蟲師今秋アニメ化。

蟲師 (6) (アフタヌーンKC)

蟲師 (6) (アフタヌーンKC)

随分とまた地味なものを。でも、どんな風に料理してくれるのか楽しみです。



6月25日分。


ウルトラマンネクサス【最終回】「絆-ネクサス-」
なんかいろいろ謎が残る終わり方。一輝の役割ってなんだったんだろう?結局ただの狂言回し?溝呂木はともかく、リコの件まで凪の心の闇を広げるために計画されたというのも納得できない。ビーストの脅威にさらされ続ける世界ってのは、ネクサスらしくて面白いシメだとは思いますけど、すっきりしない終わり方ですよね。
前半の展開がちっとも進まなかったのに対し、後半は駆け足すぎ(打ち切りのせい?)。なのに、後半の憐の話の方が、話数が少なかったのにきっちり物語としてまとまったのに対し、前半の一輝や姫矢のエピソードは、居心地の悪さを残してしまったような印象がありました。とはいえ、私は前半の、周りの誰もが信じられない、自分の存在すらあやふやなノワール風の世界の方が好きでしたんで、どうせなら、最後までそれで通して欲しかった。最後の「希望」につなげるためには、それだけじゃ終われなかったんでしょうけど(後半のほのぼの展開も、独立した話としては好きでした)。
次のウルトラマンはどうも私ごのみではなさそう。多分パス。



ビューティフルジョー「よみがえる黒い翼!の巻」
ラブストーリー映画の世界で恋の成就に協力するとあって、シルヴィアやる気満々。ところが主役ふたりの間には邪魔者、アラストルがいるわ、明日が来ない町だわと、いろいろ問題があります。特にアラストルさんは、自分の中ですっかりドラマを盛り上げてますけど、別にヒロインはあなたに気があるわけではないんですけどね。つか、ライバルすらも、すっかりあなたのこと忘れてるんですけど。やっと日蝕が訪れて明日が来るはずだったのに、やたらおフランスなアラン・ドドンパさんが町を襲う。ジャン・ギャバンだの、ミッテランだのと、セリフまでおフランスしてるのがお洒落さん。せっかく仲間になったレイチェルが、三人の変身シーンの盛り上げ役だけというのがちょっと淋しい。彼女にも活躍の機会が欲しいなぁ。
とにかく、日蝕によって主役のふたりはめでたく気持ちを伝え合い、アラストルもやっと昔の力と姿を取り戻し、ジョーに認識してもらえました。よかった。ここで、あんた誰?とか言われたら、アラストル立ち直れないでしょうから(その可能性は十分にあったわけですし)。ジュニアとシルヴィアは分かってて知らないふりをしてたわけですね。つか、どーでもよかったんだろうな。
アラストルはこれからどんな役割を果たすんでしょうね?ライバルとか言っといて、結局またジョーを助けることになりそう。



6月26日分。


金色のガッシュベル!!「友からの手紙 本を燃やせ!! レインの正体」
原作ではあっさり対面することになるガッシュたちとレインですが、アニメではオリジナル展開で、すれ違いをコミカルに描いておりました。このアレンジには感心。レインとの出会いまでテンションを徐々に盛り上げていくプチサスペンス展開には、間にCMタイムをはさまない構成が意外にぴったり。ガッシュが港で聞き込みしている横で、なぜか清麿ひとりが労働に勤しんでいたりして(情報をもらう代わりに、ただ働きさせられてた?)、うまいことさりげなく今回の敵の影を感じさせつつも、ガッシュと清麿が町中を奔走している様子の描写が楽しかったです。新シリーズに入ってからの、引き伸ばしのためのアレンジは納得できるものが多くて、安心して楽しめますね。


本編も順調ですが、映画版も情報が続々到着で、期待感も高まります。特に今回はチケットのおまけがすべてバルカン・モチーフのグッズばかりなんで、劇場オマケのバルカン・ペンケース、アニメイトのバルカン・ミラー、ローソンのにぎにぎバルカンと、目移りして困ります。
ところで、公式のストーリーなんですが↓


>モチノキ町に突然現れた謎の巨大物体に、清麿が連れ去られてしまった・・・・。
清麿さん、それヒロインの役割だってば(鈴芽の立場が・・・)。



おねがいマイメロディ「心がとけたらイイナ!」
鬼門の猫に追われたマイメロは、柊に助けられ夢野家へ。猫も逃げ出す柊の負のオーラにびくともしないマイメロさんが、心なしか大きく見えます。ついに両雄対決か!?と思われましたが、お互いまだ本性は見せないようです。マイメロからメロディタクトを取り上げるため、柊は歌とマイメロを誘って美術館へ。薄暗い部屋の中、夜なべしてせっせと罠を作成したクロミは(柊家ってなんでいつも薄暗いんだろう?)、首尾よくマイメロを罠にはめてタクトをゲットしたのもつかの間、結局はマイメロさんのせいで彫刻にされてしまい、挙句、マイメロさんのタクトに操られ、ヤケになって元凶の彫刻家をノックアウト。無事、騒ぎは収まったのでした。屈辱を味わいながらも、褒められてウレシそうなクロミさんが単純で可愛いですねー。
クロミをタクトの餌食にするという、最終手段ともいえる展開を惜しげもなくこうも早い段階で繰り出してくるとは、これを上回るインパクト展開のストックならいくらでもあるというスタッフの自信の表れでしょうか?
今回はあまり柊の黒パワーが感じられませんでした。というより、一番まともな言動をしていたような気がする。ちょっと自分の中のイメージ修正。一筋縄ではいかなそうなキャラのようです。