RD-X5がやってきた。

これのためにRD-X4を見送ったので感無量、と言いたいけど、配線と設定で死にそうになりました。無数のコードに絡まってひとり緊縛ショー。そろそろウチの電気製品飽和状態。
私は今まで使っていたX3の東芝リモコンらしいボタン配置が結構好きだったで、こういう整然とした配置だとかえって使いにくいです。ついでに、フレームの細かい調整が上手くいかないような気がする。X3の方が映像が綺麗な気がするのは気のせい?
というわけで慣れるまでかなりかかりそう。



11月14日分。


金色のガッシュベル!!「わがままパティ 惜別のスオウギアクル!!」
感動で泣くつもり満々だったんですが、肝心の所で別の意味で泣けました。ちなみに、フジテレビのHPでは、今回のタイトルが、「スオウギアルク」となっております。あらすじでは、ピョンコがビョンゴになってたりもして悲しいです。以前の53話のあらすじでギアルクになってた時は大笑いしましたが、今回は大事なエピソードなだけにシャレにならないっスよ。フジ担当者、いい加減覚えてくれ。といっても、もう遅いか。


ガッシュたちのピンチに駆けつけたパティ。ガッシュとパティの合体技というのは面白いアイデアで、パティが感極まってるのにガッシュがさりげなくヒいているのも面白い。ただしこれは、バオウ・ザケルガを放った後だというのがマズいです。バオウを撃っても清麿がこんなに元気なんだったら、今までの数々のピンチはなんだったんだ?ということになりますから。この設定無視はちょっと問題アリ。
パティが必死に戦っている一方で、ひとり恐怖に震えるピョンコ。そんなピョンコを、アルヴィンが叱咤する。ここで語られるふたりの出会いのエピソードは、語り口もちょっと昔話テイストなのがいいですね。ちなみに私は原作でこの出会いエピソードに感動したのですが、いやそれ感動するとこじゃないから、と言われてしまいました。え?あのピョンコのけなげさに泣けたのって私だけ?
ピョンコも加わっての攻撃。パティに協力するウルルの回想も、アルヴィンの回想とは全体の色調や音楽を変えた、しみじみとしたものになってます。パティ、ウルル、アルヴィンをかばってデモルトの攻撃を止めるピョンコの本が燃やされ、ピョンコは魔界に帰っていった。みんなで手をつないで・・・という言葉を残して。この言葉は、てっきり今回のサブタイトルに使われるものだと思ってました。パティとピョンコ、ふたりの別れを総括するのに最もふさわしい言葉なのに、何で使わなかったんだろう?もったいない。
そして、パティも最後の賭けに出る。いやもう、ここは演出はいいんですよ。作画もピカイチ。今回の作画で一番力が入っているのじゃないかと思うくらい、渾身のクオリティ。パティが今まで見せてきた強気でチャーミングな表情とは打って変わった、静かで哀しげな表情が美しい。それだけに、なぜここで「私はパティ」を流すんじゃあああっっ!!?と叫びたくなりました。レイラのキャラソンにも違和感を覚えましたが、あれはまだマイナーな曲調だったから場面の雰囲気からは外れてなかった。けど、これはないでしょう?せっかくの、作画、演出、演技のコラボレーションが一気にぶち壊しです。


最後の駆け足具合が慌しかったですね。この濃い内容を一話に詰め込むためには、もう少しバランスを計算して、最後の余韻を壊さないような時間配分にして欲しかったです。冒頭の前回のあらすじは短めにして欲しかった。演出は、ちょっとロングやフルで見せすぎの部分もありましたが、パティとウルルの攻撃をカットバックで見せていたシークエンスは良かったし、危機一髪のところでガッシュがパティを助ける場面のタイミングは素晴らしかった。ラギアント・ジ・ゼモルクで、デモルトガッシュたちを各個撃破していく様子も、デモルトの不気味さが伝わってきました。
というわけで、やはりキャラソンの使い方が惜しまれます。ガールズサイドのCMを久しぶりに挿入したところをみると、あからさまにCD売り上げのためなんでしょうが、間違った使い方はかえって逆効果だと思いますけどねえ。
とか言いつつ、トイレ掃除しながら「私はパティ」を歌っている自分に気づいてしまった。



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜「青春・熱血・セレナーデ」
「情熱☆熱風せれなーで」ですか?
本日は、熱血スポ根青春モノレジェンズ風味。ビッグフットが主役です。今回、彼の名前がズオウであることが明かされました。
シュウやメグの予想に反して、シュウの野球チームの仲間はズオウに会って大興奮。癒し系レジェンズ、大人気。彼を囲んでなぜか青春ドラマが始まります。バカヤローーーっ!!レジェンズかどうかなんて関係ない。お前は仲間だろ!?さあ、夕陽に向かって走るんだ!!!てな感じの妙なテンションが場を支配し、感動的な光景が展開される。リキリキリッキーズ、ノリのいい奴らばっかだな。
すっかりズオウと仲良しさんになってたとはいえ、まだわだかまりが消えていなかったメグも、そんな仲間たちの態度や、メグのために戦いを避けようとするズオウの姿を見て、ズオウの存在を本当の意味で受け入れることが出来ました。一方、ガリオンはマックと、ディーノはグリードーとリボーンしなくても意志が通じるのに、シュウはいまだにちびシロンの言ってること分かってなかったりします。部長、大丈夫か?
ランシーンも、そろそろハルカ先生に攻撃を一任するのはやめた方がよいのでは?なんだかんだ言って、子供たちを一番危険にさらしているのは先生だと思うんですが。



11月11日分。


ローゼンメイデン「涙」
水銀燈が現れて、雛苺を拉致。鏡の向こう、水銀燈のフィールドでいよいよアリス・ゲームが始まります。というか、アリス・ゲームって結局何なんでしょうね?アリス・ゲームに勝つと「お父様」に会えるらしいのですが、それが彼女たちの製作者だとしても、会ってどうなるというのだろう?今回、ジュンの未知の力が発動した形になりましたが、このゲームはもしかして、人間からこういう力を引き出すためのゲームなんでしょうか?
真紅を守ろうと立ちはだかる人形たちがけなげでよかったなあ。真紅をかばい続け笑顔のままボロボロになっていくピエロの姿が、道化本来の役割を思い起こさせるペーソスに満ちていましたし、その分、ジュンがばらばらになったピエロを修復して魂を呼び戻すシーンでは、お約束のカタルシスを得られました。
雛苺はやっぱりぶっちぎりにカワイイです。冒頭のホラーくんくんにひとりだけ平然としていたところからみて、案外一番度胸が据わっているコなのかもしれない。
さて、真紅に何が起こったのか?