ドラマも最終回シーズン。

毎回見られたものは少なかったけど、喰いタン時効警察はかなり好きでした。結局自分は、こういうバカドラマに落ち着いちゃうんだよなぁ。



3月11日分。


陰からマモル!「小鐘井UFO注意報!」
絵に描いたような馬鹿宇宙人来襲。周囲が何の疑問もなく宇宙人の存在を飲み込んでいるのに対し、ひとり抵抗しているのが我ら常識人の代表マモルさん。しかしこの世界においては、彼の常識も空回りしてしまうのが悲しすぎます。妙にほのぼの感を醸し出してたオーバーテクでローテクな宇宙人は、山芽対ホタルの壮絶な戦いにドン引きした後、ぶる丸に脅され地球を去っていったのでした。マモルは完全に役立たずでしたが、常識外の状況なので大目に見たげましょう。



蟲師【最終回】「筆の海」
ギンコと同じように、蟲を必要以上に敵視することもなく、かといって蟲に取り込まれることもなく、淡々とした態度で蟲に接する、ギンコの戦友のような淡幽登場。文字が次々に紙に写し取られていく様子は、映像で見せられると気持ちがよいものですね。
というわけで、ここでひとまず終わりとは、フジの外道さは筋金入りのようです。ギンコのプライベートに近い顔が見られるこの話が最後になっただけよかったのかもしれませんけどね。ギンコ×淡幽推奨のウチの相方は、これが見られて狂喜しとりましたし。
原作の持つ空気を忠実に再現し、毎回クオリティの高い映像を提供してくれたこの作品。原作ファンとしては感無量でした。
でも、BSフジの放送が5月だなんて、絶対チェック忘れしそうだ。



3月12日分。


金色のガッシュベル!!「怒涛ゼオン! 二つの宿命 ガッシュの秘密」
誰もが予想した兄弟オチ。ここはひとつ、通りすがりの赤の他人でした、という方が落とし方としては面白かったような。うんまあ、このタイミングで面白い落とし方考えてもしょうがないけどね。で、清麿に過去映像を見せたってことは、デュフォーは超能力者かなんかですか?で、謎の超能力研究機関で実験体として扱われていたとかですかね?
リーヤが送還されてしまいましたので、新参仲間で残っているのはモモンのみですが、モモンも危なそうだなぁ。というか、まずティオがかなり危険なポジションなんですが、いくらなんでもティオを送還することだけはしないよね?



おねがいマイメロディ「センパイを救えたらイイナ!」
クライマックスともなると、マイメロさんも毒苺バージョンになる。
これまでのゲストキャラ、悪夢魔法が次々に登場し、さながらマイメロさん総めくり。どれだけ覚えてるかが試される、マイメロ・マニア度テストにもなってますが、主眼は歌とクロミ、柊に恋するふたりの乙女が柊を呼び戻そうとする感動ストーリー。
柊の心の中で夢を取り戻すために必死になるふたり。そこで見つけたのは、なんと歌ちゃんキャプ詰め合わせという、マニアが泣いて喜ぶアイテム。ポーカーフェイスを通していた柊の心の中で、歌がどれだけ大きな存在になっていたのかが分かります。そして、歌ちゃんの横で落胆しているクロミさんの目の前にも、艶やかに微笑むクロミさん人間バージョン、クルミちゃんが現れる。たった一度だけの出会いなのに、彼女は予想以上に柊の心に眩しいイメージを残していったようです。よかったねぇ、クロミちゃん。でもそれだけじゃなく、クロミさん本来の可愛らしい微笑みもちゃんと柊の心に刻まれていたというのが、本当の救いになりました。クロミさんのけなげな片思いが、少しだけ報われたような気がします。
とはいえ、ふたりとも柊に夢見すぎだよなあとは思いますけどね。この男、本質的に最初から変わってないと思いますよ。バクの印象が一番正しい。こいつは「そういう奴」だ。
今回あんた何やったっけ?というくらい役に立たなかったマイメロさんも、「センパイさん、寒くないの?」という、もっとだが触れていはいけない部分にツッコんだり、マリーランドのママ話を持ち出してクロミさんに蹴られたり(ぜひママの英知溢れるお言葉を聞きたかった)、懲りずにもーっとお願いをやったり、空気の読めなさでは他の追随を許しません。最後は捨て身のダイブで栄光への架け橋です。
某デビ夫人によると、社交界でも殿方のハートを捕まえるのに威力を発揮するのはドジっ子アピールらしいですからね。さすがです。
菊池が結構役に立ってたのが意外。これで奏の心も取り戻せたらイイナ!