ったものの、改めてリストにすると、新番組も終了番組も気が遠くなるほど数が多いぞ。
5月5日分。
◆Soul Link「WATERSHED −分岐点−」
デリシャス森本さん、早いとこ非常用通路を思い出してくださいよ。それがあったら、秀平たちの側から何かアクションを起こせたかもしれないじゃないですか。テロリスト側は、リーダーがお手軽に囮になったり、大口たたいてたカレンも、秀平のみならず訓練生の和彦にまで押され気味だったりで情けない。いまだに正体不明のユウが何かやらかしたようで、今回初めて続きが気になりました。
5月6日分。
◆彩雲国物語「努力に勝る天才なし」
これはそろそろ切ってもいいかな。
龍蓮のキャラがまったく違う。彼は一応、原作では浮世離れした天才なんで、先を見越した上での不可解な行動を取ることはあっても、こんな頭の悪そうなひねたガキではないし、凡人的パターン行動する人間でもありません。これでは、原作で揶揄された「他人が理解できるなんちゃって天才」の方の例じゃないですか。
好きキャラが出てくるまで見続けるつもりだったけど、お気に入りキャラの龍蓮がこんな早めに強引に登場して、なおかつキャラをまったく掴めてない描写をされると、この先もあまり期待できなさそう。
◆ひまわりっ!「くのいちご法度バレンタイン」
ひまわり以外の連中は、毎度暇なことやってますね。娯楽の少ない土地だからしょうがないんでしょう。ゆすらはともかく、しきみがひまわりに賭けたってのが意外です。ひまわりはトロいのかと思ってたけど、ヒメジの連続キックを余裕でかわしてるところからして、それなりに実力あるんじゃないかという気がしてきた。苦労して作ったチョコレートが破壊されてもまったく気にしてないところに、ひまわりのハヤトに対する想いの強さが感じられて、最後はちょっと感動。
◆ひぐらしのなく頃に「綿流し編其の壱 嫉妬」
新章の始まり。キャラクターが変わってないので、別シナリオですか?綿流し編という銘打ってるからには、綿流しに一番かかわりのある梨花の物語になるのかと思いきや、魅音中心の話になりそう。今度は魅音が梨花を屠る番?
今回は完全にプロローグのようで、鬼隠し編のような女の子たちの豹変がなくて、普通にラブコメで終わってるので刺激が足りなかったなぁ。ここで基本情報は、雛見沢の人たちには異常な結束力があるということと、魅音に双子の妹がいたということ。魅音は、あからさまに圭一ラブ、そして、妹の詩音も好意を持った模様。
鬼隠し編でも、魅音に妹はいたんだろうか?それとも、そっちとは設定も犯人も完全に別物と考えた方がよいのでしょうか?
5月7日分。
◆牙-KIBA-「早すぎた結末」
結局、カーターおじさんの死刑は執行されましたか・・・。
カーター夫妻は、国に対して疑惑をもってたからノアをかくまっていたわけじゃなくて、息子のいない寂しさを紛らわしてくれるノアとの生活が楽しかったから、申請を遅らせてたんですね。なのに、それほど大切に思っている息子の手にかけられるという状況が切ない。国に貢献したこの村の力を抑えるため、中央政府は村を庇護する代わりに武器を捨てさせた。そして村の人々も、いつしか奴隷のようなその生活の心地よさゆえに、抵抗する意欲さえ忘れてしまった。最大幸福のために個人を犠牲にすることを選んだゲイル。人間らしい生き方を選ぼうとしたキース。そして、どちらの理想も理解できず、ただ彼らとの幸せな生活を取り戻そうとしたアイシャ。三人は、分かり合えないままに倒れた。目の前の悲劇に何もできなかったその衝撃によって、ノアの力が覚醒するという、なんとも救いようのない結末。
重い・・・・・・果てしなく重い・・・・・・
ゼッドの方に話が移ってくれてほっとしました。ノア・サイドに比べると、ゼッド・サイドは天国に見える。ちなみにノアさんは、また誰かに助けられてます。悲劇が繰り返されないとよいのですが。
◆おねがいマイメロディくるくるシャッフル「拍手をもらえたらイイナ!」
いつの間にかピンク羊とマブダチになってた美紀。柊先輩がどーとか言ってたノーマル乙女時代が夢のように、どんどんおかしな世界にハマっていく彼女の将来が心配です。アーティスティックな方向性の違いから、美紀ちゃんと羊の間にコンビ解消の危機が訪れても、想いの深さに引き寄せられるように、ふたりは再び固い絆で結ばれるのであった・・・
という感じで、感動していいのやらツッコんでいいのやら分からない。しかも、どこからツッコめばいいんですかこれ?いつからコンビになったんだおまえら?と言うべきか、簡単ハンドの羊がどうやって脚本に書き込んだのかを追及すべきか、その書き込み内容に疑問を覚えるべきか、その内容に感動している美紀ちゃんの肩をつかんで揺さぶるべきか。変装をして陰ながら美紀ちゃんを見守る羊が、陰どころかメチャクチャ人目を引くグラサン姿だったところも捨てがたい。
マイメロは、毒リンゴをスルーして歌に譲ったりとか、小暮の告白を台無しにしたりとか(そしてびろーんと引き伸ばされる)、数々のボケで魅せてくれましたが、見どころはやはり、久々の真菜とのバトルですね。今回は、歌ちゃんのクラスの面々も大活躍。歌ちゃん以外の全員が小暮の気持ちに気づいているという状況に涙を誘われました。
柊兄は、海外逃亡を図るも、ウサミミの呪縛からは逃れられないようです。でも、セバスチャンは進んで運命共同体やってくれてるし、歌ちゃんはウサミミ仮面様に夢中のようだし、このまんまでいいんじゃないですか?そろそろ観念して、色物ヒーローの道を邁進しましょうよ。
◆BLACK LAGOON「Eagle Hunting and Hunting Eagles」
沈没したUボートの中で何が起こったのか。レヴィの推理が、見てきたように的確なのが凄い。沈没船の遺品に手を出すことに、感傷的な忌避感を抱くロック。それらを「モノ」としてのみとらえ、人々の想いから切り離して考えるレヴィ。対照的ではあるけど、どちらもそれぞれの人生が形成した考え方であって、どちらかが正しいという問題ではないんですよね。どちらの受け止め方も納得できる。ただし、この仕事を続けていくのなら、ロックはレヴィの考え方を受け入れなくちゃならない。
とりあえずはネオナチに惨敗ですが、レヴィたちがここからどうやって巻き返してくれるのかが楽しみです。
◆うたわれるもの「森の娘」
今回は戦闘シーンに気合が入ってて、見入っちゃうようないい動きしてました。
寄る辺のなかったハクオロが、今ではもうすっかりアルルゥのお父さん。村の中では村長のような存在になり、最初は反発してたオボロにまでにーさん扱いされてます。ただし、彼はそれで満足するほど単純ではなく、新たに見つけた自分の役割が伴う矛盾、村人を守るために彼らを危険な戦いへと導いていかなければならないというジレンマを抱えることになる。敵でありながらも、同じように冷静に状況を見据えているという点でハクオロに一番近いベナウィがどう動くのかが気になります。
ヌワンギはまた、うまいこと立ち回りましたねぇ。
5月8日分。
◆涼宮ハルヒの憂鬱「孤島症候群(前編)」
新入りの古泉が、そのコネを利用して副団長となったわけですが、案の定、キョンはちっとも羨ましそうじゃありません。そりゃ、たとえ彼が副団長になったとしても、ハルヒの扱いが変わるわけじゃないし、むしろそれを口実に今以上の無理難題をふっかけられそうですからね。事件を呼び寄せるから名探偵というわけで、ハルヒが波乱を望んだから嵐になり、密室状態の孤島に閉じ込められることになったようです。しかし、ハルヒの推理では、犯人は別荘の主人で狙われるのはみくるらしいから、最後に倒れてた主人は実は死んだふりしてるだけに違いない。
とか、まじめに推理しても無駄そう。後編がいつ放送されるのかも分かんないし。