無題

金色のガッシュベル!!「かぐや伝説 ガッシュの夏祭り 月へ帰った少女」
さて本日は完全オリジナル。作画がちょっと雑だったのが残念。
話はありがちなボーイミーツガールですが、魔物がかかわらない話もこれからしばらくは出来なくなるわけで、ちょっとした息抜き回としてはよかったのではないでしょうか?最後までナツコの背景が曖昧だったことで、しっとりとした余韻を残す形で終わっていたため、劇場版ほどではありませんが、夏の終わりの切なさを感じるエピソードとなっていました。
ガッシュがバルカンを指して、「私のために清麿がお菓子の箱から作ってくれた友達なのだ」というシーンは劇場版を思い起こさせ、感慨深いものがありました。



おねがいマイメロディ「カレと踊れたらイイナ!」
OPではクロミが歌に代わって乙女チックに傘をさしています。提供カットまでクロミさんの妄想バージョン、ラストの提供分はクロミさんのセクシー・ショットと、本日は完全にクロミさんスペシャル。スタッフ、力入ってんなあ。
メロディキーの裏技のおかげで(何のための裏技なのやら)、人間に変身できたクロミさん。しかも超美少女。一生懸命練習したダンスで柊と踊ることができて夢見心地のクロミさんですが、裏技には裏があるもので、タイムリミット前に自分で魔法を解かないと一番なりたくないものになってしまうことが判明。バクとマイメロの助けで見事バクになることは回避できましたとさ。という、クロミさんのシンデレラ・ストーリー。ちなみに柊先輩は、歌のみならずクロミにまで逃げられるという、彼には珍しい(だろう)黒星続き。
柊に恋するクロミさんは、見た目ももちろんだけど、その心の動きもメチャクチャかわいかったですねぇ。そして、バクのいい奴ぶりがまたまた際立った回でもありました。夢が叶って幸せそうなクロミさんと、クロミさんのかわいい姿も幸せそうな姿も見られて、優しい言葉もかけられてと、珍しく報われた形のバク。ラストのふたりのやりとりは、ちょっと泣かせるような、優しい場面になってました。これだけ思われてるんだから、クロミさん、バクとくっついちゃいなさいよ。
ちなみに主役のマイメロさんですが、今回も夢の扉が開いたことをあっという間に忘れ去っている、本当のボケ症状に見舞われてました。マイメロさんの白目も恒例になってきたなぁ。



ぱにぽにだっしゅ!「名馬に癖あり」
OP変更?前の方が曲調と演出の相乗効果が絶妙で良かったなぁ。
メディアさん本格参加でキュートぶりを振りまいてくれた一方で、ベホイミちゃんがやっとカッコいいとこ見せてくれましたね。まあみなさんの会話に関しては、私も完全に姫子レベルだったわけですが(マホ)。



9月3日分。


ビューティフルジョー「激闘!永遠のライバルの巻」
ゲドー本拠地へと殴りこみの前に、最後の懸案事項の精算。ジョーとの勝負にこだわり続けるアラストルとの決着をつけます。
ずっとアラストルを見てきたレイチェルは、ジョーを倒そうとするアラストルの姿に違和感を覚える。ジョーがチーズバーガーを食べるとき。シルヴィアがジョーのそばにいるとき。ジュニアがキャプテンブルーの話をするとき。やりたいことをやっているときの彼らの姿は、レイチェルにとってまぶしいものであった。そして、ジョーと戦っているときのアラストルもまた、同じように輝いていた。
アラストルは、ジョーの姿に自分にないものを感じ、そこに惹かれていただけ。敵という立場上戦うという結論に達してしまったけど、本当に望んでいたのは、ただジョーと会って、話をすること。
さすがレイチェル。なんだかんだ言って、しっかりふたりを見ています。ふたりの戦いがお互いを高めあうものであること、ふたりにとって必要なステップをであることを感じていたシルヴィアもまた、ジョーのことをちゃんと理解してるんですよね。
戦うためにすべてを捨てたアラストルと、すべてを背負いながら戦うジョー。その違いこそがジョーに惹かれた理由だったことに気づくアラストル。
一方レイチェルも、感情のないアンドロイドから「やりたいことをやる」段階を経て、誰か(アラストル)に何かを「してあげたい」と考えるようになった姿に成長が見られます。
戦いを終え、後顧の憂いなくゲドー基地へと向かうジョーたちと、清々しい表情でそれを見送るアラストル。お前は一番お前らしい行動をとれ、とレイチェルを送るアラストルに、これまで彼を縛っていた焦燥は感じられない。やっぱこのふたり、いい感じだなぁ。
最後の戦いに向けて、それぞれのキャラクターにそれぞれらしい成長の姿を与えていた今回のエピソード。相変わらず丁寧にキャラクターを扱う脚本が素晴らしい。ジョーたち、そして元ジャドー組も(多分アラストルも?)加わるであろう、最後の決戦が楽しみになってきました。