Mr.&Mrs. スミス観てきました。

B級作品好きとしては、かなり楽しませてもらいました。
とにかく、自分ちにそんなもんあったら気づけよ!とか、何だそのド派手な逃走手段は?とかいうようなツッコミどころが次から次へと登場するし、無駄なガジェットてんこ盛りだし、後半の銃撃戦&カーチェイスもかなりエキサイティングかつ笑わせてくれます。でも一番笑えたのは、お互いに対して道端の石ころ程度の視線しか送っていなかった倦怠期も末期の夫婦が、互いの正体を知った途端、熱を帯びた瞳で相手を見つめ始めたところかもしれない。
まあ、結婚生活には刺激が必要、ということを言いたかった作品なのかもしれない。きっと。



12月25日分。


ぱにぽにだっしゅ!【最終回】「一寸先は闇」
ああ、こう来たか。
先週でハジけられるだけハジけた分、今週は全キャラ紹介のエピローグ的展開で、第1話と対になるような構成でした。通常だったらどっかアサッテの方向に発展しそうな場面も、寸止めで大人しくまとめてる。黒板ネタが別れの言葉満載なんで、画面はいつものぱにぽになのに、妙にしんみりとしてしまいました。でも最後にきっちり、「先生だぞぉ」をやってくれたのはウレシイ。多彩なキャラクターそれぞれの行動(特にC組)を楽しませてもらったけど、私にとってはベッキーの可愛らしさがピカイチでした。ついでに言うと、ベスト・エピソードはやっぱ、一条さんと宇宙船艦長の話だった。
とにかく最初から最後まで、視聴者がついてくるかどうかはあまり気にしてないように見えて、実は視聴者にアピールしつつ、やっぱり好き勝手に思いついたことを詰め込んで、ネタ・アニメというジャンルの極限を追求し続けた作品でした。もはや、「ぱにぽに」というジャンルを作ってしまったような気がします。
まあ結局、バカ楽しかった!!という言葉に尽きるんですけどね。続編も作れそうだけど、色々やり尽くしてしまったような気もするしなあ。