無題。

2月25日分。


今日からマ王!【最終回】「マた会う日まで」
最終回なので、一応感想。
環境的に後追いで見てましたが、完全オリジナルに入ってから、特に眞王が関わり始めてからはツッコミどころ満載の展開で、別な意味で面白かったかもしれない。どんどん深刻な状況に陥っていく原作に比べたら、アニメは終始のんびりした展開だったので、ある意味救いでしたね。キャラクター的には、陛下を筆頭として、お前誰?と言いたくなるような変換が行われていたのはご愛嬌。一方で、オリジナルの単発エピソードで原作を補完するような秀逸な内容があったので、地上波が再開されたら時々感想を書こうかな。



蟲師「山抱く衣」
久しぶりのOPなしの構成によって、Aパートでは今回の主役である絵師の半生をじっくりと描いておりました。
自分の原点から離れちゃいけないってことでしょうか。人間も蟲も。



2月26日分。


金色のガッシュベル!!「ファウードの守護者 アースからガッシュへ 託される未来」
何で防御のティオが攻撃力として残ることになってるんでしょうね?アースはあっさり送還されましたが、キースは送還されたんだろうか?本は燃えてないようだったけど。バリー対キース戦が実現したら、かなりレベルの高いバトルじゃないと納得できないと思うので、アニメ・オリジナルでコメディ方面への逃げたのは、的確な対処だと思います。実際、いも天対決はかなり楽しかったので、この部分に関しては満足。バリーはアニメではどんどんコメディ・キャラにされていってるなあ。
清麿には、ロックの解除くらいさくさくやって欲しかった。自分で頼んでおきながら、決してフォルゴレがロックを解除したとは思わなかったサンビームの冷静さが光ってました。



おねがいマイメロディ「みんな一緒だったらイイナ!」
こんなに早く黒音符が99個集まるなんて思わなかったですね。視聴者もバクも。それでマイメロの心配してるバクは相変わらずいい奴なんですが、マイメロだけの問題じゃないってことに、とうとう気づくことになりました。もっとも、バク一家に犬小屋提供するような柊と、一瞬バクの心配してたくせにすぐに柊に篭絡されてるクロミ相手じゃ、バクが説得できるとも思えない。クロミ様も、もう少しバクの存在のありがたさに気づこうよ。
今回は、危機的な状況の割には盛り上がりに欠けるエピソードでしたが、瞬時の判断で夫を気絶させて、メロディマークの餌食にしてるバクの肝っ玉母さんはカッコよかったです。ずっと不思議だったんだけど、旅行ライターだけやってて3人の娘を養っていけるものなんだろうか?
そして次回は、アーティストの悲哀、ポエムに行き詰った美紀の話らしいです。美紀さんのポエムで世界が救われてもなんかイヤなので、どなたか代役を名乗り出てくれませんかね?この際、羊でもいいから。



吟遊黙示録マイネリーベ -wieder-「楽園」
オルフェたちに書き置きと鉢植えを残して学園を去っていったカミユ。部屋の前に鉢植えなんぞ置いたら、ドアを開けたときにうっかり倒す奴がいそうなもので、ルーイ様あたりがやってくれるんじゃないかと密かに期待してましたが、どうやら無事だったらしい(ちっ)。前回でご実家の一件がひと段落したエドですが、カミユの退学願いを受理した教師に食って掛かろうとしたオルフェを止めに入ったりして、落ち着く暇もありません。オルフェと一緒にいるとトラブルには不自由しないようで、貧乏くじ引いてますねぇ。
実家に帰ったカミユにお兄さまは大喜びで、説得に来たオルフェとエドを追い返す(オルフェって、なんで発言するときいちいち立ち上がるんでしょうかね)。その頃ルーイは、王弟による国王暗殺未遂を母上にチクった者がいたことを知ってアンニュイな気分。多分、あちこちに火種を蒔いているベルーゼの仕業だろうけど、そう言えば、失脚した王弟はルーイ様のお母様にとってお兄ちゃんに当たるのか。そう考えると、渋い兄、バカ弟、のんびり妹と、なかなかバラエティに富んだ国王兄弟です。そんな実家のごたごたに巻き込まれているルーイは、カミユを連れ戻すために動く気はさらさらないらしい。心配するナオジに向かって、「お前はまだあれをよく理解していない」と自分の対応に自信満々。カミユの出奔は学園内でも話題になっており、落伍者が出たことに喜ぶ者もいる一方で、「あいつは見た目ほど弱くない」とカミユとの実力勝負を望むニコラスに、意外そうな視線を向けるルーイ様。こいつノーチェックだったけど、案外カミユを理解してるじゃないか、という有望なお友達候補を見つけた親御さんのまなざしなのが笑えます。
色んなとこで暗躍してクーヘン王国を混乱に陥れようとしている(?)ベルーゼは、ヴェルナー校長と密会。「お前が来てくれて嬉しい」「あなたとのかかわりを他に知られたくなかった」という会話から、私の愛人説が信憑性を帯びてきたりしてます(あらびっくり)。ヴェルナーはベルーゼに特定の生徒の情報を渡していたようで、ベルーゼはこれをアイザックに渡し、さらなる調査を命じました。カミユの退学を知って、「手間が省ける」と言っていたことから、シュトラール候補生の情報に間違いはなさそうですが、それはカミユたち旧シュトラール組に関するものなのか、それともシュトラール候補生全員が含まれるのか?そして、彼はそれを何に使うつもりなのか?新シュトラール候補生、エルムント・ザ・イケメンにどこぞへと連れて行かれたカミユの運命は?とうとうヒロイン誘拐というベタな展開か?次回予告のカミユ&ルーイ幼少期バージョンに舌舐めずりした私の運命やいかに?
オルフェたちがカミユのために行動しようとしている姿を見て、学生だった頃を懐かしむ眼鏡教師。その語りは、前作で国王と前校長が語り合っていた内容を思い起こさせます。というわけで、うちの相方は、眼鏡教師=前校長のクローン説をぶち上げました。
んな種な展開ヤだ。



2月27日分。


Canvas2マーマレード色の夕暮れ」
エリスさんのオムライスは、殺人的な領域から脱したようです。継続は力なり。
浩樹と霧の会話は、確かに小学生レベルかもしれない。というか、霧と柳が食事すると聞いて、何食うんだ?はないだろが。しかも、生徒に女心の機微を教わるなよ。そんなぼんやり浩樹でも、柳に盗作されたときには、仕返しを考えたと知ってちょっとほっとしました。それが正常な反応ですよね。だけど今の彼は、柳の作品を心から賞賛し、怒りに任せて友人を告発するような行動をとらなかったことをよかったと思っている。この時点で、浩樹は既に過去の苦い記憶に決着をつけているんじゃないでしょうか?彼が絵を描くかどうかは、もう大して重要なことじゃないような気がしてきた。
一方の柳は未練たらたら。霧に無理やりキスを迫って「謝らないよ」はないもんだ。そこは謝っとけ。自分の気持ちに素直になるなら、言葉で言えば十分だろうに。どうも柳画伯は、無意識に自分を正当化する癖が抜けていないような気がします。霧の背中を押したのも、その一環の自己満足としか思えない。かなり的確な分析をしていた霧の先輩に、ぜひご意見をおうかがいしたいものです。
まあきっかけはどうあれ、霧は二度目の告白に踏み切ったわけですが、予告から察するに告白は成功したってことだろうか?