夏の終わり

昨日は早退して、ガッシュ劇場版最後の鑑賞をしてまいりました。
ラストの夏の終わりの風景に、映画の公開期間の終わりと現実の夏の終わりが重なって、これまで以上に切なくなってしまった。この夏はもう二度と来ない。そんなテーマがリアルタイムの季節とリンクした、素晴らしい「夏休み映画」だったと思います。
自分にとってこの夏はまさに「ガッシュの夏」でした。いい夏だったなぁ。


人生しょせんはったりさんにもアクエリオン感想へのリンクを貼っていただきました。ありがたや。
やっぱ見てて文句なしに楽しめた回は、その楽しさが感想にも表れちゃうのかもしれない。



8月31日分。


タイドライン・ブルー「祈りの都市」
いつもと立場が逆転したキールとジョゼのコンビが楽しい。勝手が違う場所で落ち込んでいるジョゼが殊の外可愛かったなぁ。
いよいよキールティーン、アオイ、ジョゼが顔をそろえて、複雑な人間関係が入り乱れて大変なことになりそう。次回がすごく楽しみです。



9月1日分。


ぺとぺとさん「サマーキャンプ」
豪快にセルフツッコミしてるくぐるがステキ。かなり素直になったちょちょ丸が、ぺと子ママに少しずつすり寄ってその肩にもたれかかって眠る姿も可愛かった。今回は特に、沙原姉妹にやられてしまいました。
シンゴが好きなぺと子とぺと子が好きなシンゴとシンゴが気になってるくぐる。三人の微妙な心情が描かれてましたが、三人ともホントにいい子たちなんで、変にもつれた関係になって欲しくないなぁ。



バジリスク「魅殺陽炎」
やはり遊星からの物体Xを殺すには火炎放射器しかないのか。
敵の死すら悼んでいた左衛門なのに、彼自身の死はあまりにもあっさりしてて、しかもそれを見送るのが天膳だけという残酷さが、逆に切なさを盛り上げてました。残るは捕らえられた陽炎、弦之介が自分を憎んでいると知ってても、ひたすら彼への想いに身を焦がすけなげな朧、いまだに何を考えているのか分からない弦之介。そして我らが天膳さん。
何しろ180年も生きてたらしいから、彼にとっては、敵も味方も一瞬にして自分の前を通り過ぎる手駒でしかないのも理解できますが、長生きした割にはうっかりさんですよね。とにかく、自分の欲望に正直すぎ、強引すぎ、バカすぎ、面白すぎ。シリアスなこの作品唯一のお笑い担当として気を吐き続ける天膳氏に敬礼。絶対ないだろうけど、ここまで貢献されたら、最後に天膳だけ生き残っても許せるような気さえしてきた。