最近、プリーティアが面白い。

と、今さらながらMX-TVでやってる新白雪姫伝説プリーティアにハマってます。
最初は佐藤順一作品ということで見始めただけなんですが、脇役にいたるまでの全員がキャラ立ちまくりで、ギャグの動きも間の取り方も実に私好み。昨日の第4話でいえば、ラストの慌ててダッシュをかける颯のガテン走りと、背後で怒りのオーラを漂わせる姫乃の構図なんか素晴らしかったですね。
特に繭根がイイ味だしてます。お嬢様のくせに、巨大マヨネーズを背負って復讐を試みるわ、2週にわたって大の男をさっさかお持ち帰りするわ(文字通り、「持って」「帰っていく」)とステキにパワフル。
大人数キャラそれぞれに、毎回見せ場を作っている脚本も見事。ついでに、雪のイメージが美しいOPや、姫乃がカワイイEDも言うことなし。
これを13回しかやらなかったんて、なんとももったいない話だ。



9月14日分。


ウルトラQ「ヒトガタ」
渡来教授!また小難しい話になってて分かりません!!
行き倒れの老人の傍らにあった人形を持ち帰った男。生きる気力を無くした哲学者である男は、持ち帰った人形との対話を始める。どうやら老人は、人間の想念を物理学的な力場へと変換するシステムを開発していた元大学教授だったらしい(しかも、渡来教授の恩師)。この人形はその研究成果なのか。それとも、人形との会話は男の妄想なのか。
小中千昭脚本。凝った映像、レトロな小道具に芝居がかったセリフまわし。人形の声が妙に年老いたものであるのがまた不気味(原智佐子、2度目の登場)。話がどうこうというよりも、昭和初期を感じさせるようなオシャレ映像(実相寺監督)がメインの雰囲気エピソードという印象を受けました。要は、私にはさっぱり理解できない話だったということで。
渡来教授、あんたんとこの大学はどうなってんですか?



RAGNAROK THE ANIMATION「全ての決着をつける場所」
先生は私にとって立派な方でした、ってタキウスくん、昔から怪しげだったでしょーが。分からなかったあんたがボンクラです。先生がおかしくなったのは、実験失敗で家族を失ってからだということが分かりましたが、元はといえば自分の責任なわけだし、それで変な方向に走って人様に迷惑をかけてるんじゃ同情の余地なし。
ダークロードが封印されたグラストヘイムへ向かう一行。その前に現れたのは、悪役笑いも板についたブラック・ユーファさん。悪役の本領発揮で非道な術を使い、昔の仲間を一気にグラストヘイムへ飛ばすユーファ!!・・・・・・あれ?それは単に親切な人なのでは?旅程を楽にしてやってどうする・・・?
タッキー先生に「お嬢さん」扱いをされるわ、兄さんには「眠り姫」扱いされるわ、やっぱ、こっちについた方が扱いよさげな気が。デコと離れて正解。よかったですね、ユーファさん。



9月8日分。


サムライチャンプルー「徹頭徹尾」
関西編。重い話が続いてましたが、やっぱりこういう軽いノリの方が、この作品のカラーに合ってる。テンポがいいと、際立ったアクションの良さも十分に生かされます。
冒頭の川で飛び回ってるジンとか、3人の脱力系バンザイとか、フウの体型変形(てか、キャラ崩壊)とか、久々に笑わせてくれました。性欲に突き動かされて鬼神のごとき活躍をするムゲン。誰かに似てるなーと思ったら、シュウ@レジェンズの行動パターン。つまり、小学生並みのバカさ加減ということですね。ゲストのヤツハもちゃっかりぶりがチャーミングで、オチ部分も微笑ましかったです。