無題。

11月2日分。


IGPX「我等、集う時」
決着、はやっ!まあ皇帝相手ではこの程度しかできないペーペーチームだってことですね。
単なるスカしたライバルキャラなのかと思ってたリバーですが、理不尽な行動はしないし、彼がフォワードに固執するのも、それなりの実力があってのことだったんですね。なのに、自分より優れてるとは思えないタケシが皇帝に完膚なきまでにやられて、その上、少なくとも表面上は大してショックを見せずに、負けて当たり前なんて態度をとられたら、そりゃ納得できないよな。今回は、リバーに大いに同情しました。タケシは天然すぎる。
次回あたりでフォワード争いに決着がつくんでしょうか?凄腕エンジニアも味方につけたことだし、そろそろ初勝利といきたいものです。



11月3日分。


BLACK CAT「決意する猫」
トレインがメインにきているという珍しい回(いや主役だから)。トレインとクリードの小競り合いはよかったんですが、いかんせんトレイン中心だと展開が真面目で暗くなってしまうのが玉に瑕。せっかく一緒に暮らし始めた紳士とイヴをもっと見たいです。クリードはなんかイヤンな空気を振りまいてるなぁ。



舞-乙HiME「学園と制服とあたし♪」
なんだかシンデレラで足長おじさんになってきました。といっても、いじわる姉さんやお助けおじさんが誰なのか、かなりバレバレだったりしますが。とにかく、学費の心配はなくなって、友達もできて、決意も新たにしたアリカに怖いものはないってことですね。反発しながらも結局アリカを助けてしまってるニナはいい子だなぁ。オトメ最有力候補のアカネに惚れてるカズヤを待つのは悲しい結末か?どこまでも不幸がつきまとう男ですね、カズくん。そして、ナオは一体どんな生活をしてるんだか。



ローゼンメイデン・トロイメント金糸雀
これは私の好きなローゼンメイデンです。
自称・頭脳派だが、いやお前その行動はどう好意的に解釈しても頭脳派じゃねーだろ、という金糸雀桜田家に侵入。一方、侵入者の存在に気付き、その痕跡から犯人の居場所を割り出そうとはりきるローゼンメイデン探偵団。みんな、なんでそんなにくんくん好きかなぁ?中でも静かな情熱を燃やすくんくん崇拝者の真紅は、密かに入手していたくんくん変身セットを装着するという、アイタタなワンフーぶりを披露。そんなレアものを当てたからには、きっとくんくんとは運命でつながってる、てな感じになっちゃうところに、ワンフーならではの悲しい思い込みが垣間見えてしまいます。しかも、普段は常識的な行動をとる蒼星石まですっかりなりきって大仰な推理をし始めたんで、それに感動した翠星石に派手にドつき倒される真紅さん。本当に気の毒で悪いんだけど吹きました。いえもちろん、その後、動揺を隠して体勢を立て直した姿には感動しましたけどね。今回の真紅さんの行動は、先週までの鬱が嘘のように、かなりブラボーな面白さ。結局金糸雀が自爆したので、彼女の奇襲作戦は見事に潰えたわけです。
やっぱバカでしょう、この子。
雛苺の「ごめんなさいなの」はかわいいなぁ、などと感動しつつ、気が付けばドールズが勢ぞろいしたわけで、来週はなんだかバトルが始まりそうな予感。今日みたいな話の方がいいです。



A/Bエクストリーム―CASE‐314エンペラー』(ISBN:4840220719)
『ニコラウスの仮面―A/Bエクストリーム』(ISBN:4840221421)
『アプラクサスの夢』(ISBN:4840227004)
シャナが面白かったので読み始めたこのシリーズ。すべて読んでからちょっと後悔した。完結してから読めばよかった。次が気になってしょうがないです。
とにかく世界設定だの出てくる玩具類だのの設定がやたらてんこ盛りで、この類の話を読んだのは久しぶりでそれだけでも楽しかったんだけど、それらを駆使した息をもつかせぬアクションが展開されるもんだから、あれよあれよという間に話に引き込まれてしまいました。難を言えば、説明が不親切というか、言葉が足りない部分があって、もう少しきちんと文章を補った方が分かりやすいのにと思います。ただそれも裏を返せば、余計なところにぐだぐだと文章を割かないという特長につながってたりもするんですけどね。それはキャラクターに関しても言えることで、どのキャラクターも生き生きとして魅力的だけど、特別キャラクターの描写に時間をかけているというよりは、物語を通して見られる、危機を前にしたときの彼らの行動に魅力を感じる部分が大きい。
ただし三作目の 『アプラクサスの夢』は、若干キャラクター重視の傾向が見られるので、前二作と比べて少しテンポが違うような印象を受けました。みんな誰かに何か伝えようとしてすれ違っている、その状況がちょっと切ない。ここでキーとなっている要素(この世界特有のシステム)は、今、アニメのシャナで描写されている状況と少し重なるところがあるかもしれない。ちなみにこの巻にいたってやっと数々の設定図を巻末に載せてくれたので、今までどんな形状をしているのかも定かでなかったメカ類の詳細がようやく分かりました。第一作から載せてくれりゃいいのに。
とにかく、本当に面白いものが読みたい、という人に自信をもってオススメできるシリーズです。早く続き書いてくれないかなぁ。