昼ドラ

お休み中余裕キャンペーンの一環として、危険な関係という昼ドラを見てみました。
これって、タイトルどおりのド・ラクロの作品なんですね。私の知る限り、この原作は最低4回は映画化されていて、特にスティーブン・フリアーズ監督のバージョンは必見の傑作ですが、私は凡作と評価されているロジェ・ヴァディム監督版(確か、華麗な関係というタイトル)が、スイートで官能的なメロドラマで好きだったりします。
幼い頃見た時は、騙される側の貞淑な夫人に同情したものですが、大人になってから見ると、騙す側の侯爵夫人の、若さに嫉妬する気持ちの方がよく分かったりする、見る側にとっても残酷な話だと思います。



アタックNo.1「第4話」
いわゆる「青春ドラマ」で、ここまで誰一人同情できるキャラがいないのも珍しい。同じ罪悪感で結ばれたチームメイト、自分の過失に知らん振りするばかりか、誰がチクったのかを気にするこずえと、義憤ではなく私怨からこずえのことを告げ口するみどり。ある意味、とっても現代的な、ダークなドラマに唸らされました。



恋におちたら〜僕の成功の秘密〜「ヒルズは歌う」
超脚本で有名なIT業界(?)ドラマ。にぽたん研究所さんの第一話紹介を見て以来気になっていたので、休みにかこつけて見てみましたが、初っ端から凄い展開でびっくりです。理由も言わずに大事な契約会議を中座する人間なんて、私が経営者なら、問答無用でクビにしますよ。堤真一のボランティア精神に敬服しました。
トンデモドラマは大好きですが、いい大人が周りの迷惑も何も考えず理屈抜きで行動した末に、説得力のないタナボタにありつける展開ってのはどうだろう?仕事がすべてこんなに楽だったらいいなぁ、とは思うけど。



5月4日分。


極上生徒会「華麗なる対決」
遊撃と隠密、予算を賭けての戦いは、カレー対決。遊撃の代表は、料理自慢の香です。香が料理上手なのは、貧困時代を過ごしたからでしょうか?会長への異常な愛情を除けば、本当に申し分のない子ですね。一方の隠密は、カレーライス三姉妹というプロをスカウト。この時点で勝負は決まったように見えたが、最後の逆転チャンスでインド人をゲットした遊撃。しかしりのの判定は、ふたつのカレーを混ぜるともっとおいしい、という勝負に賭けた両者の努力が水の泡な展開でした。
くらだない小ネタが効いてる展開が面白かったです。助っ人のインド人女性とプッチャンの秘められた過去が気になりました。ていうか、プッチャンってやっぱ、独立した生命体じゃん。