感想率調査

さて、今さらながら光希桃さん主催の第6回感想率調査
これだけのデータを集める労力と、なおかつそれを取り扱うことができる光希桃さんの能力に平伏。自分なんぞは見ているだけで容量オーバーです。
今回は、終了番組の上位作品とはほとんど縁のない評価でした(アークエとガッチンポー!てんこもりは見ときゃよかったかもしれないと思った)。
私の終了番組評価は、
名作:グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜
おもろ:レジェンズ〜甦る竜王伝説〜月詠―MOON PHASE―、舞-HiME
ふつう:遙かなる時空の中で〜八葉抄〜tactics巌窟王UG☆アルティメットガール
駄作:JINKI:EXTEND
グレネーダーは、自分的にこのシーズンの予想外の収穫。前半で期待が高まったレジェンズ月詠がこの程度に落ち着いてしまったのに対して、当初乗り切れず期待してなかった舞-HiMEが、自分の中で評価を上げたという感じ。終了番組に見切りを入れるの忘れてたんで総合的には甘めの評価になりましたが、どんなに参加サイトが増えても、私はいつも同じような真ん中より下の辺りに位置するという姿勢を貫いているらしいことを確認。うちの相方が、「中途半端を極めてるよねー」と感嘆したのも納得できるっつーか。
簡単に容量オーバーする私にも分かりやすくプロットしてくださったR'Mさん作成図でも、うちセレクションの中途半端感が分かります。ちなみに自分はとても素直なんで、人生しょせんはったりさんのおっしゃるとおり、アニメ偏差値判定もやらせていただきました。
・総合アニメ偏差値:48
中途半端なセレクションの中途半端なアニメ感想を読みたいなーと思ったときには、ぜひうちに足をお運びください。



6月27日分。


エルフェンリート【最終回】「不還」
蔵間のしたことは許されることではないのだろうけど、彼はもっとも惨い方法で報いを受け、最後には自分で決着をつけたわけですね。自分の娘に対して、一緒に死んでやることしかできない彼の姿が哀れで、求めたものを手に入れた幸せそうなマリコの姿と相まって泣けました。
これは原作未完なんだろうな、と思わせる終わり方でしたね。
坂東の役割が分からなかったし、一番の悪である角沢長官が手付かずのまま残されているのは救いがなさすぎるし、これだけの事件の後でコウタたちが誰にも邪魔されず、平穏無事にいつもどおりの生活を続けていけるわけがない。それらを踏まえた上で、このラストは、この物語の世界で考え得る限りのハッピーエンドを見せてくれたものだと思って、ありがたく受け取りました。ナナが幸せそうでよかった。ただし、ラストだけは蛇足のような気がする。にゅうとコウタが一緒の未来というのは、いくら理想であっても考えられないから。
結局、ディクロニウスってのは、にゅうの言ったとおりに人間を滅ぼすために生まれてきたんでしょうか?コウタに謝罪するために生きてきたというにゅうと、彼女を許すことはできないけれど、その代わりに彼女をそこまで追い詰めた人間たちの罪滅ぼしのように抱きしめたコウタ。ふたりの関係を見ていると、人間とディクロニウスの関係はそんなに単純なものじゃないんじゃ?という気がする。原作が気になるなあ。



創聖のアクエリオン「一万二千年のラブレター」
ネタがない。私の愛するアクエリオンから微妙にずれつつあります。次あたりでまた元のおバカ路線に戻ってくれるだろうか?
アポロのコクピットに現れたトーマは、アポロニアスとの愛の日々を語って口説き始めますが、そんな恥ずかしい記憶はさっぱり消去しちゃったアポロは大混乱。トーマは失望して、手っ取り早く決着をつけることにしました。つまりは逆ギレですね。彼の思い出の中ではつい昨日まではラブラブだったようなもんだから怒るのも無理はないと思いますが、何せアポロは過去世の記憶があやふやだし、当のアポロニアスさん自身がとっくにトーマから心が離れてセリアンに行っちゃってたわけですから、無駄な努力だと思いますけど。
とにかくトーマは最終兵器彼氏、バロンを人質にしてアポロを脅迫。愛しのバロンを見て逆上したアポロはシルヴィアに止められながらもバロンを助けに向かう。
男には、友のために立たねばならないことがある。
友情に篤いピエールさんもアポロを応援します。ところが仕掛けられた罠が爆発して、爆発に巻き込まれたバロンは爆死?ここまで引っ張っといて、こんな呆気なく死亡なんですか?結局バロンって、単にアポロの怒りを爆発的に高めるためのエサだったんですか?釈然としないなぁ。
爆発でディーバ基地の最終結界も消失し、司令室のみなさんは口々にぶーたれる。そこで司令が吼えます。
友を思わぬものはディーバにはいらん!即刻立ち去れ!!
いいこと言ってるはずなんだけど、ピエールと違って、司令のセリフってなんか嘘臭い。一方、例の羽を取り戻すためにディーバ基地へと向かったトーマを追ってアポロとシルヴィアが離脱し、シリウスも駆けつける。止めようとするアポロにトーマは、シルヴィアとシリウスを生贄として差し出せばバロンを蘇らせてやる、と悪魔の取引を持ちかける。そして、トーマが暴いたシルヴィアとシリウスの正体は、翅を受け継ぐ者、アポロニアスとセリアンの子孫たちであった。知られたくなかった秘密を知られショックを受けるふたりだが、アポロはトーマの提案をきっぱりと撥ね退ける。堕天翅の血を引く者であろうが関係ない。彼にとってふたりは、大切な仲間なのだから。
堕天翅の血を引くってのはそんなに大変なことなんでしょうかね?普通に考えれば敵と同種だというのは隠しておきたいことなんでしょうが、今まで両者の戦いをゲーム感覚で見せられてきたんで、どうもその衝撃の大きさがピンとこない。単に私がネタばかり気にしてたからだろうか?
その頃、アポロとシルヴィアの代わりにアクエリオンに搭乗した麗花とつぐみ。麗花をヘッドとしたアクエリオン・ソルナ(ソーラーとルナのキメラ。もう理屈なんか関係ない)で、三位一体火炎爆雷波を放ち、オトハのケルビムを粉砕。麗花さん、折り返し地点でやっとまともに(不幸パワーなしで)戦いました。祝・麗花さんのネタなし勝利。
ただし、オトハはトーマが取り戻そうとした羽を燃やすために、わざと攻撃を受けたようで、あっさり脱出。
骨董屋で見つけた羽を抱えた女性像をシルヴィアにプレゼントするアポロ。翅があってもなくても、シルヴィアはシルヴィアじゃないか、というメッセージを込めて。そこまではいい雰囲気だったんですが、突然バロンのことを思い出し、泣きながら駆け出したアポロ。すごく悲しいシーンのはずなんだけど、やることが唐突すぎてギャグになっちゃうのが悲しいなぁ・・・
結局羽は、トーマからアポロニアスへのメッセージだったようです。あの翅が届いていれば、アトランディアの崩壊は救えたかもしれない、とトーマは言ってますが、それは、自分の気持ちが届いていれば、という比喩的な意味か?それとも、本当にあの羽には何かアポロニアスの気持ちを変えるような情報が含まれていたのか?アポロとシルヴィアが羽に触れたときには、何も起こりませんでしたけど。
というわけで次回、ついに明かされる衝撃の事実。ジェロームはアポロニアスの生まれ変わりだった!!そう言えばアポロニアスって眼鏡キャラかもしんない!!
さすがにもう誰も予告を信じてはいないでしょう。