木曜深夜作品のシリアス色が強くなってきて困った。

12月8日分。


IGPX「対決」
これは本当にスレッジママの妨害工作なんでしょうかね?ここまであからさまにやったら、痕跡をたどるのも簡単そうだし、自分たちの首を絞めるだけじゃないかな。まさか毎シーズンこんなことやって上手くごまかしてきたわけじゃなかろうに。サトミにそこまで危ない橋を渡る価値があるとは思えないなぁ。まあいいわ。タケシとリバーの勝負の行方だけ楽しみにしてよう。



12月9日分。


BLACK CAT「暴走する猫」
変態クリードが色物軍団を引き連れてトレイン勧誘。でも振られてしょんぼり帰っていきましたとさ。
要約するとこんなところでしょうか?トレインに睨まれて小さくなってるクリードが面白かったです。正直、彼の壮大な構想には全く興味を惹かれないので、時々こうやって道化をやりにだけ出てきて欲しい。後はスヴェンのヘビー過去が明らかになったんですが、できれば紳士もおふざけ要員に徹してて欲しいです。というか、そろそろ、ぱぁーっと明るいエピソードが見たいですね。最近イヴも全然目立ってないし。祭と聞いて花火を思い浮かべるイヴが可愛いらしい。やっぱ、あの最初に見た祭のイメージが衝撃的だったんだろうなぁ。考えてみれば、あの祭りの日がすべての始まりだったんだなぁ。



舞-乙HiME「それが乙女の一大事」
何でチャイルドまでいるんだろう?デュランもいるならまずデュランを出してください。
この話って前作とは別世界の話なのかと思ってたので、なんだか混乱してきました。ミドリはヨウコの幼馴染らしいし、しかもふたりと一緒に写真に写ってるのは、黎人サマっぽいし(今作でいうとラド?)。そうじゃなくてもアシュワドだのシュヴァルツだの色々出てきてどっちがどっちが分からなくなりつつあるのに、前作の人間関係が被ってくると余計こんがらかってきてます。
そんな中でもハルカは変わらずに体を張ったいいボケをかましてくれてひと安心。ハルカとユキノのコンビはオアシスですね。



ローゼンメイデン・トロイメント「人形師」
とうとう蒼星石が、薔薇水晶にそそのかされてアリス・ゲームの開始を宣言。真面目な蒼星石らしいけど、そのきっかけとなったローゼンのイメージも薔薇水晶の仕掛けっぽいんだから、まんまとはまっちゃダメだよ蒼星石。前に出てきて欲しいとは思ったけど、こんな形で出て欲しくはないよ。このままじゃマジで危ないよ。というか、蒼星石ミーディアムってじーちゃんじゃなかったっけ?まず、じーちゃんの方がもたないような気もする。
絶好調の薔薇水晶は、水銀燈にも、ローザ・ミスティカでメグが助かるとか吹き込んでいます。その言葉に心を動かされた様子の水銀燈。彼女が苦しむメグの傍についていてあげて、本当にメグのことを心配している様子だったが意外でした。水銀燈、キャラ変わったな。
このふたりがシリアスを背負ってくれてる分、金糸雀がすっかり桜田家に居座って、雛苺と新おバカコンビを結成。桜田家、ますます大混乱。一方、ひたすらわが道を行く真紅はというと、今日もTVの前でくんくんに夢中。ごっつ夢中。正気に戻ってください真紅さん。これだけリアクションもらえば、くんくん(というか番組制作スタッフ)も本望でしょう。今回一番笑かしてくれたのが、この真紅さんでした。覚悟を決めてからの真紅さんは、安定感があるなぁ。代わりに、蒼星石のことが心配な翠星石がちょっと不調(ジュンに抱き上げられて頬染めてたのは可愛かったけど)。ワタクシ的には軽いノリが好きなんで、このまま真面目な展開になっていったらかなり辛いかもしれない。
薔薇水晶と人形屋は、それぞれ自分のやりたいことをやってるようですね。共犯者というより悪趣味仲間のような印象を受けました(最後にお互いを切り捨てそうな)。薔薇水晶はアリス・ゲームでの勝利が望みなんだろうけど、人形屋が何を企んでいるのかは謎。ただ単に遊んでるだけなのかもしれない。で、人形師は彼らのやっていることに全く気付いていないか、気付いてても何かする気力がないかでしょう。多分彼が真紅の言う、ローゼンの魂を受け継いだ類の人間なんでしょうから、最後の切り札になりそうではあるけど。
人形師がジュンの頬を触った時には、いきなり変態行為に!?とか期待しましたが、あれは人形に近づけてもいいくらい清潔な状態かを調べたんですよね?ジュンに髪を切れとか言ってたけど、言ってる本人だって鬱陶しい髪してると思う。