アールデコは笑いの殿堂だ。

東京都美術館で開催中のアールデコ展を見たうちの相方の結論。
実際あれは、ツッコミ芸人に芸を競わせる舞台として申し分ないものだと思った。



6月6日分。


エルフェンリート「嬰児」
ああそうか。蔵間は、娘を生かすために角沢の言いなりになってたんだ。単なる学術的興味からディクロニウスにかかわって、いつの間にか手を引けないところまできて、罪悪感ゆえに、進んでディクロニウスの処分を担当していたのでしょう。そして、その報いのように、生まれた娘はにゅうが仕掛けた蔵間への報復の結果だったというのがやるせない。
一方、予想通りナナはコウタのところに居候することになりました。握り箸でご飯をかっこむナナが可愛らしい。多分、箸の持ち方を教えてくれる人なんていなかったんだろうなぁ。
そして、最強のディクロニウス、第三世代の35番が放たれようとしている。あれ?にゅうの世代って第一世代じゃないの?第三世代ができるほど、ディクロニウスの出現から時間が経ってたっけ?



創聖のアクエリオン「空に星、地に花」
今回は合体ロボットものにつきものの、搭乗員同士の不仲が招く危機。戦闘メインの展開で、ネタ部分が少ないのがなんとも寂しい。ていうか、ジェロームが全然活躍してないじゃないか!!期待してたのに。
冒頭から剣の勝負をめぐって険悪な雰囲気のアポロとシリウス。そこに堕天翅側の新顔、両翅のケルビムが現れる。アクエリオンの出動メンツはアポロ、シルヴィア、ピエール。しかし、お兄さま命のシルヴィアは、先ほどの件でアポロと険悪な雰囲気になってます。緊急事態の中で、喧嘩の仲裁までやらなきゃならないピエールさんが本当にお気の毒です。しかも、セミレギュラー化しそうな両翅が操るケルビムはそんじょそこらのケルビムじゃない。そうじゃなくても気持ちがばらばらなアクエリオン・ルナは大苦戦。両翅の力が強すぎてケルビムがオーバーヒートしたから助かったものの、シルヴィアへのダメージは深刻で、彼女は危険な状態に陥る。そしてシリウスお兄ちゃんは、こんな場合でも無神経無責任にふるまっている(ように見える)アポロへの怒りが爆発。あっという間に大喧嘩。危険な状態から脱して即立ち上がり、とことこ歩いてきたシルヴィアちゃんにも気づきません(ホントに丈夫なコですねぇ)。そんなことやってたらまた両翅が現れたんで、アポロ、シリウス、ピエールで発進。しかし、激情に駆られていたシリウスは、アポロに言われるまで、足元のシルヴィアに気が付かなかったことに大ショック。ショックで合体解除。
「空は見えても足元は見えず。その逆もしかり。すべてを見渡せアクエリオン!」
いつものごとく、意味がありそでなさそうな指令の言葉を受けて、シリウスさんも、些細な喧嘩にこだわらず、大局を見て行動することにしたらしい。再び合体して「私も未熟だったが、お前もそうだと自覚しろ」とアポロを諭す。反省するときは相手も巻き込もうという姿勢が王族らしくてノーブルです。きっと、褒めるときは自分のことも一緒に褒める人に違いない。まあとにかく、男は拳を交えて分かりあうもの。アポロとシリウスのクロスカウンターで、「無限交差拳」とかいう謎な必殺技が誕生。ケルビム破壊。両翅さんはさっさと脱出したので無事。彼もまた、「太陽の翼」に特別な感情を抱いていそうですね。リサイクル可能な敵の登場で、いよいよ堕天翅側にもスポットが当たってきたか?(これで来週両翅が退場したら大笑い)
シリウスもいろいろと反省することがあったらしく、シルヴィアに見舞いの品を持ってきたアポロを無下に追い払うことはなくなった。でもねお兄さま。トカゲだかイモリだかを串刺しにした見舞い品なんて、シルヴィアを引かせるか、最悪、激怒させて病状悪化という可能性もあると思うの。こういう場合はまず、適切な見舞いの品をアドバイスしてあげましょうよ。
そして、予告の麗花さん。百歩譲って、「ぴょーん♪」はいいですけどね、言ってしまってからため息つくのはやめましょうよ。よけい虚しくなるから。