無題。

金色のガッシュベル!!「脳を目指せ! 爆走ファウード 必死の再突入」
どうやら、オリジナルで畳み始めたようですね。原作が止まってる状態じゃしょうがないか。これからは、原作既読者にも未知の世界が広がることになりそうです。
オリジナルながらキャラクターの動かし方にそれほど違和感を感じないものだったし、特に、原作にもないウォンレイ対ロデュウという組み合わせのシーンでは、ウォンレイの動きが出色の出来で、作画が低調だったにもかかわらずかなり見せるものになってましたので、来週も楽しみです。しかし、ガッシュの特長ともいえる対ウ●コ戦のような展開がないと、普通のバトルものになってしまうような・・・



おねがいマイメロディ「ナンバーワンになれたらイイナ!」
今年もマイメロは元気です。柊の前で、歌の顔に朝食べた納豆がついてるんじゃないかとか、バイオリンの弓と箒を間違えてたとか、歌ちゃんを陥れる気満々なのが頼もしい。一方の柊は、本格的に歌ちゃんにフォーリンラヴらしい。彼のブラックパワーも減退しているようで、悪夢魔法サイドに危機が!という状況で、またもやクロミのうっかり炸裂。クロミさんたち、悪夢魔法使う前に、対象の背後関係をきちんと洗った方がいいですよ。
今回のターゲットは、柊のご学友、柿崎。柊サマに友達がいたことにびっくりしたけど、案の定、表面だけの友達で、本当は柊に嫉妬して、トラウマ・ノートを書き溜めてるような奴だったわけです。つか、クロミさん、柿崎ノートに文句たれてるアナタには、人の振り見て・・・という言葉を送りたい。柿崎のパワーは、全校生徒を巻き込むナンバーワン決定乱闘戦へと発展。一番の見所はもちろん、美紀対羊の不気味なポエム対決(なんであの羊の言うことが理解できるんだろう・・・)。実況クロミさん、解説マイメロさんという組み合わせの素敵なコンビネーションで場を盛り上げつつ、最後は迷うことなくフラットをメロディマークの生贄とし、フラットくんも適当な処置で役目を終えましたとさ。あんたら、すっかりルーチンワーク気分だな。
柿崎は柊と組み合わせておねーさんたち向けの妖しい関係まで提供してくれるのかと思ったら、あっさり転校ですか。さすがのスタッフも、そこまでの気遣いはなかったか。



1月7日分。


タクティカルロア「アイ、ショーティ!」
なんかキャラクターがみんな電波飛ばしてるようなのばっかだなぁ。もうちょっと可愛い女の子がいてもよさそうなもんなのに。
というわけで、キャラクターにも状況設定にも一切興味を惹かれなかったので、パスいたします。



落語天女おゆい「花のお江戸に天女舞う」
一話目で基本設定を出来るだけ詰め込む駆け足展開が多い中、中途半端なところで終わったこの作品は、かなりスローな滑り出しといえます(現代の女の子たちが、江戸の天女の任を引き継ぐであろうことは予想がつきますが)。歌丸さんの出番で全て持ってかれたと言おうか、歌丸さんのパートを短くしたら、もうちょっと物語も進んだんじゃないだろうか?
とりあえず、お嬢様のキャラは面白かったので、来週も見てみることにします。



陰からマモル!「まもり続けて四百年」
とっても分かりやすいキャラ立てと状況設定で、ひねりもない分、安心して見ることができました。悪役が典型的なコメディ仕立てなので危機感もなく、ちょっと物足りなさもありますが、十分楽しめた。特に、マモルの両親のキャラがいい味出してるなぁ。しばらく見続けてみることにいたします。
でも、これは夕方の時間帯に持っていってもおかしくないタイプの作品ですよね(それを言ったら、カレイドスコープもそうだったけど)。



蟲師「硯に住む白」「やまねむる」
新年になっても変わらずハイクオリティに陰りがないことが逆に恐ろしいくらいです。
1本目は、化野先生うっかりの巻。硯の作者が婚約者と結ばれなかったのは、不運と言ってしまえばそれまでなんですが、彼らの住環境の違いがふたりの生死を分けることになったとも言えるのが切ない。
2本目では、ギンコの背景を軽く紹介。どうしようもできない自然の力を誰よりもよく理解していながら、それでも抗おうとしたギンコの姿が印象的な一編。EDへの入り方も含めて、そのクオリティのあまりの見事さにヨッシャ!な気分になってたら、五十嵐卓哉がコンテ、演出を担当していたという自分的オチがつきました。