無題

10月27日分。


BLACK CAT「微笑む猫」
とにかく、主役のスヴェン(え?)がギャグもシリアスもきちんとこなしてくれる、すこぶる優秀な狂言回しなんで、すっかり乗せられて楽しんで見てます。彼の行動が物語の「動」の部分を大まかカバーしてるからこそ、思い出したように挿入されるトレインとサヤのやりとりが、よりいっそう詩的に感じられる。これはやっぱり、構成が上手いんでしょうね。
イヴはかわいいなぁ。今さら気付いたんですが、もしかしてEDはイヴが自分の手を人形に変えてたんでしょうか?



舞-乙HiME「炎の転入生!!」
転校生ではないのか。
私イチオシのハルカ&ユキノコンビ再び登場がウレシイ。やはりこの話は、前作キャラがこんなことしてるから面白い、という見方が正しいんだろうなぁ。ふたりとも性格的にはまったく変わりない上に、ハルカには桁外れの腕力がついてしまってるわ、ユキノは大統領になってるわと、名実ともにパワーアップ。でも、ハルカの国語能力は相変わらずのようで、そんなんでオトメになれるもんなのだろうか?今度は第三者も認めるシズルのライバルになっているようですが、じゃあナツキの「ライバル」って誰だったんだろう?舞ちゃん?(はいないのか?)
ガルデローベは宝塚みたいなとこなんですね。下級生が血赤珊瑚で上級生が真珠で、でオトメになるとシズルみたいに石が与えられる、と。でも、異性と触れ合っちゃいけないって、体内に入らなければOKっていうんならそれなりに方法はあるだろうけど、やっぱそれは建前で、実際はイメージ面だの精神面への影響から禁止されているような気がする。



ローゼンメイデン・トロイメント「槐」
何でもひとりで抱え込んでしまう真紅を諭す蒼星石がカッコよかった。蒼星石ってあの中ではまともすぎて印象薄いから、見せ場があるだけで、よかったねぇ、という気持ちになってしまう。真紅も、彼女が暗いままだったら全体のトーンが沈んじゃうんで、ラストで元のキューティタカビーに戻ってくれて一安心。真紅を心配する他の子たちのことを思いやることができるようになったジュンは、本当に成長しましたね。真紅にのみならず、みんなにオルゴールのお土産を買ってくる気遣いも大したもんです。というか、結構きちんとした、それなりにお値段も張りそうなオルゴールだったけど、大丈夫だったんだろうか?
で、あのお人形屋さんが水銀燈を復活させることになるんでしょうか?次回はまた新キャラ登場と、今回は登場キャラクターがどんどん増えていってるなぁ。