暴れたくなるくらい眠い・・・

9月8日分。


ギャラクシーエンジェル「燃焼系傷心揚げ」「お笑イグサのコイこく」
火事で、ミントの生きがいである着ぐるみたちが灰に。世をはかなんでしまうほどのショックを受けたミントに、原因が自分たちにあるとは言えないエンジェル隊の面々。天ぷら火災とか、火薬暴発とか、お灸の火とか、あり得ないほど見事なうっかりの連携プレー。だからどうしてそう、意味のないとこで抜群のチームワークを発揮するかなあ、この人たちは。
生ける屍となったミントに生きる気力を取り戻させるため、フォルテの発案で、誰かに罪をなすりつけることにしました。自分たちの幸福のためだったら手段なんか選ばない潔さが清々しい。とりあえず、絶対存在しないような犯人像をでっちあげますが、エンジェル隊以外の誰もが知ってるように、そういうものが実在するのがGA世界。てか、姐さんのアイデアが上手くいったことなんてないんじゃないか?あわや冤罪かと思われたが、タイミングよく現れた中佐が真相を明かしてしまいましたので、ミントの殺戮の矛先は、ちゃんと本来の犯人達に向かいました。めでたしめでたし。
獲物を見つけたミントさんが妙にイキイキしてて、とっても怖かったです。いらんことを言ってしまった中佐の運命も気になります。


Bパートは、蘭花ロステク畳のドラマ。これまた、目眩がするくらい先が読めすぎる不条理感動エピソード。堅物で融通が利かなくて保守的で全然面白みのない畳。幸せにしてくれるのは結局こういう人なんだよ、ということらしい。トークがムカつく小金持ちなんか、当て馬に決まってます。
こういうお約束の美女と野獣話、私は好きです(てか、女性はみんな好きだと思う)。定石どおりと分かってても、畳のけなげな献身具合にきゅん、としてしまうんですよねえ。


今回は2本とも、GAアベレージ的にはわりと大人しめの話でした。私の中では、ケロロ軍曹と並んで、安心して見れるギャグ作品になっちゃってます。それもいいけど、やっぱGAには、もっと突き抜けたギリギリのバカをやって欲しい。



9月7日分。


ウルトラQ「右365度の世界」
渡来教授!さっぱりわかりません!!
多世界解釈は収束しないから多世界解釈なんじゃなかったっけ?脳の量子振動が作り出した世界の観測者の存在は?
と混乱しかけましたが、結局何のことはない、量子力学風自分探しの旅だったようで、自分の記憶の中に自分の居場所がちゃんとあった、という話。幻想的な画面と小難しい理論がファンタジーを盛り上げてました。ダークというより正統派のファンタジーですね。
てか、教授、よくそれで給料もらえてますね。



RAGNAROK THE ANIMATION「さよなら・・・」
ジルタスに復讐しようとしたマーヤは、アリスの霊に説得されて思いとどまる。が、久々の先生登場でジルタスあっさり殺される。意味のないキャラだったなあ。タキウスも久しぶりに登場(すっかり忘れてた)。目隠しもとって、先生に敵対する「正義」になったらしいタッキー。相変わらずのこのアニメのキャラの変わり身の早さは音速です。
一方ロアンは、相手の動きをよく見ること、という秘技を会得。て、それ当たり前ことじゃないのか?ロアンを助けてた美人お姉さんたちは、伝説の魔女だったらしいです。てっきり、キャストの使いまわしだと思ってた。でまあ、色々目覚めたロアンは「ボクに必要なのはユーファだ!」とか今さら気付いてますが、ユーファさんは、兄さんに取り込まれちゃいました。「ロアン、さよなら・・・」
おっしゃあああああ!!ユーファが兄さんと悪の道一直線です!!これで、ユーファさんがワル魔王とともに世界制服して人類絶滅で終ったら、少しはこの作品を見ていた甲斐もあったってもんだ。



忘却の旋律「ミトラノーム」
そろそろ、種々雑多な謎に対するヒントが欲しいなぁ。どこに向かってるのやら、この後に及んでもさっぱり分からん。
バイオなんたらを経て、アイバーマシンが人間型に戻ったとき、スカイブルーと目が合ってしまった遠音の様子が、初めての後みたいな風情で大変に愛らしかったです。
エージェント相手にメロスの戦士それぞれの戦闘が繰り広げられます。どっかの野球マンガに出てきそうなモノケロスとか、宇宙の海は俺の海な上、波動砲を使うチャイルドドラゴンとか、宇宙進出するようなエージェントは今までとは一味違う。遠音の相手は、因縁のありそうなウリ坊。このふたりの間の事情が一番面白そう。