無題。

6月18日分。


ウルトラマンネクサス「決戦-フェアウェル-」
憐と瑞生のハッピーエンド。悲劇的な結末を迎える関係しか描かれていなかったこの作品で、初めて「光」が勝利した瞬間です。ふたりのキャラクターがかわいらしかったんで、強引でもこういう終わり方は大歓迎です。
そして最後は凪の番。確かに彼女に関してはいろいろ決着がついてないと思うんだけど(彼女の過去もはっきり描かれていないし)、あと一回でまとめられるのか?ていうか、一輝の役割って、結局何だったんだろう?



ビューティフルジョー「燃えよメタルハート!の巻」
ジョーの傍に立つようになったとはいえ、ゲドーを捨てて仲間になると決めたわけでもないレイチェル。そもそも命令を遂行するために作られ、自分の意思というものを教えられていなかったレイチェルですから。シルヴィアとジュニアはそんな彼女に不信感を抱き、レイチェルはひたすら命令を待ちますが、ジョーは決して簡単な答えを用意してはくれません。ただ言われたことに従って行動するのではなく、仲間として自分の意思で戦うことができるようになるまで、ジョーはレイチェルを信じて、辛抱強く待っていてくれました。やっぱジョーはカッコいいよ。そして、自分の力でゲドーから解放されたあとの、レイチェルのぎこちない「ベイベー」は、とびきりキュートでした。
レイチェルがこんな魅力的なキャラクターに生まれ変わるとは、登場時は予想もしてませんでした。彼女の姿はそのまま、彼女たちが救った映画の主人公と重なっていく。これから物語を始める主人公とジョーたちがすれ違うラストが、希望に満ちた余韻を残してます。
そして次回は、すっかり忘れられて誰にも思い出してもらえてないあの人がやっと活躍しそうです。よかったねぇ。放置されたままフェードアウトしていくんじゃなかと思ってた。



英國戀物語エマ「スズラン」
今回はOPなし。ロンドンを離れることにしたエマは、ストウナー夫人との出会いを振り返る。聡明なエマにとって、親身になって彼女を教育してくれたストウナー夫人との生活は、充実した、幸せな日々だったんでしょうね。一方、ウィリアムもとうとう、自分が気持ちだけで突っ走っていたことに気づいたようです。だからこそ、エマを引き止める言葉が浮かばない。それでいいんですよ。彼はやっと、本当のスタート地点に立つことができたんですから。
ふたりが別々に、同じ花売りの少女から手に入れた鈴蘭の花。エマの過去が引き寄せた必然の結果ですが、その花言葉どおり、ふたりの幸せな日々も、きっと戻ってくるに違いない。



6月19日分。

金色のガッシュベル!!「回る!回る!転ぶ!転ぶ! 爆裂アイススケート!!」
新シーズンに入ってからヒットの連続でしたが、今回はまた大きくはずしましたねぇ。この話は、畳み掛けられる人々の阿鼻叫喚がミソなのですが、どうも余計な間が入ってしまって、原作の良さがまったく感じられませんでした。動き自体は悪くなかったんだけど、肝心のコケ方に勢いがなさすぎです。こんな悠長なもんじゃなくて、もっと命がけで転んでいただかないと。それと、モンモン先生は使い方が難しいキャラなんで、下手に出さない方がいいと思うんですよねぇ。
まあ、たまにこんな日もあるということで。



おねがいマイメロディマイメロちゃんに会えたらイイナ!」
これまたアブない話でしたねぇ。白山の妄想の中の、新妻のようなマイメロが妙に煽情的。
本日のマイメロさんも、歌の看病にいちいちナース姿になるわ、夢の扉が開いたことに気づきながらお手製クッキーの方に気を取られてるわ、自分のコスプレ姿の歌ちゃんを「かわいい(はぁと)」と手放しで褒めたりと、数々の、心に残る天然シーンを演出してくださいました。もちろん、クロミの恨み節は中途半端に聞き流すのが基本。
一方、けなげなクロミさんは、柊に冷たくされて一念発起。見事大量の黒音符をゲットし、柊にも褒められて幸せのようです。よかったよかった。バクって、何気にいい奴だよね。
そして、来週は柊サマ本格始動でしょうか?