思ったんだけど。

Canvas2と練馬大根は、どっちも月曜に見ちゃダメですね。
なんでみんな、週始めからこんな濃い内容を見せたがるんだろう?



1月9日分。


Fate/stay night「始まりの日」
コンパクトにまとめるか、飛ばすかしてもそれなりにどうにかなりそうな主人公の背景情報をいちいち説明してくれるおかげで、話が全然進まない。画面も話の進め方も、丁寧に作っていこうとしているなという印象はありますけど、その分、これから面白くなるのかどうかすらも見えない。とりあえずは見続けるつもりですが、主人公の独白が少々過剰なので、次回は改善されることを希望。



1月10日分。


Canvas2「セピアのトライアングル」
ハーレムしない正統な恋愛ドラマだと思ったら、ご丁寧に恋愛ドラマの王道に突入してくれた。どうしてくれよう?このどうしようもない男ども。
浩樹は、変にカッコつけて後で取り返しのつかないことになる前に、じっくり柳と話し合ってみるべきだった。本当に柳との友情関係を大事に思ってるなら、柳の表面上の行為や態度の裏にあるものを、怒ってでも泣いてでも引きずり出すべきだった。彼の気持ちに耳を傾けるべきだった。それをプライドから何も出来ず、自縄自縛状態に陥っちゃってるんだもん、呆れるほど情けない。
柳もさぁ、言えばいいじゃん。お前は霧の心を手に入れたんだから僕に借りがある、僕が絵を手に入れたっていいはずだと思った、って。それを、僕の家は云々と姑息な言い訳持ち出したもんだから、一気に脱力。だって違うでしょ?本当に家庭の事情のせいでどんなことをしてでも入賞したいと思ってたんなら、そして、浩樹を友人として信頼してるなら、土下座してでも、あのモチーフが必要だから使わせてくれ、って頼めばいいわけだし。三人の関係を壊したくなくて霧の告白をフイにした浩樹だったら、許してくれたかもしれない。それをしなかったのは、奪いたかったのが絵のモチーフじゃなくて、モチーフの彼女だから。そして、それを口に出したら負けを認めることになるから。
せめて柳が霧の幸せを願って三角関係を壊そうとしたんならまだ救いがあったんだけどねぇ。
負け犬と負け犬になることすら出来なかった奴。まさにお似合いなお友達関係。エリスも霧も、ほかに男を捜した方がいいかも。



練馬大根ブラザーズ「俺の練馬大根をおさわりください」
ミュージカル仕立てって難しいですよね。どんなシリアス・シーンであっても、匙加減次第ですぐに失笑へと転がっちゃうから。それならいっそギャグでやってしまおう、ってなアプローチは正しい。
駄菓子菓子、週始めからこの世界に入るのはかなりツラい。特に今回はその前のCanvas2の内容が内容だっただっただけに、その揺り返しで脳みそシェイクが出来上がっちゃって、一体私は何を見たんだろう・・・と、これ終わって15分くらい、TVの前でぼーぜんとしてました。
とにかく、動きすぎ、歌いすぎ、しゃべりすぎ。カットの細かさとかに目を奪われて、こんなに手がかかるもの、これから大丈夫なんだろうか?という不安の方が先に立ってしまった。週末にでも、も一度見よう。
主要三人のテンションの対比が面白かったです。