ポーション

mesmerizing2006-03-07

飲んでみました。粉末ラムネみたいな味でした。
ポーションで200円もするんだから、メガポーションだったら1000円くらいでしょうかね?その分甘さもパワーアップしそうだ。
何かが回復したような気はしませんが、とりあえず、トイレには行きたくなりました。



3月5日分。


吟遊黙示録マイネリーベ -wieder-「起点」
カミユ&ルーイの幼少期映像が短すぎかつ適当すぎて落胆している人がここにいます。


オルフェさんは、また花とお話してますね。危ない人ですね。ルーイ様の所の鉢植えは、水やってないのかぐったりしてますね。不精な人ですね。
新シュトラール候補生、エルムントにいきなりご自宅へ招待されたカミユさん(拉致ったわけではなかったらしい)。「小さな家で驚いたろ?」というエルムントに、「とても暖かい雰囲気の家だね」と答えるカミユさん。家の小ささについては否定しませんかそうですか。そりゃ名門伯爵家邸に比べれば、犬小屋みたいなもんですからね。しかしカミユはそこで、家族のためにシュトラールになるという夢を語るエルムントと、兄を尊敬し期待をかけ、シュトラールへの憧れを無邪気に話す弟妹たちを見て、自分とは違う境遇ゆえにシュトラールに執着するエルムントの気持ちを悟り、複雑な表情を浮かべる。一方、前校長に自身の輝きを指摘されるまで、エルムントにとってカミユたちシュトラール候補生は、遠くで輝きを放っているその姿を羨望のまなざしで見つめるだけの存在だった。だからこそ今の、輝きを失ってしまったカミユを惜しむ。
その頃エドは、カミユに対するルーイの無関心さを非難してますが、ルーイはちゃんと気にかけていると弁護するナオジ。オルフェもまた、カミユがあれだけ慕っているのだから、とバックアップ。意外とルーイのことについてだけは、鋭いところがあるオルフェですね(ほかは全然だが)。さすがライバル。そろそろこのふたりのボケ漫才が見たいなぁ。
ナオジの言葉を裏付けるように、迷うカミユの前に、ついにルーイが現れる。しかしそこはルーイ様。帰って来いというわけではなく、なぜこの家を出て学園にくることを選んだのか思い出せ、とヒントだけ落として去っていく。その言葉にカミユは、幼い頃、ルーイが話してくれた外の世界の話に目を輝かせていた自分の姿を思い出す。そのカミユを、久々の未来電波が襲う。エルムントの弟が樹から落ちる姿を視るカミユ。力を衆目にさらすことでまたカミユが傷つくのではないか、と恐れる兄の手を振り払って駆けつけたカミユは、間一髪、少年を受け止める。そのカミユをエルムントが受け止める。という、入れ子状態で、エルムント弟もカミユも無事。他人を助けることができた喜びに、カミユは思い出した。自分は、ルーイが語ってくれた外の世界で何ができるのかを知りたかったのだと。自信の輝きを取り戻したカミユの姿。過保護な兄も、自分が知ろうとしなかった弟の強さに気づき、学園に戻るというカミユの決断を承諾した。というか、お兄様、弟と話すためにしゃがんで目線を合わせるのはいかがなものか?どれだけ小さいんだカミユは?
カミユを迎えるオルフェ、エド、ナオジ。結局今回この三人は、困った困った言ってるだけで何もできなかったですね。そして、階段の上からその光景を見下ろし、何も言わずに去るルーイ様。でも、部屋に戻ってから鼻で笑ってたりする。この恥ずかしがり屋さんっ。鉢植えの花も見事に咲いてます。
実は私が世話しました(ナオジ談)。
新シュトラールたちも、ライバルの帰還を喜んでいるようです。案外いい奴らだな。
カミユ退学を校長に進言していた陰険教師は、今回の態度を見るに、単にオルフェたちに反感を抱いてただけっぽいですね。その割に王宮で小細工できたのはなぜだろう?そして校長が言う贖罪とは、やはりベルーゼに関係したことなんだろうか?



3月6日分。


Canvas2「クリスタルの白地図
霧の告白の結果は意外とあっさり成功したようです。いろいろあって、長期にわたって曖昧な友達関係の間で揺れ動いていたせいか、恋人という定義付けを得た途端、ふたりともいきなりバカップルモードに入ってますねぇ。しかし、ムードというものには縁がない浩樹さんは、せっかくのクリスマスにもロクなアイデアが浮かばない。情けないことに、またまた教え子に教えを請うわけですが、ここでエリスの想いを知っている美咲菫が放つ辛らつな皮肉が実に気持ちいい。AV妄想したり、菫さんは今回、多彩なキャラを見せてくれました。
そして、エリス。彼女の描いた絵は、奇しくも彼女自身が言っていたように、浩樹という心の支えを手放してしまった心細さを、彼女自身の態度より雄弁に語っている。それでも浩樹を縛ってしまうことを恐れて、明るく振る舞うエリスが切ない。一方霧はエリスの前で、自分が一番浩樹を理解していると言わんばかりの発言で、「彼女」の地位を得た優位性を誇示せずにはいられない。まだ不安なんだろうなぁとは思うけど、大人気ないことこの上ない。浩樹のためにそれを受け止めてあげるエリスは、やっぱ一番大人です。でも霧は、自分がしていることの醜さが分かってる分、今のエリスの状態が分かってない浩樹よりゃましだ。
ああそうか。浩樹が絵を描くということは、過去との訣別のためのイベントじゃなくて、エリスに自分の気持ちをさらすこと、エリスの気持ちを受け入れることにつなげるためのイベントだったんですね。さて、どうなるのやら。



『オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う』(ISBN:4044514011)『オペラ・カンタンテ 静寂の歌い手』 (ISBN:404451402X) 栗原ちひろ角川ビーンズ文庫
イラストに苦手意識があったんで躊躇してましたが、ビーンズ雑誌に掲載されていた短編で興味を持ったので手を出してみました。なかなか面白かった。
なんといってもメイン3人の距離感がいいですね。ミリアンとカナギ、ミリアンと詩人の関係が、友人のようであり、兄妹のようであり、はたまた師弟のようでもあったりと、さまざまな顔を見せてくれます。ミリアンとカナギは、恋愛に近いものに発展する可能性もありそうだな。ミリアンちゃんが絶妙に可愛いんだこれが。お兄ちゃんたちふたりがそれぞれ別方向にダメな人たちなんで、その度にミリアンちゃんが振り回されて、それでもついていこうとするところがけなげで泣けてきました。
とにかく、物語世界への興味よりも、この3人がどうなっていくのかということの方が気になります。先が楽しみ。