アーサーミラー氏に合掌。

といっても、『セールスマンの死』しか知らないんですけど。



金色のガッシュベル!!異世界の扉!ガッシュVSブラゴ最強対決」
ナゾナゾ博士が前説担当になったようです。ブラゴはともかく、いつガッシュが最強になったのかなんて聞いちゃいけません。大人の事情ですから。
一方的にブラゴを責めていたガッシュでしたが、シェリーの回想が正しければ、マジロウたちは勝負に敗れただけです。降りかかる火の粉を払っただけのブラゴの行動は何一つ責められるものではありません。しかし、ガッシュさんは錯乱してるので、てめぇ勝手な理屈でブラゴに喧嘩を大安売り。シェリーが正式に宣戦布告して、ガッシュ・ブラゴ戦の始まり。シェリーさんは相変わらずすんげぇ強く、アイアン・グラビレイを躊躇なく放つ。そこから必死に逃げるガッシュ一行。というか、逃げようとして逃げられるもんなのか?ウマゴンなんか、恐怖のあまり意味なく清麿さんのまぶたを裏返し。これは怖い。そして、ガッシュとブラゴの力のぶつかり合いで、彼らを見守っていた謎の魔物の思惑通り、異世界への扉が開いた。
ブラゴたちは、彼らを呼び寄せたマエストロの所へとたどり着く。一方ガッシュたちは、遠くで野ざらし。奇妙な世界で石の雨に降られて、とんでもないご面相になってたりします。特に清麿さんは、ヒーロー顔が台無しのマタンゴになってます。これも怖い。そして、ガッシュ、ブラゴたちはそれぞれ、人間界と魔界のはざまの世界、どちらの世界にも戻ることができない、罪人の流刑地に飛ばされたことを知る。
ということで、ガッシュが頭悪そうなのは、子供だからこんなこともあるさ、で許せるかもしれないけど、清麿まで行き当たりばったりで、異常に頭悪すぎです(ラウザルクの使用をガッシュに指摘されるなよ・・・)。映画版みたいなもので、これはもう、まったく別の人たちによる別の物語と割り切った方が良いのでしょうね。エスカレートするオイオイ設定と反比例するようにギャグ演出が冴え渡ってるので、ギャグ部分を楽しみながら適当に見ることにいたします。



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜「一方その頃 俺たちの旅
元営業のエドさんによる、一方その頃こうだった編。ファイアード・ブラザーズ大活躍で、オリジナルのOPが用意されちゃってます。オリジナルのアイキャッチさえある素晴らしい冒険譚。どこかスポンサーになってやってくださいよ。
会社を解雇された後、ファイアージャイアントとともにさすらい、レジェンズの害から人間たちを守ったり、はぐれレジェンズを助けたり、いさかいの仲裁に入ったりしてがんばってたふたり。その過程で明らかになる、今まで登場したキャラクターたちのその後。DWCに追い出されたレジェンズたちにも、色々苦労があったんですね。時々挿入される本編のおかげで、時間経過が分かりやすくなってます。
ダンディーは、石油を掘り当て大富豪になったにもかかわらず、レジェンズたちもくつろげる、文字通り隠れ家的カフェを始めた(その途中で、エドたちにも会っていたんですね)。ふたりは、ディーノのママンが突然ふっきれて、肝っ玉母ちゃんになって帰ってきた姿も目撃していたらしい。そして現在。自我を失ったファイアージャイアントだったが、あの頃の絆を思い出したエドの友情の叫び(というかダジャレに反応して)、元に戻ったファイアージャイアント。今までかかわってきたさまざまなレジェンズたちも顔を出して、誰一人忘れ去られることなく、ラストに向かいます。
ゲスト・キャラというものは大概、登場分を終えた後は用無しのはずですが、ここでは、今まで登場したキャラクターたちすべてにもその後のドラマを用意して、脇役の人生もないがしろにしていません。一方その頃こうだった、という形はアイデアとしても面白いのですが、何よりも、製作者のキャラクターたちへの愛情を感じられる、ステキな展開でした。



2月12日分。


舞-HiME「こころの迷宮」
舞衣は、巧海が自分の気持ちを重荷に思っていたこと、彼が晶に好意を寄せていることを知ってしまう。巧海は既に彼女の手を離れ、自分の人生を歩き始めている。その混乱のままに命に当たり、遠ざける舞衣。祐一は詩帆のために生きることに決めた。気が付くとひとりぼっちになっていた舞衣は、初めて自分のための人生に向き合うことになる。
望んで選んだ道ではなかっただろうし、舞衣が今まで苦労してきたのは確かだけど、一方で、たったひとつの目的のためにわき目もふらず走ってきたことで、様々な選択に目をつぶって、考えなくてもすむ道を選んできたことも確かです。これから、自分自身の生きる目的を見つけなきゃいけないわけで、主人公なのに一歩引いたところのあった、人生に対して受身だった舞衣が、これからどのような生き方を見つけていくのかに注目です。



2月12日分。


ウルトラマンネクサス「要撃戦-クロスフェーズ・トラップ-」
異相間移動で逃げ込むビーストに対抗してトラップを仕掛けるTLT。ビーストの進路上に当たるベッドタウンの住人を囮とするために、あえて避難勧告を行わない作戦。この非人道的ともいえる作戦に、一輝が何の異議も唱えなかったのが意外でした。一輝のキャラが強くなったのは分かるけど、青臭い理想主義を掲げてる彼が結構好きだったんだけどなあ。



VIEWTIFUL JOE「顔をあげて歩こう!の巻」
落ちこぼれ野球少年たちと、家出少女。見て見ぬふりをしない勇気、という教訓話を交えつつ、二組のゲスト・キャラを動かしながら、すっきりまとめてました。ダメダメな鮫のくせに、グランブルースにラブラブな彼女がいたことがちょっと悔しい・・・。
家出少女捜索の代わりに、チーズバーガーの作り方を教わるジュニアは、かなり手際がよさそうでした。いやもう、この子使えすぎて怖いですよ。マジでうちに一人欲しいんですけど。



ケロロ軍曹ケロロ 愛のいきなりだんごであります」「夏美&桃華 V作戦発動!であります」
去年あたりから妙に巷で話題のいきなり団子ですが、食べられない私には、スタッフがここまでひいきにする理由が分かりません。そんなにおいしいもんなんですかねぇ?まあとにかく、なぜかいきなり団子にこだわる軍曹が、バレンタインを利用して荒稼ぎしようという浅薄な計画。結果は予想通り。きちんと売れたのは、誠実に顧客に対応していたドロロだけでしたとさ。モアさん、働き者ですねえ。
で、後半は本来の主役、女の子たちがチョコを渡すまでの聖なる戦い。桃華は西澤家精鋭のサポートを振り切って、けなげな独力アタック。そのかいあって、姉のチョコばかり受け取って落ち込んでいた冬樹に予想以上に感激され、番組至上例がないほどのいい雰囲気に。よかったなあ。夏美は、手違いからいきなり団子をサブロー先輩に渡してしまうが、意外性が受けたよう。軍曹さんは、うわぁ・・・、としかいいようのないチョコをタママからゲット、とみなさんそれなりにほのぼの気分。
一方、夏美の行動を知ることもなく、伍長はいきなり団子の犠牲になってます。誰か生産調整という四字熟語をモアさんに教えてやってください。



グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜「風船使いみかんの仇討ち」
今回の必殺技は、パンツが破れちゃったんですけどぉ攻撃(なんでパンツだけ破れるのか不思議)、弾同士のかち合わせ、そして弾丸一気に叩き込み戦術と、豪華な詰め合わせ。
ところで、なぜみかんちゃんが加わることになったのでしょう?