今週のSUPER JUMP

最近変なテンションがお気に入りだった「働け!メモリちゃん」が休載するということでちょっとショック。
ちなみに、今回「王様の仕立て屋」に出てきたエスパドリーユは、「ペリーヌ物語でペリーヌが自作した靴」として、放送当時全国の子供たちの心を捉えた一品(少なくとも私は捉えられた)。海外のショッピングサイトなんかを見るとデザインが豊富でかわいいのがたくさん出回ってるのに、日本で売ってるのはイマイチなものが多いのはなぜなのでしょう?



8月23日分。


攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG「北端の混迷」
クゼに不信感を抱いていた難民の少年も、クゼが用意した資金額に圧倒されてコロリと説得されちゃったのが面白い。やっぱ論より証拠。情熱だけで突っ走ってる少年にも、リソースを揃えて段階を踏んでいくクゼのやり方が、散発的な自爆テロよりずっと効果的であることくらい分かったのでしょう。そんなクゼをひとりで相手するのは、バトーじゃ荷が重過ぎ。隙があり過ぎなんだもん。



かみちゅ!「太陽の恋人たち」
これで水着エピソードも各作品で一巡したんじゃないかな?普段適時性をまったく考慮しないアニメでさえこぞって水着を取り上げたりするシーズンですが、この作品の海話は、忘れられた神様と思い出をめぐる暖かく優しいエピソードになってて、とりあえず水着を着せました、という印象がないのがグー。
この世界の神様は、人に思い出してもらえることで存在(実体化?)しているらしい。絶対的な存在ではなく、むしろ相対的な印象さえある神様と人が、こんな風にゆるやかなルールの下で共存している姿は、見ていて心地よいですねぇ。



8月24日分。


極上生徒会「晴れの日はいつもレイン」
今回の主役はお待ちかねのれいん。極上寮の前に捨てられた赤ん坊をきっかけとして、彼女の過去も明らかになりました。ギャンブル狂の父親に捨てられ、小百合の家で育ったれいん。だからふたりはあれだけ仲がよかったんですね。彼女のトランプ好きも、父親への思慕の表れであったことが分かりました。ギャンブルっていうから競輪競馬に入れ込んでるダメ親父を想像していたけど、少しだけ登場したれいんのパパは、専業ギャンブラーみたいな印象で結構魅力的だったのが意外。
赤ん坊の母親とれいんの父親のどちからを選んで探すのではなく、両方を手に入れようするところが、女の子魂の塊、極上生徒会らしい。そして今回、初めて能動的に動いて生徒会を招集したりの。会長が恐れていた彼女の能力の一部が解放されたようですが、どうもよく分からない。彼女の声は広範囲に届いていたようだけど誰かを操るようなものではなかったし、単なる拡声器能力?そんな能力、何の役に立つんだろう?