お盆なのになぜ忙しいんだろう。

8月17日分。


極上生徒会「アユちゃん、アイドルになる」
歩主役回。歩がアイドルになると聞いて、生徒会のみなさんの秘められたミーハー心が表出します。特に、奈々穂。ファンシーグッズ好きといい、彼女の軟派な側面が次々と明らかにされて、ますます好感度アップです。
そして、今あかされる歩の正体。それは普通の女の子になりたくて忍の世界を捨てた隠密だった。プッチャンが最初から歩の正体に気づいていたとは意外でしたね。さすがプッチャン。最後を含め、今回はなにげに琴葉のツッコミがいい味出してました。
またまた負債を抱えた生徒会。まゆらさん、がんばれ。



8月18日分。


ぺとぺとさん「姉と妹」
結局ぺとこが見抜いていたとおり、ちょちょ丸はさみしかっただけ、姉とのつながりが途切れてしまうことを恐れていただけだった。そんなちょちょに対して、くぐるが家を捨てたのは「ちょうどいい所」を探していたためなんだと、分かりやすい言葉で姉の気持を理解させたシンゴもさすがです。人間とか特定種族とか関係ない。赤沢さんも友里先生も、みんな自分の「ちょうどいい所」を探しながら生きている。ちょちょにとってそれはくぐるの傍だったわけで、姉と妹はやっとお互いの本当の気持ちを理解できた。
などとありつつ、シンゴくんちは沙原姉妹とぺとこに占拠されたのでした。シンゴ、がんばれ。



バジリスク「猛女姦謀」
小四郎、陽炎にやられるとはかなり情けない。だから据え膳には気をつけろとあれほど。小四郎らしいっちゃらしいですけどね。こういう単純かつ純朴な奴には、基本中の基本、色仕掛けが意外に有効。逆に、陽炎が簡単に篭絡できそうなのは小四郎くらいかもしれない。
小四郎の死に対する怒りを豹馬の遺体にぶつける朱絹の気持ちも分かるし、それをとどめる朧にも感心。こんな風に味方の想いを汲めるだけではなく敵への敬意をも忘れない朧は、頭領として実はふさわしいのかもしれない。藪に潜んでいた甲賀衆も一瞬彼女の言葉に聞き入ってしまっていたし。
一方、ここで登場した強烈キャラ阿福は、朧と朱絹に得々と裏の事情を語る。現状を知った阿福の驚きから、この戦いが始まってそれほど時間が経っていないことを思い出して、改めて失われた命の多さに慄然としますね。たとえ忍が主のために生きる存在であるとはいえ、勝手な事情で仲間を次々に失ったことを知らされた朧、朱絹の気持ちを考えるとやるせない。同様にその会話を聞いていた甲賀側。真実を知った弦之介は果たして、駿府の駒になり続けるつもりなのだろうか?がんばれ弦之介。キミの理想に期待してるぞ。
そしてトリを務めますのが、誰もがもはや計算外であった我らがスター、天膳サマ。今回はなんと、立体付録・蘇る天膳でシメてくれてお得感も倍増。やっぱ火炎放射器しか手はないんだろうか。