連続してGPOを見逃している今日この頃。

11月23日分。


灼眼のシャナ「麗しのゴブレット」
恋してますかーーーっ?恋が一番。恋をしたらなんでもできる。
というわけで、「恋をしてるので地に足がつかない」を律儀に実践してみせてくれるシャナ。悠二が傍にいてくれれば、マージョリーも簡単に蹴散らしちゃう。しかも、悠二は身の安全はフリアグネの指輪という防御システムが保障してくれるので、想いの力を存分に発揮して圧倒的な強さを見せます(フリアグネもたまには役に立つもんだ)。で、勢いに乗っているときはいいけど、いざ冷静になると、悠二がしがみついてくるのを待っているだけで顔が紅くなっているさまがまた可愛い。一方の悠二くんはやっぱりニブい。シャナの胸に顔をうずめた自分の状態に気付くまでのあのタイムラグはなんとかならんもんか。
町を修復するために使った存在の力は、どのくらいの時をかけて集めたものなのか、とラミーに問う悠二。さすがのラミーも一瞬虚を衝かれた表情になって、それから微笑む。そんな風に、ごく自然に他人の時間の重さを慮ることができる悠二の凄さに、ラミーも気付いたんじゃないかな(そういうとこは敏感なのに、なぜシャナの気持ちに気付かない?)。
ただし、今回はシャナと悠二の物語というよりはむしろ、マージョリーマルコシアスが主役。マルコシアスマージョリーという器に力を満たし、満たされたマージョリーの姿がマルコシアスの心を満たす。マルコシアスマージョリーをゴブレットと呼んでいた意味が分かりました。このふたりの関係って、憎まれ口叩きながら長年連れ添ってきた夫婦みたいですね。マージョリーは何もかも無くした絶望から復讐を考えたようだけど、今の彼女にはちゃんとマルコシアスがいる。マルコシアスだけじゃない、パシリのふたりだって、きっちり姐さんを待っててくれました。ボロボロにされてからのマージョリーの言動がまた絶品。儚げに見えたかと思うと、ふてぶてしい。最後の涙は一体どんな表情で流されたものだったのか、想像するのもまた楽しい。
で、マージョリーの仇って具体的に何者なのか?悠二の持つ宝具にはどんな意味があるのか?ラミーの反応を見るに、結構リーサル・ウェポンっぽい。偽名を名乗ってまで存在の力を集め続けるラミーは何を待っているのか?
そんなこんなで次回、これまで以上に過酷な、目を覆いたくなるような肉弾戦が悠二を待っているらしい!とっとこがんばれ悠二!!