恋のマイアヒ

今朝のめざましTVで、当たり障りのない程度に来歴を説明してました。このままスマ発で押し切るのかと思ってたけど、そうもいかなくなったんだろうか?でも、それを電車男と結び付けるあたり、どんなことをしてでも自分のフィールドに引き込もうという執念が感じられて、さすがフジだなぁ、と感心してしまった。



8月14日分。


ぱにぽにだっしゅ!「吉凶は人によりて日によらず」
前回がネタ連発だったののに比べ、今回はネタ少な目で、季節に合わせた露出をメインに構成されたせいか、瞬発力に欠ける内容だったかも。それでも面白かったですけどね。なんだか、密かにメソウサが主役になりつつあるような。



8月15日分。


奥様は魔法少女「すぐそこにあるキス、ということ」
浅羽がつくづく気の毒。キスだけなのかと思ってたら、まったく何もやってなかったんですか?嬉子も、夫の前で他の若い男のこと褒めるか普通?嬉子が巽に対して本気ならまだいいけど(別の問題にはなるが)、明らかに巽を逃げ場にしてるのがなぁ。
一方、クルージェはキスをすることの重大さに気づく。確かにキスと未来を天秤にかけなきゃならないなんて、キスの意味が違ってきますよね。この悩みは大体このくらいの歳(クルージェ大人バージョン)だからこそ許されるものなのに、嬉子さん、あなた何やってるんですか?クルージェが嬉子を助けたのは彼女の性格上ほっとけなかったからか、それとも、キスの重みに気づいて、嬉子に少なからず同情したからなんだろうか?



創聖のアクエリオン「天翅の翅音」
今回はかなりあっさりめ。
バロンが名前をくれた、アポロにとっては忘れられない記念日。彼は囚われた仲間たち、そして死んでいった友の分まで、狂ったように食べ物を貪り続ける。そこにケルビムが来襲。しかし今回のケルビムは、人間狩りではなく、ただ破壊を繰り返すだけ。実はそれは、アポロニアスの翅を手に入れたフタバの新しい遊びだった。子供の遊びだからとそれを放置する堕天翅たちの長老ヨハネス(孫に甘々なおじいちゃんには困ったもんだ)。
一方、出撃したアポロ、シルヴィア、シリウスは「鳴らしてはならない翅音」を聞き、無邪気な子供の声に耳を疑う。リーナが感じたのは、殺意なき殺戮。アポロは怒りのままに無限拳を放つ(久しぶり)。その拳を避けて月に映し出されたシルエットは、子供のそれだった。シルヴィア、シリウス、そして司令室も戸惑うが、そこで異常にタイミングよく、「かごめオペレーション」が完成する。ディーバが長年かけて開発した、エクサグラム型高次元量子システム。早い話が、堕天翅捕獲システムです。しかしアポロは、そこに向かって堕天翅を追い込めという命令に反抗する。この場合、アポロの気持ちも何となく分かります。いくら子供だといっても、自分の仲間が殺され餌にされているわけだし、特に堕天翅たちはまるで別の考え方をする生き物だと分かっているのだから、子供だからと言われてもすぐに同情できるわけでもない。しかし、シルヴィアは何も分からない子供を攻撃することに反対する。「話してきかせて、それでもダメならあたしが叱るわ!!」その言葉に、叱ってもらえる奴は幸せだ、と言っていたバロンを思い出すアポロ。彼が放った「無限叱責拳」(無限拳との違いはよく分かりません)は、フタバにビンタをくれ、システムの中に追い込む。
結局捕獲フィールドに封じ込められたフタバは、新国連軍のラグナベースへと運ばれる。その先に待っているのは検体として運命。敵とはいえ、後味の悪さを抱えて黙り込む司令室。アポロもまたすっきりしないのか、無心に食べ続ける。しかし司令は、人を叱ったら最後まで見届けろ。それが叱った者の勤めだ、と言い放つ。その頃、ラグナベースに囚われ泣きじゃくるフタバ。マニピュレータが近づいたとき、フタバに異変が起こった。
シルヴィア、シリウス、そしてアポロが感じ取ったのは、フタバの死。
一方、堕天翅たちもまた、翅が散っていったことを知った。悲しみに沈む彼らの中で、トーマが怒りに顔を上げる・・・
・・・えっと、大事な「ただ一人の子供」だよね・・・?あんたら、なんでぼーっと見てたんですか?さっさと介入しようよ。堕天翅さんたち、うっかりさんが揃いすぎ。どーすんのよこの先?
救いのない終わり方も含めて、今回の話はどうもすっきりしません。司令は、堕天翅たちは我々にまともな知性や感情があるとは思っていないが、所詮は同じ穴の狢だ、ということを言ってましたが、お互いを知れば何とかなるということだろうか?確かにアポロニアスとセリアンの例もあるけど、堕天翅たちは、驚くほど人間たちの行動パターンを見抜いているし、彼らなりに人間たちのことを知った上で、それでも見下してるんじゃないだろうか?司令には、堕天翅と人間の断絶を解消する道が見えてるんだろうか?
フタバの死はショックによるものですよね?死に至るような危害を加えられたわけじゃないですよね?
予告のジェロームさんのハイテンションだけが救い。ジェロームさん主役で一話作ってくれませんかね。




GUN×SWORD復讐するは我にあり
ちゃんと見てるんですけど、どうもアクエリオン見た後だと正常な判断力が失われちゃって。で、本日はアクエリオンが普通だったので、やっと落ち着いてガンソードが見られました。


巧みな言葉で、ヴァンとウェンディそれぞれの意思を支配していく男、ジョー。南国の熱が伝わってくるような気怠い景色の中、酩酊状態に陥ったように次第にジョーの言葉に蝕まれ、気力を失っていくヴァン。動き回っていた前回とは打って変わった異様な雰囲気の回でした。今回のエピソードは、これまでの中で一番納得がいったし、好きかもしれない。一貫してヴァンの心の動きを追いかける構成によって、曖昧な印象だったこのキャラクターに初めて血が通ったような気がしました。と同時に、「カギ爪の男」という存在の不気味さも伝わってきたし。
しかし、カギ爪の男のために命まで投げ出す信者たちを見てると、「同志」というより宗教的なカリスマのようですね。特に、まるで聖職者のように振舞う今回のジョーというキャラクターの登場によって、その印象が強くなりました。教祖様だと考えると、納得いく部分が多々ありますが、じゃあなぜその男が人殺しをして歩いてるのか?その女性が身ごもることになる子供を恐れてるとか?変に、惑星規模の壮大な話とかにならなきゃいいけど。