今日は短め。

9月1日分。


ギャラクシーエンジェル「コ・ロ・ロ・ロシアンティー」「アヴェンジャー・エール」
GAの脚本家は大和屋暁しかいないような気がしてた。


凄腕の殺し屋にミルフィーユが狙われる・・・・・・いや、凄腕じゃないかもしれない。ターゲットのミルフィーユには気付かれてないけど、その他の人々にはバレバレだし。しかもこの殺し屋、ミルフィーユと健康ヲタク同士で話が合ってしまうと、途端に脳内で恋人関係にまで先走り、ふたりの愛の日々まで捏造して盛り上がってるようなアブない人です。あんた何しに来たん?一方、ターゲットのミルフィーは、銃殺だろうが撲殺だろうがガチンコで受けつつあっさり生きてます。巻き込まれた中佐が気の毒なだけです。藁にでもすがりたい殺し屋くんは、ツインスター隊が副業でやってるらしい、胡散臭い上人の悩みを笑い飛ばすだけの役立たずな占い屋のアドバイスどおりに、ピクニックで引導渡そうとします。しかし、巨大落石もバンジーステークも、ミルフィーに傷一つつけられません。相変わらず派手に犠牲になってる中佐も頑張っているのですが、対抗馬が不死身なので、そのがんばりがノーマッドさんにしか伝わってないのが哀れです。
結局、ミルフィーは既に死んでいたというイマイチのオチでしたが、殺し屋さんと中佐の奮闘ぶりには拍手を送りたい。


久々のBパート劇場。お題は、ボクシング漫画。フォルテに散々な目に合わされているノーマッドは、さすがに堪忍袋の緒が切れ、復讐を決意。共感したちとせとの特訓の日々を経て、ついにチャンピオンの座に上りつめるノーマッド。ここら辺、タッチもキャラクターも某ボクシング漫画をほうふつとさせる上、取材記者が70年代アニメ風なのも芸が細かいです。フォルテとノーマッド。ふたりの勝負は、金の匂いに群がった双子&ミント&蘭花のせいで迷走状態。フォルテが試合に出られないように画策するミント、蘭花ですが、フォルテもミルフィー並みの強運持ちらしく、ことごとく失敗。しかし、試合当日、ミント・ファンクラブのひとりである軍司令官の命令によって(ミント、ファン層広いなー)フォルテがピンチに陥る。そこへ助けに現れたのは、ライバルであるノーマッドだった。軍隊を向こうにまわして戦ったふたりは、共にリングへと戻ってきた。漢同士の勝負のために・・・
ちっ、いい話で終わっちまったじゃねーか。お題とは裏腹にパンチに欠けるオチですが、最後のワンショットまでスポ根テイストにこだわってたので、これはこれでよし。てか、フォルテ中心の話が多いですねえ。私的には非常にウレシイがバランス的には微妙かもしれない。



8月31日分。


ウルトラQカネゴンヌの光る径」
お金に執着する少女がカネゴンヌに変身してしまうお話。彼女の姿を見て笑い転げる級友たちの反応など、現実ではあり得ないおとぎ話の枠組みを用意してくれてるので、構えずに気楽に見ることができる話になってます。
お金しか食べられないカネゴンヌのために、その姿をメディアに売って食費を稼ぐご学友が賢くてたくましいですね。すっかり60年代ファッションの涼も、取材陣のひとりとして登場。結局、心底愛してくれる人に出会った時に元に戻れるというオーソドックスな解決法で、稼ぎが悪いばかりに家を追い出された父と再会して一件落着。オチは、母と姉、TVの中のキャスターまでカネゴンヌになっていたというありがちなものです。
あくまでも21世紀の話とことわりつつも、万博開催のニュースとかやってるし、ファッションも60年代風。カラーとモノクロ、レトロなファッションと小道具、懐かしいキャラクターを使って、SFチックな童話を演出したお遊びの回。あるいは、元祖ウルトラQとその時代へのオマージュ?製作側が楽しんで作っているのが伝わってくるようで、見ているこちらも、理屈抜きで楽しめました。



RAGNAROK THE ANIMATION「寂しいのはどっち!」
コモドに着いた一行は、ドロンジョ一味と再会。ユーファさんはひたすらバナナを食ってます。この人のエネルギー源は、バナナ以外ないんでしょうか?
イルガはなぜか、キーオが悪に転んだ分の責任ををまるごと背負いこもうとしてるようですが、あれはどう考えても兄さんの自己責任だと思います。いらん責任まで抱え込んで悲劇を演じられても、傍から見るとバカなだけです。一方、ジルタスはまだマーヤにこだわってます。あなたが人間を拒絶したから人間もあなたを拒絶したのよ、とエラそうに説教してるマーヤさんですが、ジルタスの方が最初に人間にいじめまくられてたんですけど・・・。それを忘れて、マーヤの言葉にまんまとショックを受けてるジルタスもバカです。
バカばっかで、話がちっとも進みません。しかも最近は、ツッコミがいのある面白いバカはキーオ兄さんくらいしかいない。そう言いながら、ほぼ皆勤賞な自分が一番バカだとは思うけど。



忘却の旋律「圏外圏編 圏外圏」
いよいよ宇宙が舞台ですが、取り立てて感想なし。話は全く進まないし、アクションが秀逸なわけでもないし、暗喩どころかあからま表現になってきてる詳細を述べたら自分の品位が疑われそうな気がするし。
バイオコンチェルトとかいうのをやったら戦闘内容もパワーアップするのかと思ったら、使う技は別に変わらないんですね。宇宙空間ならではのすごい技とかないんでしょうかね?バイオコンチェルトは、トイレに行くタイミングまでアイバーマシンが教えてくれるってのが便利ですね。ただし、恥じらいのなさすぎなココが、ちょっとオバサン入ってて哀しい。対照的に、初心な遠音がカワイかったです。