今年の目標。

見る番組の数を減らす。今現在見ているものでいっぱいいっぱいなので、新番組はできるだけさくさく切っていきます。捨てる勇気を持とう(byケロロ軍曹)。



1月6日分。


マイネリーベ「鏡像」
二週間ぶりにこのOPを見ると、血湧き頬ゆるみますね。
姉の墓前に花を手向けるオルフェ。お姉さんは、19で亡くなったらしい。「お久しぶりです」と長い間待たせた視聴者にも挨拶を欠かさない律儀な主人公、と感心したら、単に姉上に話し掛けてただけでした。
姉の墓参りをした後のオルフェさんは、心ここにあらずの萎れっぷりで、ナオジもカミユもびっくりです。「あれで本人は普通にしてるつもりなんだからな」とエドに暴露されてます。授業も上の空よそ見して、チョークが飛んできそうな勢いのオルフェさんです。やっぱ普通に授業もしてるんですね。そしてやはり、机はないらしい。ルーイ様、すっかりダウナーなオルフェにいつものごとく軽い嫌味を繰り出すが、言い返すこともできないオルフェ。「どうした、いつもの威勢のよさは?」と執拗に絡むルーイ様。心配してるんだよね?
いつまでたっても這い上がってこないオルフェを心配して、街に誘うエド。小さい頃からずっと一緒で、お姉さんが亡くなったときも傍にいたエドは、オルフェのために何かせずにいられないのでしょう。街行く人々を見ながら、「ルードヴィッヒも彼らの声を聞けば少しは考えも変わるだろうに」とオルフェ。落ち込んでてもルーイのことは思い出すのね。で、街に出れば出会うのは当然、いつも陽気なかしまし男、アイザックさん。お茶だけでなく夜遊びについてもエキスパートのアイザック(あんた、仕事は?)、お坊ちゃんたちを酒場へと連れて行きます。ただし、ふたりにはジュースをあてがうけど(貴族様って、子供でもワインくらい飲むはずなのでは?)。さりげなく、眼鏡教師のことについて探りを入れるアイザック。やはり気になっているようです。ふたりの情報によると、眼鏡教師は今年赴任してきたらしいが、よく分からない奴とのこと。そこに酒場の常連、ダグラスが絡んでくる。戦火に巻き込まれ家族を失い亡命してきたダグラス。悲しみを忘れるために、ひたすら酒に逃げている彼の姿が、オルフェには他人事とは思えない。翌日、ルーイはオルフェとすれ違いざま、またもや喧嘩を売ります。「お前の本当にやりたいことは何だ?机上の空論で人は動かない。ましてや、己の立つ足元すら定かではない者の幻想では」ルーイ様、よっぽど沈んでるオルフェが気になるんだなあ。オルフェは、自らの迷いをエドに語る。姉が死んだとき、同じような犠牲者を出さないためにできるだけのことをしようと誓ったけど、自分はただ逃げていただけなのではないか?理想を追求することで、悲しみを忘れようとしていたのではないか?酒に逃げているダグラスのように。
困ったエドさん、ナオジとカミユを集めて、定例のシュトラール候補生三人会を開きます。そこでオルフェの様子をこと細かにご報告。プライバシーも何もあったもんじゃありません。この三人、オルフェやルーイを肴にしょっちゅうお茶会してそうですね。オルフェにもルーイと同じように人を引き付ける力がある、いずれ自分の力で抜け出すだろう、とナオジさんがエドを慰める。
一方、ダグラスに会うために酒場に向かったオルフェは、またもや酒に逃げようとしているダグラスを諌める。しかし、ダグラスは姉の形見のペンダントを奪っていく。追いかけるオルフェ。ペンダントを橋の上から川に投げようとしたダグラスは、足を滑らせて落ちそうになる。その時オルフェが手を伸ばして掴んだのは、落ちていくペンダントではなく、ダグラスだった。あなたが死んだらご家族が悲しむだろう、と、大切な思い出の品よりも目の前にいる人間を助けたオルフェ。それでも自分の無力を嘆くオルフェにアイザックは言う。「お前は大事なペンダントよりもあいつを助けたろう?そういう想いが広がって国を助ける力になるんじゃないか?」オルフェの理想論は確かに青臭い夢物語かもしれないけど、現実を理想に近づけるための方法は、そこにある。オルフェは既にそれを手にしている。アイザック先生は、今日もこうして迷える若者を導いていくのです(だからあんた、仕事は?)。
オルフェを部屋の前で待っていたエドは、帰ってきたオルフェがいつもの自信を取り戻しているのを見て安心する。そして、それを温室から見ている人たち。「この私に楯突くものがいなくなると退屈だからな」とルーイ様がうそぶきます。でも、そんな憎まれ口はカミユには通じず、「ルーイったら」と肩をすくめる。もちろん、(素直じゃないなあ)と思っているに違いない。なんかこう、頑固親父に長年連れ添った奥さんって感じですねカミユさん。そのうちオルフェをつかまえて、「なんだかんだいってもお父さん、あんたのこと心配してるんだから」とか言い出しそうです。その頃、カフェのアイザックのところに川から拾ってきたペンダントを届けるダグラス。「あんな奴がいるなら、未来も捨てたものじゃないのかもしれないな」と。オルフェの気持ちは、ダグラスに通じたようです。


総括すると、ルーイ様のおせっかい炸裂な回ということで(え?)。結局、オルフェのお姉さんの死は、単なる空襲だったんですか?何か陰謀があったのかと思ったけど、じゃあ、ルーイ様笑撃タキシード回でのオルフェの思わせぶりな言葉は何だったんだろう?エドの私服がセーラー服なのは義母の嫌がらせなんだろうか?(おーっほっほっ、お前のような卑しい子はセーラー服で十分よ!)
欝ってたオルフェさんも復活して、次回は、妖しく楽しげなイベントが待ち構えている模様。



舞-HiME「ねらわれる学園」
シアーズ財団がいよいよ強硬手段に出始めました。学園を戦車部隊で制圧。その戦車の前に立ちはだかるだけじゃなく、戦車にケリを入れる遥の無謀さが素敵です。武装した兵たちは、舞衣たちヒメを捕らえようとするが、みなさんそれぞれ逃げ出し、学園長が待ち受ける学園最後の砦、風華の中心となる地下へと集結する。
大事な日常を取り戻すために、逃げることをやめ、戦う決意を固めた舞衣。冥府の女王様と呼ばれた真白の正体も明らかになるのか?そろそろ全面マジモードに突入?学園ドラマは終わっちゃうんですか?



1月5日分。


スターシップ・オペレーターズ「カウントダウン」
とりあえず、見目の良い女の子と男の子をそろえて、宇宙空間での戦闘と青春ドラマをするための舞台を作ったということなんでしょう。なぜ彼らが戦おうと思ったのかとかに説得力を持たせようという気は最初からないんですね。ギャグだと考えても中途半端だなあ。
すっぱり切っちゃってくださいという声が画面から聞こえてきたので、お言葉に甘えることにします。



ジンキ・エクステンド「少女が見た戦場」
いきなり戦場に放り込まれた女の子、というありがちなシチュエーションながらも、重苦しいものではなくライトな息抜き場面も取り入れているし、第一回目だからとも考えられるけど、見せ方に手抜きがないので退屈しない。とりあえず後2、3回見て考えよう。