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最近、起こるはずのない事故ばかり起きているような気がします。



4月25日分。


エルフェンリート「触撃」
ディクロニウス同士の激しい戦いでしたが、やはり直接的な描写はカットされてるみたいですね。何が起こってるのかは分かるから、別にいいけど。
自分が処分されていくことを承知で、蔵間に別れを告げるナナ。ナナの死に対する周囲の反応が、予想以上に優しく描かれていたのが意外でした。もっと突き放した表現をするものだと思っていた。何よりも、蔵間のナナに対する態度に、愛情らしきものがうかがえたのが救いでした。単なる実験動物として扱っていたわけでもないらしい。蔵間の娘は死んだらしいけど、それはディクロニウスのせいだったのか、それとも彼女もディクロニウスだったのか?コウタの死んだ妹とは関係はあるのか?
新たなキャラ、角沢教授登場。ここ出てくる男はみんな、にゅうに囚われてるようです。で、その挙句、みんな破滅していくんでしょうね。彼らにとっても人類にとっても、まさに「運命の女」なんでしょう。



創聖のアクエリオン「はだしの戦士」
不動指令は、書をたしなまれるようで、力強く書かれた言葉は「裸足」。今回の特訓は裸足がテーマです。足跡を見るだけで相手のすべてが分かるという、どっかの新興宗教教祖みたいな特技を持つ指令のおかげで、シルヴィアの愛読書は『不思議の国のアリス』で(この世界にもルイス・キャロルはいたらしい)、ブラコンゆえのフリーであることも分かりました。自分に自信のない麗花なんかすっかり呑まれて、指令の前では裸も同然。余裕かましてたシリウスお兄さまもやすやすとバランス崩されて、麗花に支えられてます。情けないですね。しかも、指令がしゃべってる間中、放心して麗花に身を預けっぱなしだし・・・・・・もしかして、わざとですかお兄さま?
ちなみに一部始終を見ていたリーナのビジョンには、みなさんの姿が男子トイレのマークみたいにバランスの悪い姿で映ってたりします(アポロのみカッパ姿)。なのに、後ほど改めてアポロとシルヴィアに会ったときのビジョンでは、ふたりとも至極まともなシルエットになってました。かように気まぐれなリーナ・ビジョン、次回の活躍が楽しみです。
今回の出撃は、ピエール指揮でアポロ、シルヴィアを伴ったアクエリオン・マーズ。しかし、ケルビムが重力キャンセルという技を出してきたので、重心の低いソーラー・アクエリオンに組み直し。四つんばいのその姿を無様と非難し頭を抱えるシリウスに、不動指令の思わぬ言葉が飛ぶ。
「君は赤ん坊の頃、どうやって歩いていた?」
はっ!!(画面は、キュートな赤ん坊時代のシルヴィア&紅顔の美少年シリウス[映像提供:シリウスさん])
そう、その無様な姿こそが、人間の基本。今のアポロたちは、何度倒れても決して諦めない、赤ん坊と同じなのだ。一方のアポロたちも、指令のアドバイスを得て、重力キャンセル・フィールドをキャンセルできるくらいの深さにアクセスすることで力強く立ち上がり、敵を倒したのだった。
なんか、むちゃくちゃな理屈にしたがって根性で心の眼を開けば、どんな敵でも倒せそうな気がしてきました。不動指令の強引な論理と、それになぜか説得されちゃってるみなさんが面白いので、この特訓展開は継続して欲しいものです。
ちなみに、アポロの命名場面も思い出の中に登場。単にマッパで川岸に立ってる時に太陽を背負ってたから、ということでバロンがつけたらしいです。大掃除と雑煮を合わせて大雑、くらいのいい加減な名前のつけ方です。
その頃トーマは、太陽の翼を取り戻し、その力で生命の樹を進化させ新たな世界を生み出す、という夢のビジョンを堕天翅族の長老ヨハネスに進言。とにかくアポロを生け捕りにすれば、堕天翅たちは栄えるということなんでしょうかね?