ガールズサイド

ガッシュのキャラソンCD、ガールズサイドをゲットいたしました。ボーイズサイドがハジけまくりのコミック・ソング集だったのに比べて、こちらはカワイイ系、切ない系など多彩な内容。コミカルなのは、ワイフ(となぜかビッグボインという組合せ)の1曲のみですが、これはこれで楽しめます。ボーイズサイドもですが、ガッシュのキャラソン集は、中途半端にオシャレなJ-POPテイストを目指すことなく、ストレートなキャラクター・ソングに徹していて、その世界にどっぷり浸れるのがウレシイ。個人的には、恵とのデュエットが激プリのティオの曲と、レトロなメロディが切ないレイラの曲が好きです。



美少女戦士セーラームーン【Act46】
今回は、前世を軸として対極的な立場にあるレイちゃん、まこちゃん、美奈子ちゃんがそれぞれの呪縛から一歩を踏み出すまでのお話。
妖魔を道連れにしようとして、からくも逃れたまこちゃん。それでもまだ前世のために命を投げ出そうとしている姿に、美奈子ちゃんは、意固地に前世にしがみつく自分の姿を初めて客観的に見せられたような気持ちになり苦笑する。うわごとで元基を呼んだまこちゃん。ひとりぼっちなんかじゃない。ちゃんと、今のまこちゃんにだって大事な人がいるのに。このシーンでの、まこちゃんのうろたえ具合と美奈子ちゃんの楽しそうな追及が、とっても微笑ましい。
ミオに連れてこられて衛に会ったレイちゃんは、衛の言葉から、前世をなかったことにするだけでは、前世にこだわるのと同じように、目の前の現実から逃げているだけだということに気付く。
美奈子ちゃんの歌で、母親のいないさびしい気持ちを紛らそうとしている子供たち。愛野美奈子は、この世界にしっかりとその足跡を刻んでいる。その存在は、決してヴィーナスに劣ることはない。まこちゃんの姿、そして、この子供たちの姿を見せられて、ようやくアルテミスの言葉が美奈子ちゃんの心を溶かしはじめる。
一方、魂を奪われて倒れる元基の姿に、まこちゃんも自分がひとりじゃなかったことに気付く。単なるジュピターの器として木野まことがいるんじゃない。守りたい人がいる今の自分だからこそ、ジュピターの力を目覚めさせたのだ。
自分の中で前世の使命と現在の自分の存在とのバランスを取ることができた美奈子ちゃんは、ついに戦士として目覚める。


4人の気持ちがやっと一つになって、次回、待ちに待った、美奈子ちゃんも加えた5人のワイワイ風景が見られるようです。わくわく。



超星神グランセイザー「滅亡の序曲」
ベルゼウスは地球侵略を足がかりにして、ウオフマナフ自体を掌握しようとしているようです。蘭を探すセイザーたちと蘭をとらえようとするベルゼウス側で大騒ぎ。
そんな中、ロギアがまたまたまた登場。御本人曰く、ベルゼウスに恨みがあるからブライトンを攻撃しているそうですが、単に天馬を助けにきただけじゃねーのか?と、誰もが思うはず。天馬を救ったロギアは、奴らにビジュエルを渡すな、とか言って去っていく。なんだかいつの間にか、天馬にとってのタキシード仮面ポジションにシフトしてません?
地球のために自分を犠牲にしようとする蘭に同調する豪と愛。それを止めようとする直人と天馬、剣。いつの間にかバラバラになって対立してるセイザーたち。特に、メンバーふたりが特攻隊志願で、もうどーしていーのか分かんなくなっちゃってる直人が気の毒です。というわけで、メンバーがバラバラになってる大地や水たちは大混乱だし、炎はみんな忙しいし、一番平和でヒマな風チームが孤軍奮闘。誰か助けてやれよ、とか思ったらクラウドドラゴンが助けてくれるみたいですね。



ケロロ軍曹タママ今日からボクが隊長ですぅであります」
上司に不満。そりゃ誰にでもあるでしょう。とはいえ、軍曹が隊長ってのは、何かの間違いとしか思えませんね。で、本部からの緊急通信でタママが隊長といういきなりの下剋上でも、みなさん何の疑問も覚えずに、さっさと命令に従います。いくら階級が関係ないとはいえ、二等兵が隊長ってことはなかろうが、そこらへんを追求するほど軍曹に思い入れのあるメンツはいないようです。自業自得ですね。てか、隊長じゃなくなっただけで、おじさまへの想いが混乱してるモアさんを何とかして下さい。
タママは新たな権力を目一杯行使して、軍曹のこともすっかり心の片隅に追いやってます。過去を引きずらないのが彼の長所。まずは、ガンプラ破壊。妙にリアルな破壊風景は、マニアにとって心臓が止まりそうなシーンなんでしょうね。次に、ペコポンをコーラとケーキで一杯にしようとするタママ。発想が完全に幼稚園生なんですが、甘いものギライの私のような人間にとっては、コーラはともかくケーキしかない世界なんて、ゾンビにあふれた街角よりも強烈なホラーであることは確かです。
結局、タママの恐怖政治によってみんな粛清されてしまい、いつの間にかひとりぼっちになったタママは、みんなが楽しそうにやってるのを見て隊長をやめることにしました。一方、本部からの緊急通信は、プロテクトの一部が外れてた間違いであったことが判明(あぶりだしって、プロテクトにカテゴライズされるんですか?)。
宿題は早めにやらないといけませんよ、という、お子様には身も凍るような結末。どうせなら、もっと間に合う時期にこういう話をやってあげなさい。



8月26日分。


天上天下「暴発」
どんどん重い話になってきました。
てゆうか、今回、慎の狂気が全開だっていうのに、全くそれが伝わってこないのはどうしたものか。画や演出に全然迫力がない。びっくりするほどの崩れ具合(葛葉、ちょーブサイク)に加えて、紙芝居的な平板な作画なんで、慎の恐ろしさが感じられないどころか、ギャグと紙一重になっちゃってる。こういうターニングポイント的な回は、きちんと描ける人をスケジュールして欲しいですね。
そうか。五十鈴が光臣ラヴになったのは、こういう経緯があってのことか。