無題

5月26日分。


フタコイ オルタナティブ「サはさよならのサ」
恋太郎の前に沙羅と双樹の保護者三ツ木が現れ、彼女たちが16歳の誕生日を迎えるとともに、どちらか一方が三ツ木と婚約しなくてはならないという約束が明かされた。それが彼女たちのタイムリミットだったわけですね。父親によって強制されたこととはいえ、三ツ木は決して悪い人間ではなく、むしろ、父親の言葉どおりにちゃんと白鐘姉妹の面倒を見てきたわけだし、双子を縛るようなことはしなかったし、彼なりに精一杯のことをしてきたようです。だからこそ沙羅と双樹も、彼の不利益にならないように、理不尽な取り決めに唯々諾々と従うしかなかったんですね。三ツ木の父親の勝手な考え方が一番のガンだなあ。パパはパパで、悪意からではなく、本当に姉妹のことを心配して決めたことなんだろうから、よけい厄介なんですけどね。
君はふたりを幸せにできるのか?と三ツ木に訊かれて、答えることができない恋太郎。俺が彼女たちを守ってやる、と言うことも、幸せにしてやる、と見得を切ることもできなかった。双子に出会うことで、やっと一歩を踏み出し始めた恋太郎に、いきなりそこまで期待するのは酷でしょう。沙羅と双樹にもそれが分かっていたから、本当のことを言って彼によけいな責任を負わせることができなかったんだろうなぁ。義務で行動していた三ツ木からは得ることができなかった、心を開ける場所をくれただけでうれしかったから、それ以上望んではいけないと思ったのでしょう。
双子たちの気持ちを考えると切ないですね。双子のどちらかと三ツ木が惹かれあうことができれば、まったく問題なかっただろうに。
EDがバージョン違い。このEDの曲好きだなぁ。



バジリスク「人肌地獄」
お胡夷の能力は、相手の肌に蛭のようにまとわりつき血を絞り取るというものでした。まさに、人肌地獄(相手によっては、天国気分かもしれませんが)。さばさばした性格に見えるお胡夷にはミスマッチな、粘着質な技なのが意外です。彼女は、拷問相手としてはもっともふさわしくない人材だったんですね。伊賀はまんまと彼女の策にはまったわけだ。でもこれって、接近しないと意味ない分、能力を知られたら一発でアウトだろうなぁ。蝋斉に続いて陣五郎までたやすく扱うお胡夷。素敵すぎです。男ってバカですねぇ。これで陣五郎が落ちれば、双方の戦力が互角になるわけか。
一方、夜叉丸に変化した左衛門は、蛍火に遭遇。すっかり気を許している様子の蛍火は、あからさまに不審な行動を取っている夜叉丸の様子に気が付いてない様子。恋する乙女は盲目ということなんでしょうかね?騙されたふりして罠にかけるより、即攻撃した方が早いだろうし。もし気づいた上でこれだけの演技をしてるんだとしたら、その結末がめちゃくちゃコワいけど。
甲賀も伊賀も、女性陣ばかりが生き残っている(お幻は別として)というのが、この先の戦いのポイントかもしれません。いろいろと情が絡みそう。
天膳より不戦の約定が解かれたことを伝えられた朧はどう反応するのか?甲賀側は、弦之介を救い出せるのか?