ファフナーは切ることに決定。

理由はいろいろあるけど、下手にいろいろツッコミを入れるといじめになるんじゃないかとさえ思わせるような、製作側の痛々しい空回りぶりが見てらんなくなったので。前枠のファンタズマも切ることが決定したので、日曜の夜はたっぷり睡眠をとることにします。



8月16日分。


MADLAX「真争-wish-」
一番の謎だった部分が解けました。その分、謎も深まってエンドレス。レティシアのことは無視します。彼女のことを考えると余計混乱する。そう言えば、刑事さんとか、反政府軍リーダーの息子とかはどうなったんだろう?


●内戦
3冊の本を集めたフライデーが扉を開き、何かを求めた。そして、内戦が始まった。内戦は本を集めるための理由じゃなくて、集めた結果だったんですね。扉は一度開いて再び閉じたということでしょう。地獄の門みたいに開きっぱなしなわけじゃないらしい。この扉は、一度開けただけで、ガザソニカ全体に内乱を起こさせるような影響を人間に及ぼしたのか?フライデーが意図的にその種を蒔いたわけではなく、彼にも予測不能の事態であったとか?例えば、人間の醜い本質を解放したことで戦が起こった、という解釈もできますね。
あるいは、扉が作った小さなきっかけを、フライデーが内戦へと導いたということも考えられる。そして、フライデーの元から、セカンダリとサースタリを奪ったのは誰か?いや、奪われたのはセカンダリだけかもしれない。クアンジッタがフライデーからサースタリを預かったという可能性もないわけではないし。
どちらにしても、フライデーが内戦を煽りつづけた理由は謎のままです。そして、扉を開いて内戦が始まったのなら、もう一度扉を開くことで、さらに悲惨な状況になりそうな気もする。


マドラックスとマーガレット
マドラックスは変わった。人を殺して生きてきたことをマーガレットに「いけないことです」と言われて、「分かってる」と答えてます。以前のマドラックスだったら、ヴァネッサに問い掛けたように、なぜ?どうしていけないの?と訊いたはず。マドラックスを変えたのは、ヴァネッサとの出会いだったのか。それとも、フライデーやレティシアとかかわり、本質に触れたせいなのか。もしそうなら、クアンジッタのいう、扉の向こうの「暖かさ」ってのもまんざらフカシじゃないのかと思えてくる。
マドラックスとマーガレットは、同じ時にそれぞれのサースタリとセカンダリを開く。そして、同じ風景を見る。
その記憶の風景の中で、ふたりは同じ人物に向かって、「お父さん」「お父様」と呼びかけているような気がする。いや、もしかしたら、呼びかけの対象は二人いたのかもしれない。あの兵士がマーガレットの父とは思えないし。
赤い靴をなくしたのはマーガレット。兵士を撃ったのはマドラックス。マーガレットが、靴が脱げ、泥にまみれるほどの状況に陥ったのは確かです。例えば、マーガレットが襲われて、マドラックスは助けようとして撃ったとか?そして、襲われたのだとしたらそれは、彼女がセカンダリを持っていたか、触れてしまったからか。あるいは、「資質」を恐れられたのか?
父は軍服を着ていた、というマドラックスの記憶が確かなら、この兵士がマド父で確定?セカンダリのしみを、自分の血だといっていたカロッスアのことを考えると、この時撃たれたのがカロッスアということも考えられるけど、カロッスアは父としては若すぎるような。カロッスアの記憶の中にあった過去の自分の姿とも違うような気がするし・・・。
クアンジッタは、マドラックスが12年前の事件に「巻き込まれた」と明言しています。マーガレットを助けたことで「巻き込まれ」てしまったのか?
マーガレットが「死んじゃえ」と思ったのは、マドラックスに対してか。それとも、自分を襲った人間に対してか。


時は満ちた。クアンジッタの元へマーガレット、カロッスアが集い、3冊の本が集まる。セカンダリは破れたままで大丈夫なんだろうか?というより、記憶の風景でセカンダリ、1枚どころか大量に破れまくってましたがな。
一方、謎とはとんと関係なさそうなところで、リメルダは、自分の存在を確かにしてくれるマドラックスにご執心。なんたって、マドラックスさんと踊りたかったそうですから。同じようにマドに夢中なヴァネッサが邪魔に入ったので怒り心頭です。そう言えば、ナハルもなんか頭沸いてきたようなこと言ってたなあ。マド、大モテじゃん。
フライデーがノリノリで高笑いしてるところに、『来週はお休み、かつ8月30日13時30分から1時間SP』というテロップが入ってしまったため、フライデーに軽い殺意を覚えたのは私だけではありますまい(いや、フライデーさんは悪くないぞ)。