このところジャぱんが変だ(いつも変だったけど)。

これは原作どおりなのでしょうか?
思わぬキャラクターを登場させてくれたのは有難いのですが、ブリオッシュの味が結局どうだったのかがまったく伝わらないよ、黒やん。



5月19日分。


フタコイ オルタナティブ「最初の事件」
恋太郎と双子が出会った頃の物語。恋太郎は、みんなから敬愛されていた父に憧れながらも劣等感を抱いていたんでしょう。父の死後、その後を継ぐことができず、かといってそこから離れることもできずにいた頃に現れた双子。ヒントにしたがって彼女たちを探すうちに、恋太郎は、自分なりのやり方を見つけることができた。沙羅と双樹は、ずーっとこうやって自分たちを見つけてくれる人を探していたんだろうか?依頼料を手にしてもまだバカみたいなヒントを懸命に追って、必死になって自分たちを見つけてくれようとする人が現れたときに、初めて自分たちの居場所を見つけることができると思っていたのでしょう。彼女たちの背景がどんなものなのかは知らないけど、そんな印象を受けました。



バジリスク「降涙恋慕」
お胡夷の肉体の描写に力が入っているような気がするのは気のせいでしょうか?文句は言いませんが。というか大歓迎ですが。
伊賀側に捕らえられてしまったお胡夷。一方、甲賀側は和睦への疑念を覚え、夜叉丸を討った左衛門と刑部のみに不戦の約定が解かれたことが伝わる。弦之介を救うために伊賀の里へ直行する左衛門兄ちゃんと刑部。巻物のことも知らないし、豹馬の指示もなしで大丈夫でしょうかね?お兄ちゃんは、声色だけでなく姿かたちまで他人に似せることができる物まねチャンピオンなんで、夜叉丸の姿で伊賀に向かいましたが、夜叉丸と恋仲の蛍火なら絶対気づくよなぁ。
次回のサブタイが煽りまくり。



『世界の天然無処理宝石図鑑』(「無処理宝石図鑑」編集室編/柏書店松原)
敷居の低い、素人向けの宝石関連書としては最新のものではないかと思われる、今年3月に発行されたばかりの一冊です。日々進化している分野なので、新しい本というだけで価値があります。
メジャーな石のほとんどが処理済みであることが多い現在、よしんば見つけたとしても、とてもじゃないけど手が出ない庶民にとっては、無処理の石の本来の美しい姿を見ることができてお得です。天然のピンク・インペリアルトパーズなんて、見たいと思ってもなかなか見ることができませんし。ガーネット一族の系譜など、ユニークな記述内容も多い。ただし、初版だけあって誤字脱字が異様に目に付きます。また、ブラック・ダイヤモンドやアパタイトなど、最近人気が高まっているにもかかわらず網羅されていない石も多数あります。それでも、十分楽しめましたが。