なんかいろいろ忘れているような気がするがまあいいや。

4月11日分。


うえきの法則「バトル開始!!の法則」
関西弁キャラは関西人にやらせるべきだと思うなぁ。ヒロインのあいの行動だけは面白いけど、能力者同士の戦いが興味を引かれない内容で見てて退屈になってきたので、パスしそう。



エルフェンリート「掃討」
コウタのために、自分が壊してしまった貝殻を必死で探すにゅう。そして、坂東たちを無表情にいたぶるにゅう。この対比が鮮やかでした。凄絶な力を持つバケモノと頼りなげで無垢な幼児という二面性を持つ彼女の本性に、コウタはいつ気がつくのでしょうか?蔵間が放つ次の追っ手は、多分にゅうと同じような能力を持っているのでしょう。にゅうもこのコのようなひどい扱いをされていたんだろうなぁ。
偏執狂の傾向がある坂東は、にゅうに復讐するために戻ってくるのでしょうね。彼を助けようとした少女がどのように話にかかわってくるのかが気になります。



創聖のアクエリオン「闇の獣」
新事実判明!一万二千年前、堕天翅族と戦って人類を守った「太陽の翼」は、実は堕天翅族の裏切り者だった!!
なんてことはどうでもいいです。今日はさらっと人物紹介編のようです。
まずは、地球を守るヒーローたちの親玉・不動指令。酔拳を駆使し、言うこときかない少年アポロを丁寧にいたぶるような、快活なおじさんです。
お次に控えますのは、美を愛する王子様シリウス。初めての合体を、「一万本の白い薔薇に包まれて愛しき人と朝を迎える」と表現なさってます。さすが王族ともなると、初体験の感想にもセレブ感が漂いますねぇ。もっとも、アポロとの合体はレ●プに近かったとおかんむり。妹のシルヴィアも、野卑な少年に反感(もちろんそのうちこれが恋心に☆)があるので、お兄様に大賛成。
しかし、当のアポロもいろいろと苦労が絶えないらしく、車椅子のゴシック少女とご対面して微妙な電波を感じて戸惑ってる模様。彼女は、アポロの中に別の誰かを見つけたりする能力者です。彼女の心の眼がとらえたアポロのイメージは、画力ゼロながらも心ゆさぶられる、とってもポップでラブリーなものでした。その他のキャラクター@彼女の心の眼、というのも見てみたいものです。
一方、前回大失態を演じた麗花は、シルヴィアに疫病神扱いされて反論もできないようなネガティブ・シンキングな人であることが判明。絶対この人ラグビーとかサッカーとかやってる!と見た瞬間断言できるピエールともども、いろいろとファンキーな人間関係が見られそうです。
さて敵の襲来によって突然過去世が憑依したアポロは、麗花と無理やりチェンジしてシルヴィア、シリウスと合体。しかし、どうやら今現在のアクエリオンは、彼が覚えている合体とは程遠い不完全体のようで、イライラが募ります(だって王族兄妹との相性最悪ですものアナタ)。他方、歯ごたえがないってんで敵のトーマもイライラ。ついに我慢の限界に達したのか、トーマはアポロに向かって「私がかつてただひとり愛した男」と、いきなりの告白カミングアウト。アポロ大ショックで、宇宙を生み出す創生の光を放つ。いいリアクションする奴だなぁ。


面白いです、とてつもなく。まんまと乗せられてると分かってても、ネタにいちいち反応してしまいます。楽しくてたまりませんです。予告も兄妹漫才と、サービス精神も満点。
OPは結局ないんでしょうかね?あの曲をフルで聞いてみたいのですが。



彩雲国物語』[花は紫宮に咲く][想いは遙かなる茶都へ][漆黒の月の宴](雪乃紗衣角川ビーンズ文庫
前2巻は読んでいたけど、それ以降が見つからなかったので長らく放置していたもの。「中華風ファンタジー」というジャンルらしいです。
ご多分に洩れず主人公の秀麗がハーレム状態ですが、彼女は結構苦労しているし、自分を客観的に見ることができる賢いコなので、それほどタナボタな印象はありません。むしろ、登場する男が例外なく美形で、しかもあざとく感じられるようなキャラクター付けがされていること、先が読める展開、場面の移り変わりが激しすぎて、ひとつひとつの場面が中途半端になってしまっていることなどの方が気になってました。しかし、前2巻は前振りにすぎなかったんじゃないかと思うくらい、3巻以降では物語の緩急の付け方、キャラクターの動かし方に格段の進歩が見られ、少々の欠点は気にならなくなるくらい楽しめました(特に3巻)。この先の展開も期待できそうです。
ちょっと気になったのが、雑誌に掲載された藍龍蓮の話。これはかなり重要なエピソードで、これによって4巻の彼の行動が全く違った印象を与えるようになるので、こういう短編は無理にでも本編のどこかに収録すべきだったと思います。今月刊行の新刊に収録されることになるのでしょうか?
ちなみに私のお気に入りは、藍龍蓮、茶朔洵、柴彰。元々おバカな男が好きなので、柴彰を好きになったのは自分でも意外。「茶州の禿鷹」兄弟もいい味出してて好きですねぇ。