無題。

1月18日分。


灼眼のシャナ「炎の生まれた日」
私の中で混乱は続く。
とはいえ、先週よりも分かりやすかった。つまり、ヴィルヘルミナアラストールの部下じゃなくて、ティアマトと契約したフレイムヘイズだったと。でもヴィルヘルミナさん、その仮面はちょっと変態くさくてあんまカッコよくない・・・。ティアマトもぼそぼそしゃべりなんで聞き取りにくい。しかし、ヴィルヘルミナアラストールのためにシャナの養育係をやってたのは何でだろう?アラストールとティアマトがお友達?それとも、シャナの前任者とヴィルヘルミナがお友達とか?独り立ちしたシャナ、アラストールの下へと向かうシャナを見守るヴィルヘルミナが、まるで我が子の巣立ちを見送るような、誇らしげなのに淋しげな表情だったのが印象的でした。そうやって見送ることができるヴィルヘルミナが、とっても愛しく思えてきた。ここら辺って、原作ではもっと丁寧に描かれているのかなあ。
シャナにふいを突かれてびっくりしちゃったシロちゃんが、うっかり天道宮の外壁を壊しちゃったので、トモガラだのミステスだのがわらわら湧いてきてもう大変。それとも、これはうっかりじゃなくて、シャナの成長に伴ってこうなるようにあらかじめプログラムされていた行動なんだろうか?せっかくのシャナとシロちゃんの可愛いシーンが、空気読めないバイク男のせいで台無しだったのが残念。
そしてシャナは、アラストールとの契約を交わし、ニエトノのシャナを持った最強のミステス、天目一個と闘うことになる。今現在シャナがニエトノを持ってるってことは、シャナは結局天目一個に勝つんでしょうね。それより気になるのは、シャナの前任者。彼女のことを語るアラストールの様子は、まるで先立った恋人のことを懐かしむようだった。どんな人だったんだろう?アラストールはこうやって何人ものフレイムヘイズを見送ってきたんだろうか?
前のEDの、本編に被せたイントロの入り方が好きだったんだけどな。



IGPX「明日へ」
先週盛り上がった割には、タケシとカニンガムの勝負がありきたりでがっかり。どんな新鮮なバトルが展開されるのかと思ったら、今さら心の眼はないでしょう。スリップストリームもないでしょう。サトミのマシン性能がよっぽど勝ってない限り、あそこで逆転はないような気がする。リズたちのバトルの方がよっぽど面白かった。いや、一番面白かったのは、アンドレがロケット・ジョージだったと明かされたときのタケシの反応かも。



ガンソード 〜夢見る頃をすぎても〜』倉田 英之/角川スニーカー文庫(ISBN:4044719012)
読もうと思ってたのに、すっかり忘れてました。これはガンソードが好きだったら買って損はないですね。
ギャレット兄妹の幼少時話、駆け出しの頃のカルメンの話、そしてヴァンのバカ話で構成されてますが、特にギャレット兄妹の話は、本編中でやってもよかったんじゃないかというくらいの内容で、ミハエルがカギ爪に傾倒していくようになったその素地が垣間見えます。
もっとも、本編のギャレット兄妹は他のキャラクターに比べて過去映像が多かった方だから、本編はあえて過去ではなく現在のみを見せるように意図していたのかもしれない。
で、私の一番のお気に入りは、三本目「平成天才ガンソードさん」。
出だしからヴァンがバカです。読み進むとヴァンがバカです。ラストはヴァンがバカです。
カッコよすぎて、ヴァンに惚れます。これこそ本編中でやって欲しかった。