総選挙公示。
うぬぅ。私はどうしたらよいのだ清麿？
と中学生にまで相談したくなるくらい、今回は悩んでます。
8月29日分。
◆奥様は魔法少女「思い残すことはないように、ということ」
ゆう子はいいキャラクターだと思ったんだけど、久々に登場かと思えば早々に退場ですか？惜しいなぁ。しかも鈍感な巽は最後まで彼女の気持ちに気付かないままなんだから困った男だ。しかし、彼女の言葉で競技をしていたときの情熱と勇気が蘇り、嬉子へのアタックを決意！！いや違うだろキミ。人妻にアタックより、まずは仕事の問題の方を解決しようよ。
どうやら評議会は強制手段を使えるらしく、それでクルージェに圧力をかけてきた（どうせなら嬉子に直接言えばいいのに）。巽に最後の別れを告げ、この町を消す決心をするクルージェ。
そして、この町をこのまま守りたいという嬉子の気持ちを理解している舞子ばあさんは、夫である評議会議長（あらびっくり）に抗議する。世界を丸ごと新しくする必要はない。なぜなら町は停滞しているわけじゃなく、人の営みとともに日々変わり続けているのだから、と説く舞子さん。よく分からなくなってきたんですが、嬉子が母親やフレイアから受け継いだように、町をそのまま引き継いでいくことってできないんだろうか？というかもう、それしかないだろう。
◆創聖のアクエリオン「見えない翼」
アトランディアに招かれたシリウスは、トーマとふたりですっかりくつろぐ詩人の会。太陽の翼であるとトーマに告げられて感無量のシリウスお兄さまと、それを嫉妬の瞳で睨みつけるオトハ。しかし長老はトーマに任せっぱなしで静観を決め込んだ模様（長老のそういう無責任さがフタバを殺したんだろうに）。フタバという希望が失われ、残された手段は生命の樹の花が散る前に聖なる受粉で創聖の実を結実させることだけらしいです。早い話が、トーマのセフレ募集中？
その頃、シリウスの部屋に佇むシルヴィアは、お兄さまの残したポエムに気付く。「象は優雅にタンゴを踊る。象は回るくるくる回る。その背に世界を乗せたまま」どこぞの夢見がちな少女のように、「いつか貴方にフォーリンラブ。飛んでゆけゆけ愛の象」とか言い出しそうな勢いにショックを受けるシルヴィア。無理もない。最後は「私にはゾウサもないことだ」とかで落とすんじゃないかとドキドキしながら見てましたが（そうはイカンザキ）、お兄さまは完全に錯乱状態だったのでしょうか？それとも、このポエムには世界の謎を解く秘密が？（なさそう）
ベクター・マーズを奪還しなければ任を解かれると上層部に脅されている不動司令ですが、今日も今日とて優雅にティータイム。そして、司令の真意を探ろうとするソフィアの前でいきなり鮮やかな畳返しを披露し、地下へと続く階段を示した。そこは鍾乳石に囲まれた古代の遺跡。一万二千年前のかつての人類の都シャングリラ。アポロニアスとセリアンが作った理想郷だった。ここで人類は、堕天翅に対抗する技術を次々に生み出す。人に近い堕天翅、堕天翅に近い人もまた生み出された。そしてまた、この地の地脈はアクエリオン運用のためにも必要なものであった。それこそが、かつてその地に存在したアリシア王国が滅ぼされた理由であった。そして、アリシア王家の人間であるシルヴィアとシリウスはアポロニアスとセリアンの子孫であり、翅を持っていたことを告げられ驚くソフィア。司令は何もかも承知していたんですね。
「ふたつの魂がひとつとなる。さらにそれがふたつに分かれてみっつの魂がアクエリオンとなる」
つまりアポロニアスとセリアンの血脈がシリウスとシルヴィアへと受け継がれ、アポロニアスの転生したアポロで三つ？アポロニアスの世代、シリウスの世代、そしてそれらをつなぐアポロとか？
一方、シリウスを不幸にしてしまったことに落ち込む麗花。シリウスたちの秘密を知っていながら目をくらまされることはなかったアポロの姿に、不幸はすべて自らが望んで選び取った道であったことに気付きさらに沈没したが、アポロのさりげない優しさにちょっと浮上。しかしその頃、シルヴィアはシリウスに呼ばれようとしていた。気付いて飛び込んでくるアポロ。お前は行っちゃダメだ！！とアポロがシルヴィアを引き止め、久々にちょっといい感じの雰囲気になりかけました。なりかけですけどね（道のりは遠い）。
かつての仲間を葬るため出撃するシリウス。麗花は、今度こそシリウスの手を離さぬ覚悟でベクター・ルナから彼に呼びかけ続けるが、シリウスはその言葉を一笑に付し、迷いなく麗花を撃墜する。そして、天使合体でケルビム・マーズが誕生（ちなみにお兄さまはお洋服も新調してもらったらしい）。ソルは一瞬にしてケルビム・マーズの剣で貫かれ、ルナも使い物にならず、絶体絶命のその時、現れたのは強攻型アクエリオン。こんなこともあろうかと密かに開発していたんだ、という黄金パターン再びです。どうせなら、もう少し前倒しで開発・導入すりゃいいのに。新アクエリオンを操るのは翅付きグレン。フタバの要素で改造でもされたんだろうか？てか、どこまで不幸な役回りなんでしょうねぇ、グレンってば。とにかくグレンなんで、新アクエリオンはあっさりやられそうですね。
本日の分からないポイント：結局アポロニアスとセリアンは都作るくらいハッピーに暮らしたんですか？それとも都作って子供作ってから、アポロニアスは最後の戦いに出たんだろうか？アリシア王家が滅ぼされたのは、地脈に堕天翅たちが恐れる力があったせい？それとも、遺跡に残された何らかの技術が堕天翅たちの脅威になるから？一万二千年前、アクエリオンを操っていたのは誰？三つの要素って何？結局象はなんだったの？
◆GUN×SWORD「カルメン 故郷に帰る」
ウェンディとジョシュアのお子様ふたりがほのぼの担当になってます。ラリってるウェンディはかわいかった。
今回はカルメン主役でＥＤまでカルメン・バージョン。カルメンとハエッタの複雑な友情を感じさせるラスト付近のやりとりは好きでしたが、構成が分かりづらかった分、すんなり話に入り込めませんでした。鉤爪の男は薬商売にまで手を出して、結局何をしたいんだろう？まこれで、カルメンも鉤爪の男にかかわるきっかけができたわけで。
