無題。

2月7日分。


ガンパレード・オーケストラ西部戦線異状なし
さよなら芝村。キュートなあんたに会えたことだけが唯一の収穫だったよ。
というわけで、作り手側からやる気が感じられないので、しばらくこの作品からは距離を置きますわ。



2月8日分。


灼眼のシャナ「砕ける願い」
なるほど。調律師が吉田さんを選んだのは、この町のイメージを正確に描くことが出来るからなんですね。
運命の祭の日。吉田さんは悠二の本来の姿を知り、シャナの本来の姿を知り、悠二と佐藤もお互いの裏の姿を知る。それぞれバラバラにフレイムヘイズにかかわってきた彼らの関係は、これからどのように変化していくことになるのか。
なんてことよりも、悠二をめぐる三角関係の方が大変な状況で大変です。ああもう、浴衣バージョンのスペシャル・シャナがここまで想いをさらけ出しているのに、なんで気がつかないのかなあ悠二。そこでぎゅっと抱きしめなくちゃ!救い難いばか者め。
マージョリーさん、外人さんだからよく分かってないのかもしれないが、もう少し抱き幅の広い浴衣を着ましょう。



IGPX「無防備な心」
新顔ホワイトスノーがエイミーを心理的にゆさぶり、みんなの気持ちがすれ違い始めた。そんな中でも、なんとかチームをまとめようとするリズはやっぱ大人だ。タケシが全然チームを引っ張ってない分、彼女のカッコよさが際立ちます。ザナックがサトミの作戦を読んだのは、そこまで分析できていたからなんだろうか?それとも、なんらかの方法で情報が漏れたとか?



2月9日分。


BLACK CAT「まどろむ猫」
クリードを追っているうちに、サヤにそっくりな少女に出会うトレイン。時間軸も現実の境界もかなり曖昧に描かれていて、いろいろと解釈できる分、BLACK CATには珍しく歯切れの悪いエピソードでした。たまにはこんなのもいいか。
でもイヴとスヴェンの出番が少なすぎなのは困ったもんです。



舞-乙HiMEホワイトアウト
何の抵抗もなくアルタイの統治を受け入れたヴィントブルームの国民たち。マシロは逃亡生活の中で、国民の自分に向けている感情が、敵意どころか殺意を伴った憎悪であることを思い知らされることになる。女王としての生活が、いかに自分勝手な幻想の上に成り立っていたものだったかを知り、また、尽くしてくれた臣下の危機に動くこともできない自分の弱さを突きつけられ、自身の存在価値すらも見失ってしまう。
という重い展開なので、本日の見所はハルカさんの石頭でした。
ベタな小ネタもこぼさず拾おうとするばっちゃが気になる。



彩雲国物語 光降る碧の大地』雪乃 紗衣/ビーンズ文庫(ISBN:4044499098)
個人的注目ポイントとしては、祝・若様復活!!。もっともこれから先、これをどうやって扱っていくのかという不安もないわけでもないが。
とにかく今回は、龍蓮だの柴彰だの、私の好きキャラ揃い踏みで大変満足いたしました。秀麗の官吏としての覚悟を再確認する話でもあって、安易に描写された絵空事だと分かっていても、こんな風に誠意で結ばれた官吏と人民の理想的な関係を見せられるのは嬉しいものです。ただし、あの決着の付け方はちょっとずるいかなという気もしないではない。全体が暗い雰囲気だったので、それでも許せたけど。