一年で一番忙しい時期がやって来た。

NTTブロックと戦いながら電話かけの毎日。録り溜め体制まっしぐら。



11月25日分。


マイネリーベ「異国」
ちっさいナオジ映像はありませんでした。残念!今回は川崎ヒロユキ脚本で、面出明美とはまた違った味わい。クライマックス部分をしっとりとまとめたなかなか良い話だったような気もしますが、笑いのポイントが多彩すぎてしっとり部分が全部ふっとびました。


父の勧めにしたがってクーヘン王国へ来たナオジ。しかし、自分の知らないところでクーヘン王国への帰化が申請されていると知ったナオジは、母の旧知にその理由を問い詰める。「母はあなたのことをかねがね親のように感じていると申しておりました。だとすれば、私は孫と同じです!」言い切っちゃったよ、ナオジさん。論理が強引すぎ。大人しそうに見えて、やっぱこの人もシュトラール候補生ですね。結局、日本よりもこの国の方が安全だと考えた父が帰化申請をしたのだということを知る。これっていつの時代だろう?1930年代?
自分の進むべき道を迷うナオジを心配するカミユ。しかし、「お前は私とともに歩むんだ。進むべき道はそれだけだ」とルーイ様には迷いがない。相変わらず俺様街道驀進中。ナオジの首筋に触れて、美しい目だの黒木瞳がどうしたの言い始めたんで、危機感を覚えたナオジはひとまず逃げる。やーい、ルーイ様ふられてやんの。次に現れ出たるはオルフェくん。「また、祖国のことを考えていたのか?」ナオジのパーソナルな悩みはもはや公然の秘密。背中に「今私は祖国のことで悩んでます。話しかけないでください」という張り紙でもしてあるに違いない。「私やエドとともにシュトラールへの道を歩もうではないか」とオルフェもお誘いをかける。いわゆる派閥争いですね。みなさん、優秀な人材を自分の陣営に引きずり込もうと必死。ナオジさん的にはこの金髪シスコンがどうも苦手なんでそそくさと立ち去ろうとするが、彼はナオジの肩をがっしと掴み、耳元で囁きやがる。「なぜ私の目を見ない?何を怯えている?」何をってそりゃ、あんたのことに決まっているでしょうが。そんなこともあり、ひとりになってじっくり考えたいナオジくん。お庭で座禅を始めたら、今度はどこからともなくエドが現れる。いつからこれはナオジを落とすゲームになったんですか?チャレンジ精神旺盛なエドは座禅に挑戦したが、足がからまってバランスを崩し、エドを助けようとしたナオジもろとも、もつれ込むように台から転落。いやはや、怒涛のイベント続きですね。フラグ立ちまくりで、誰がナオジを落とすのか分からない状態になってきました(え?やっぱりそれ?)。
そんな時期に、校長の思いつきで剣術・馬術の校内模範演技大会が行われることになる。この学校で、学校行事らしいことが行われるのは初めてですね。いつ見てもみんなヒマそうにぶらぶらしてて、きちんと授業が行われているかすらも定かじゃない学校だからなぁ。そして、その大会パンフを楽しげに検討しているのはお茶@アイザック、じゃない、アイザック@お茶。ウエイトレスさんと大会見学計画を立ててたら、唐突に現れた謎のミーハー少女が強引に話題に割り込む。今までもちょくちょく出てきたこのコはエドのことが気になってるようですが、女は別にどうでもいいのでコメントはパスの方向で(ヒドい)。
大会に向けて、剣術の手合わせをするオルフェとナオジ。オルフェの剣に対して、ナオジが木刀ってのはどうかと思います。どちらかが合わせたらいかがですか?心ここにあらず状態のナオジは、一瞬のうちにオルフェに剣を飛ばされ、そこにエドの静止の声が響く。場面変わって、ナオジの傷の手当てをするエド。何が起こった?「エドの声がなかったら肩を砕いていたところだ。礼を言うぞ」とオルフェ。おいちょっと待ってくれ。オルフェ様ってば、実は狂戦士?剣を持つと我を忘れて、見境なく切り捨てていくタイプだったんですか?もしかして、かっとなって2、3人殺っちゃったこともあったりする?エドが平然としていたのは、もう慣れっこだから?ふたりの絆の意味が違った色合いを帯びてきたような・・・。そこにいつものようにルーイ様が言いがかり、オルフェと一触即発状態。そんな空気が超ヤバいと思ったナオジは、校長に大会辞退を申し出る。しかし校長はそれには答えず、代わりに一本の扇子を見せた。この重苦しい空気の中で「センスがいいだろう?」などと言おうものなら、ナオジの刀の露と消えることは必至。しかし、さすが老獪な校長は、そんな愚は冒しませんでした(個人的にはちょっとがっかり)。単に、壊れた要を修理した扇子を見せただけです。何をしたかったんだ校長?てか、ナオジの話まるっと聞いてないでしょ?そんなこんなで、もう何がなんだか分からなくなって落ち込んでるナオジを励まそうとしたエドは、景気づけに牛角にでも行こうぜ!ってなノリで町へと連れ出す。町中で、宿の女主人に呼び止められるナオジ。彼女に連れて行かれた先には、瀕死の床についていた日本人旅行者、ハセガワがいた。同じ日本人として、ナオジに目を留めていたというハセガワ。どことなく父の面影を宿した彼を放っておけず、ナオジは傍で一夜を明かす決心をする。今頃またルーイ様が、眼鏡教師の寮生点呼イベントに「寮といえば宇宙も同然」とかの演説をぶっているに違いない(ルーイ様、風呂敷広げすぎ)。
一夜明け、大会は始まる。ナオジの不在という不祥事にワクワクの眼鏡教師。心配するオルフェ。しかし、偉そうに現れたルーイ様が、ナオジが戻ってくるまでふたりで時間稼ぎをしようと持ちかける。おふたりの初めての共同作業です。といっても、単にだらだらと試合してつなごうというだけです。ルーイ様、はかりごと、とか言ってた割には大雑把すぎ行き当たりばったりすぎの計画ですね。エドもノリノリで司会を引き受けふたりをサポート。その光景をカミユが微笑みながら見てます。何かしろあんたも。
その頃、宿屋のナオジは、ベッドに横たわるハセガワの傍らに、旅支度をしたハセガワの姿を見る。悩みを持つこと、それ自体に苦悩するのは本当に不幸せだ。最期の時を迎えたハセガワは、異国の地で出逢った同郷の少年にちょっとした生きるヒントを与え、光の中へと笑顔で旅立っていった。
オルフェとルーイ様の試合は続いていたが、ナオジの帰還とともに、ルーイ様はわざとオルフェに剣を弾き飛ばされ、道を譲る。迷いをふっきったナオジは、遠慮なくオルフェの頭上に剣を叩き込んだ!!というところで終わり。オルフェ・・・無事か・・・?結局、校長が言いたかったのは、ナオジがみんなの要だってことですか?


ネクスト・コナンズ・ヒント:「ルーイ様の白タキシード」。来週も笑えること請け合い!!