特別賞受賞に寄せて。

先日のアニメ感想率調査に関して、R'sMさんのところで特別賞をいただきました。Rowenさん、ありがとうございます。しかし、これは私ひとりで取った賞ではなく、スタッフのみなさん、そして見てくれたみなさんひとりひとりが・・・(以下、涙で声にならない)。
見た人にとっては呆れるような長文だったかもしれませんが、本来なら400字詰め原稿用紙400枚に書きたいくらいでした。結局、それをやるとこの調査への出入り禁止になるような気がしたので、涙を呑んであきらめました。



金色のガッシュベル!!「熱き思いよとどけ!第7の術ザグルゼム!!」
作画はイマイチだったけど、それでもティオだけはかわいいのはなぜ?
パティとビョンコによって月の光の石は破壊され、ゾフィスのシールドも破れた。一気に決着をつけようとするブラゴとシェリーだったが、彼らの前に立ちはだかったのは、ゾフィスに操られたシェリーの親友、ココだった。怯むシェリー。ここで、ココのイヤリング、シェリーのリングをことさら印象付けることで、後の展開への伏線を引いてます。
一方のガッシュたち。やっと希望が見えてきた彼らの上に、破壊された石がきらきらと降り注ぐ。対照的に、ヴァイルの足元では、地上に落ちた石のかけらが輝きを失っていく。石を破壊され自棄になったヴァイルが唱えた呪文によって、今までとは比べものにならないほど強化されたデモルトは、パートナーすら飲み込む凶暴な本性を現す。多分ゾフィスは、この結果をも予想して、わざとヴァイルに呪文を使ってはいけないと釘を刺したに違いない。恐ろしいデモルトの姿に、ナゾナゾ博士は白旗を上げてます。それって手品に使ったヤツですか?危機を前に、焦ったレイラもアルベールをひっぱたいて起こそうとしています。普通の女の子だったらこれもアリだけど、レイラのパワーを考えるとかなり危険な行為なんですけど・・・。ウォンレイが息を吹き返したことによって、ようやくキャンチョメたちも参戦。ティオも必死に戦っている。ウマゴンもやる気満々!いや、だからレイラさん、無理矢理アルの目をこじ開けようとしないで下さい。取り合えず、今一番まずいことになってるのは、レイラの手にゆだねられたアルに間違いなし。という(アルだけ)ピンチの中、ガッシュの心に何かが生まれ、本に新しい術が現れた。電撃を敵に蓄積させる術、ザグルゼム。しかし、デモルトはザグルゼムを使う隙を与えない。突破口が見つからずに焦る清麿。とそこで、アルベール覚醒!!どうやら生きていたようです。顔の傷が今までの戦いによるものというより、レイラが加えた数々の暴行の結果のような気もするけど、気にしない気にしない。
やっと本当の意味でのパートナーを得て、レイラの超絶技が炸裂する来週の演出にものすごく期待。



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜ガリオンガリルレガーリック」
自然の崩壊を嘆くガリオンに、何とか自分の愛する世界を理解してもらおうとするマック。ここでマック・パパ初登場。いやもう、見た目もしゃべり方も、まんまマックとそっくりなんですけど。母親がどんな方なのか見てみたいです。ガリオンは、マック・パパの作った陶器に感銘を受け、闇雲に人間の文化を滅ぼそうとしていた決断にも迷いが生じる。
レジェンズクラブは今日もクラブ活動に大忙し。本日のメニューはビーチバレーのようです。こんなにあからさまにレジェンズたちが闊歩していて、周囲を混乱させないのか?その頃、マックとバーガーを食べていたガリオンは、バーガーのガーリックに刺激されて、過去の出来事を思い出す。ご親切にガーリックが脳に及ぼした影響のメカニズムまで説明されてましたが、自分は大脳生理学に詳しくないのでパス。とにかくガーリックすごいな、ってことで。というか、バーガーなんて、人間の堕落した文化の最たるものだと思うんですけど、いいんですかガリオンさん?一方、ヴァンパイア登場でレジェンズクラブは大パニック。レジェンズたちは、必死になってヴァンパイアから子供たちを守ろうとしている。ハルカ先生は、この光景をちゃんと見て、自分のやっていることをもう一度冷静に考えるべきですね。駆けつけたガリオンが、ガーリックの臭い息でヴァンパイア撃退。次回、記憶を取り戻したガリオンによって、過去に何が起こったのかが語られることになるのでしょうか?



11月20日分。


ウルトラマンネクサス「MP-メモリーポリス-」
ひとしきりウルトラマンと戦ったファウストは去っていった。何がしたかったんだろう?ビーストから少女を守り抜いた一輝だったが、一夜明けて少女に出会った一輝は彼女の記憶が失われていることを知る。感謝してもらいたいわけではないのだろうけど、以前のレスキューとしての生活では、そうした触れ合いというものも、仕事を支えていく活力となっていたに違いない。MPの仕事が単なる横暴ではなく、それなりの正義があると知って、今まで彼を動かしてきた理想に背を向けて、ひとまず目をつぶってやり過ごすことにした一輝。しかし、恋人のリコにも危機が迫っていた。
暗い。とことん暗い。そして、展開が遅い。でも面白いんだよなあ。



VIEWTIFUL JOE「えっ、ヒーロー失格!?の巻」
今回は、ジョーとシルヴィアの絆、というか、割れ鍋に綴じ蓋ぶりがよく分かりました。シルヴィアという能天気な彼女にして、敵にまで、しゃきっとせんか!!と言われる彼氏ありですね。でも、ちゃんとお互いを理解しているところが素敵な関係です。なぜかジョーを勝手にライバル視してるアラストルも、いい加減そうに見えていい加減だけど、直感だけで大事なことを見極めることができるジョーに触発されたようです。
冒頭、空気がうまいぞー!と叫んでいるジョーから、まずい空気ですねーというジャドー幹部たちにつなぐところとか、ジョーとジュニアが口上を敵ではなく大自然に向かって叫んでいるところとか、くすっと笑わせてくれる脚本がイイ感じ。



ケロロ軍曹「桃華vs.小雪温泉争奪バトル」「ケロロ&冬樹まったり行こう」
恋する暴走富豪少女、桃華さんのラブアタックの巻。西澤家精鋭部隊あげての冬樹と温泉旅行作戦は、夏美が小雪を誘ったことで、桃華対小雪の夢の対決に。夏美も強いが、このふたりも女子高生離れした戦闘能力だなあ。結局、小雪に負けて泣き出す桃華ですが、その時点でもう告白めいたことを喚いているんですけどね。冬樹、いい加減察してやれよ。ナレーションさんの女湯と男湯の紹介、気合の入り方が違いすぎです。男湯も投げないでちゃんと紹介して下さい。
さて、今回はBパートが秀逸。小春日和の町を散策する軍曹と冬樹を描いた詩情溢れるエピソード。表情のつけ方がいつもより細かく、会話の間もたっぷり取っています。特に、軍曹が口を開く前に一拍間を置いているのが、いつものテンポとはまた違ったリズムを与えている。今さらながらのペコポン初心者らしいボケをかましてる軍曹は、すっかりカワイイキャラになってます。
ギャグとは言えないけど、たまにはこんな贅沢な小休止も素敵です。のんびりした休日に、ゆっくりと見返したいエピソードでした。



機動戦士ガンダムSEED DESTINY「世界が終わる時」
緊張感のない脚本と混戦状態が単調に見えてしまう演出で、結構盛り上がるはずの展開なのにかなり退屈でした。神無月の巫女の方がよっぽどドキドキした。というか、いよいよ本当にシンとアスランの区別がつかなくなってきました。目立ってるのはアスランなので、迷ったら全てアスランと思うことにします。だって、アスランだけでなくイザークディアッカも強すぎ、目立ちまくりで、シン・アスカさんは単に格闘漫画における解説役のような存在になってるんだもん。カオスもアビスもあっさりと瞬殺されてるんで、彼ら相手に手こずっていたシンの情けなさ上乗せ。ユニウス7の残骸が落ちてくるのを、ぼーっと見てるキラが笑わせてくれました。
なんつーか、シンは完全にサブキャラとして見ることにしました。そしたらカメオ出演でも不思議じゃないし。



Φなる・あぷろーち「大熱発!!愛と追憶の”あーん”」
明鐘ちゃんが風邪っ引きでお兄ちゃんの想像がどんどん最悪なことに。すんごい勢いで帰ってるし、トラックをジャンプでよけてるし、犬に追いかけられてるし、久しぶりに涼がかっ飛ばしてくれて、楽しかったです。明鐘ちゃん、かわいいなあ。