怪奇大家族

そう言えば感想書くの忘れてたけど、怪奇大家族が予想以上に面白かったです。
Rowenさんの絶妙なレビューを読むだけで笑えるんですが、まさにこんな感じですよ。私のために書かれたような私好みのコントが続く上、ちゃんとホラー要素も織り交ぜてくれて、幸福で満腹状態になりました。
この調子で、日曜深夜を楽しい時間にしてくれることを大いに期待してます。



10月7日分。


舞-HiME「ヒミツの放課後」
予告どおり学園物になってました。今回でキャラクターが一通りお披露目されたわけで、前回よりは面白かったけど、やっぱりまだエンジンが掛かりきってないような気がします。この大量キャラひとりひとりの個性がきちんと活かされるような展開になれば面白くなる可能性もあるので、ぼーっと見ていこうと思ってます。
ただひとつ、レギュラー陣を脇に使いまわしてたのはマイナス要素でした。予算上仕方がないのかもしれないけど、一発で分かってしまうような個性的なキャストばかりなので、別キャラクターを演ってると妙に気になってしまいます。なんとかならないものでしょうかね。



ローゼンメイデン薔薇乙女
インパクトだけなら、月詠に匹敵するOP曲ですね。音程の微妙さが。
これは、引きこもりの少年が人形との出会いでどのように変わっていくか、というストーリーになるのでしょうか?それとも、思わぬ捻りが入ったりする予定なんだろうか?作画も演出も脚本も、取り立てて文句をつける部分はない出来ですが、絶対見たい、という決め手にも欠けます。真紅がもっと間抜けなことをやってくれたら私のツボにはまるかもしれない。とりあえず、判断保留。
呪いの人形がとってもキュートでした。



10月6日分。


リングにかけろ輝ける青春
びっくりした。
中途半端に舞台を現代に移してオシャレ臭くするんじゃなくて、あえて時代ごと泥臭い雰囲気を持ってきて、暑苦しく濃い内容をギャグすれすれにまで(というかギャグになってるけど)強調したセリフと演出で攻めてくるとは・・・。荒木プロダクションのクドい作画もぴったりハマってて、すべての要素の相乗効果が素晴らしい。これはどっちに向かってるんだ?という作品が目白押しの中、これほどまでに方向性が明確に定まったものを一話から見せられると、感動してしまいますね。
しかも、いきなりイイとこどりで始めてるんで、気分はすっかり最終回。加えて、ボクシングの試合をやってるとは思えない効果が目白押し。単なるフックからビームとか出てますよ。
ちなみに、私は河井さんちのふたり、特に最初の頃のタカビーな彼らが大好きなんで、初っ端からの登場には狂喜しました(河井のねーちゃんって、茶髪のイメージだったんだけど・・・)。
とにかく、期待してなかっただけに素直に楽しめました。てか笑えました。これは見続けること決定(予約に失敗しなければ・・・)。



10月5日分。


巌窟王「旅の終わりに僕らは出会う」
この雰囲気ってどっかで見たことがある、と思ってたんですけど、壬生さん(id:maspro:20041006)のとこを見て思い出しました。べラドンナですね。あーすっきりした。
というわけで、アートを追求しまくってると思われるこの作品。デジタルだけが可能とする圧倒的なイメージ量で、脳みそが飽和状態になります。ただし、インテリアや宇宙空間の描写は煌びやかで美しいのですが、それを人物にまで広げられるとやりすぎのような気がします。そうしないと人物が浮いてしまうのかもしれないけど、これでは逆に背景に溶け込んでしまいそうです。とりあえず、映像の気合いの入り方を見るだけでも楽しめそう。
原作はもちろん未読なので(私が読むわきゃあない)大筋しか知りませんが、名作をベースにするからにはストーリーに大外れはないでしょうね。逆に、大当たりも期待できないような気がするけど。