アニメ新番組

今期普通に楽しみにしているのは、安心して見られるであろう攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG。エマ同様、原作を読みたいと思ってたけど機会を逸していたハチクロも一応チェック予定。他に、一応一回目はチェックしようと思ってるのが、スピードグラファー極上生徒会うえきの法則創聖のアクエリオンエレメンタルジェレイドバジリスク。できればリアルタイムで見たい方なんで、夕方のアニメはよほど面白くない限り撤退する予定。
問題は、作者に対して苦手意識のあるツバサ・クロニクルLOVELESS。ツバサは真下作品だから、勇気を出してチェックすべきかもしれない。LOVELESSは、一応ZERO-SUM読者なんで読んでるけど、身を入れて読んでないせいか単に理解力がないのか、さっぱり理解してません。
苦手で言えば、ふしぎ星の☆ふたご姫も、総監督は魅力的だけど自分の苦手な幼女ジャンルなんで、時間があったらチェックするというスタンスで。
ガラスの仮面は今さらすぎるけど、リンかけくらいのことやってくれれば別かもしれない。乙部のリえが出てきたら絶対見ます。



金色のガッシュベル!!「新たなる脅威 風を語る少年 バオウ抹殺!」
久しぶりに、これは映画版か!?というくらいのクオリティを見せてもらいました。あまりの出来のよさに感動して泣けてきてた。
この2ヶ月ほど白紙になっていたシリーズディレクター貝澤幸男に決定したようで、貝澤ファンの私としては感無量です。今回は、その演出力のスゴさを改めて見せた一作。
相変わらず、光と影の効果に計算された見事さがあります。テッドの上に覆いかぶさるジードの影、夕陽の暖かさを感じさせるガッシュとテッドの場面、月光、アースの剣の不敵な輝き、川岸で戦うガッシュの発光した姿とアースの刃のきらめきが暗闇の川面に浮かび上がる美しさなど、数々の場面が印象的な光に彩られている。
また、画面の使い方の上手さも健在、例えば、ガッシュの秘密基地に向かうテッドの奥にガッシュに会えずに淋しく帰っていくナオミを配し、公園の一日の終わりをガッシュとテッドの出会いへと重ねている。飛ばされたバルカンが着地するまでに展開されるガッシュ対テッドの高速の戦い、ガッシュを助けに入るテッド、アースたちと戦う清麿が本の裏表紙を見せて本を開く場面など、スピード感とカッコよさも言うことなし。自分の気持ちを理解してくれたガッシュに出会えたテッド。彼の表情を目だけで見せてそこに涙がにじむ場面は、原作にもない詩的な一瞬でした。いやもう、挙げていったらきりがない。もちろん、それを活かすための作画も万全で、脚本も原作に忠実に、テッドという魔物の魅力が十二分に感じられる内容でした。


原作のエピソードの順番は変えているようですが、これはテッドという分かりやすく感情移入しやすいキャラクターをまずお披露目して、視聴者が新シリーズに入りやすくするためでしょう。それによって矛盾が生じないか心配ですが、そこらへんはアニメ版ではもう茶飯事だから、まいっか。
OP、EDも変わりました。OPは切ない系から明るいものに。毎回のことながら曲も演出もいい感じですが、OPでネタバレしてるような気も・・・。EDも軽快に、ガッシュ組、ティオ組、キャンチョメ組、ウマゴン組に焦点を当てた楽しいものになってました。



おねがいマイメロディ「バイオリンがひけたらイイナ!」
見るつもりはなかったんだけど、たまたま見たら、ウザさと紙一重マイメロディのボケ具合が面白かったので、時間のあるときは見ようかなと思いました。



MAR-メルヘヴン-「開け!異世界の扉!!」
これは原作もこんなんなんでしょうか?ファンタジーに理解のありすぎるヒロインとか、キャラクターたちの言動が不自然すぎて入り込めませんでした。異世界に行かせる、という落としどころまで強引に話をつなげたような印象を持ってしまった。異世界ものってのは大抵ご都合主義の塊だったりするのかもしれませんが、それがこれほどあからさまなのも珍しい。こんな感じで進むようならパス。
IZUMOもそうだけど、異世界へ飛ばされるファンタジーって、そこに至るまでの過程に説得力を持たせようとするあまり、却って不自然な導入部になってしまうのかもしれない。



4月1日分。


ケロロ軍曹ケロロ再び大地に立つ!であります」「タママ黒いタママであります」
時間帯が変わっての一発目。すっかり忘れてたんで、ちゃんと録っててくれたHDDさんに感謝。
やっぱりOPは変わってしまうんですね。夕方らしくせわしないものになってます。第一回目は時間帯変更による内容紹介、キャラクター紹介に費やされているので、やりたい放題が抑えられてしまってます。しばらくはこんな感じになるのも仕方ないか。
あと出てないのは、伍長、サブロー、モア、小雪?他にいたっけ?



4月2日分。


ウルトラマンネクサス「憐-ザ・サード-」
OP変更で、TLTのひとりひとりにスポットが当たってますが、果たして活躍の機会はあるものか。とりあえず、脚本は太田愛なのがうれしい。ご本人のHPを見ると、7回分の予定が載っていましたので、かなり楽しみにしています。
さて、新章は新たなヒーロー、燐が描かれています。姫矢とは180度雰囲気が違う、陰りを感じさせないキャラクター。幸せな人間を見ていたい、それ以外の望みはないという燐。これは最初の頃の、人々を救いたいという理想を描いていた一輝に通じるものがあるようです。しかし、それだけではなく、どこか謎めいたところもある。彼はすべてを承知でウルトラマンに変身したようですし、彼の登場を吉良沢は予想していたようです。
ビーストとMPの存在が、都市伝説として巷に伝えられていること、その中でMPがビーストとともに人間に害をなすものとして語られているのが面白い。



VIEWTIFUL JOE俺たちに明日はある!の巻」
ジョー対ブルーの戦いは、人々のヒーローへの声援を力にしたジョーの勝ち。キャプテン・ブルー、転じてシルヴィアのパパは、自分のヒーロー映画にとらわれるあまりムービーランドに迷いこみ、いつしか自分の映画に冷たかった人々への復讐を考えるようになった。所詮フィルムは朽ちれば忘れられる存在だと言うブルーに、人々の心に焼き付いた勇気の心はフィルムが消えても朽ち果てることはないとジョーが反論する。家庭を捨てたブルーに、パパは素晴らしい映画監督よ、これからも新しい映画を撮り続けて、というシルヴィアはいい娘です。そして、ブルーの思い込みに反して、人々はブルーを忘れてなんかいなかった。人々の歓声を聞いて、それがブルーにも分かったようです。
というわけで、シルヴィアのおねだりに負けてしまったパパは、シルヴィアにVウォッチを与え、セクシー・シルヴィアの誕生です。晴れてヒーローバカップルの誕生。ていうか、ジュニアにもVウォッチあげなさいよ。いや、ジュニアはそんなもんなくても強いか。セクシー・シルヴィアに「誰と戦うんだよ、相手がいなけりゃただのコスプレじゃん」と正論でツッコめるのはジュニアだけですから。
これでムービーランドも平和になるね、といったジュニアに言葉を濁していたブルー。もしかして、彼は新しい脅威の存在を知っていたのでしょうか?そんなこんなで、新たな敵の登場です。ジャドー三幹部やアラストルも新たな敵として現れることになるのか?ブルーの補佐として最後までつき従っていたスプロケットも敵にまわるのか?



英國戀物語エマ「贈り物」
以前から原作を読みたいと思っていた作品でした。
ビクトリア朝のイギリスを舞台としたメイドのエマとジェントリであるウィリアムの恋物語。ふたりを暖かく見守っている、厳格な元家庭教師ストウナーさんが素敵です。本物の大人の女性ですね。
エマとウィリアムがどんな風に距離を縮めていくのか、週末らしいゆったりした気分で見ることにいたします。



IZUMO ―猛き剣の閃記―「夢の呼び声」
男性と女性のキャラデザインのバランスが悪いような気がします。男がどちらかというとリアル寄りなのに対して、女の子は萌え系という印象。どちらにしても、キャラクターに魅力が感じられなかったし、ネタとしてもツッコミが中途半端になりそうなのでパスします。