ワンピSP

前半の大ボケ大会が好きでした。
きっとこれはサンジ好きへの最後の贈り物。これから先、こんなにたくさん彼が画面に映ることは二度とあるまい。



12月17日分。


蟲師「重い実」
結構微妙な話。
貧しい農村で、少しでも多くの実りを得るため力を尽くしていた男には、たった一度の誘惑に負けて自然がもたらす恵みを操作したことで、大事なものを失った過去があった。ギンコがしたことは結局、それをなぞったようなものなんじゃないかな?たとえ男の望みであったとしても、最も不自然な形で男の人生を歪めたことが引っかかるんですよねぇ。



12月18日分。


金色のガッシュベル!!「呪いのタイムリミット 封印を砕け! 届けガッシュの想い」
本来なら前半にかなり細かい説明台詞が入っているはずなんですが、そこら辺は思い切りよくカットして、今回の最大の見せ場にたっぷりと時間を取ることに集中した脚本は正しい。ファウード復活に向けて次々に放たれる魔物たちの最大呪文の描写もかなりの迫力で満足しましたが、何といっても、一番の盛り上がり場面であるガッシュたちの到着、そしてファウード解放までの演出が、BGMともに最高にカッコよかった。作画もOKだったし、久しぶりに、ガッシュを見ててドキドキワクワクいたしました。ここにちゃんと力を入れてくれたことに感謝。
ホントに満足度が高かった。



おねがいマイメロディ「賞がとれたらイイナ!」
今回話自体のパワーには欠けてましたが、マイメロが素敵すぎて魂が震えました。
でっかい音に驚いて歌に抱きつき可愛さアピールしたと思えば、目の前から一瞬にして消えたみなさんを探そうともせず、「足が速い」という一言で片付けるそのいい加減さ。小暮とフラットがその異常な状況に気づかなければ、歌ちゃんたちは閉じ込められたままだったでしょう。小暮が捕まっても、慌てず騒がず「お茶でも飲んで落ち着く?」という実にのんきな提案でフラットの心を凍りつかせるお茶目さんな一方で、菊地のハートをえぐるようなナイスな一言をお見舞いする(ママにそっくりだねぇ・・・)。間違いなく、完全無欠のヒロインですね。しかし、歌の中でもフラットくんはメロディ・マーク要員として認識されてるんだなぁ。
クロミと美紀による歌ちゃん踏みにじりというマニアックな場面も捨てがたい。座敷わらし扱いされて泣きぬれているクロミさんがカワいらしかったです。美紀の変なコスプレはスタッフ内ブームなんだろうか?



ぱにぽにだっしゅ!危急存亡の秋
ここまで来ても己の所業を反省する気なんかさらさらないなスタッフは、カオスをトップギアに入れ、流れなんか無視した縦横無尽の暴れっぷり。シバリは地球の危機。これのみ。なんせぱにぽにですから、これくらいの無理やりなネタ詰め込み、今さら驚きゃしません。ホント、バカだなぁ。それを楽しんでる自分も救いようのないバカだなあ。しかも結局、今回一番心に残ってしまったのは、なぜかくるみのウエイトレス姿だったりするんですけどね。
ここまできたら最終回は、放送事故寸前の画面になるか、あるいは恐ろしくまともなドラマが来るか。どっちにしろ、やっぱバカだよなぁ、となることは間違いなさそうです。