アニメ感想率調査

僭越ながら、光希桃さんのところの「アニメ感想率調査」に参加させていただきました(光希桃さん、お疲れ様でした)。あんまり何段階評価とかって得意じゃないアナログ人間なんで、結構悩んだんですけど、一応。
改めて見ると、自分の点数が結構甘めだったのが意外。多分私の場合、全く合わないと思った時点ですっぱり切るので、最後まで見たものに「駄作」と評価する作品はなかったからでしょうね。その分、「殿堂入り」と評価する作品もない、日本人らしい、あいまいな結果となりました。あと、ダフネの高順位にびつくり。



8月9日分。


MADLAX「獲本-holy-」
クアンジッタ様が唐突に動き出したんで(といっても実際動いてるのはナハルだが)、話がそれとなく進んでます。
今回の確定事項。


●フライデーもクアンジッタも、この13年間、単にぼーっとしてたわけじゃくてて、行動を起こすタイミングを待ち続けていた。
繰り返しになるけど、それは内戦が必要だったということか、それとも何かが育つために必要な時間だったのか?


●3冊の本が集まると、扉が開き本質へとたどり着く。
クアンジッタに言わせると、3冊の本が、いつ、誰によって書かれたかも分からないらしい。そりゃないぜセニョリータ。そのまんま最後までうやむやにしないことを希望。エリエス文字が紙媒体に写された経緯も謎ときに組み込んでくれることを熱望。
フライデーのファースタリ、マーガレットのセカンダリ、そしてクアンジッタのサースタリ(ここまでくると、もしかしてこれは英語じゃないのか?)。3冊が集まると扉を開けられるらしい。扉の向こう側。クアンジッタが言うには、本当の優しさ、暖かさを知るための場所。フライデーは、扉を開けることによって明らかになるのは、人間の奥底に眠る衝動だという。どうもふたりの証言が完全に食い違ってます。エリエス文字に触れた人々が死んだことやエリックの末路を考慮すると、フライデーの禍々しい予想図の方が正しく思える。マーガレットも、本を見せない理由を、何かが消えてしまいそうで怖いから、といってるし。もしかしてクアンジッタ様の方がモウロクしてるのか?大体、なぜクアンジッタがその扉を開きたいのか分からない。宗教家さんっぽいから、きっとなんらかの崇高な理想があるんだろうけど。


記憶という形で失われた自分を求めて、マーガレットとカロッスアは本を集める気満々。一方でマドラックスは、それを恐れている。マドラックスの恐れこそが、ナハルにも分からない、マドラックスの役割につながるものなのか?マドラックスがマーガレットに触れることでアイデンティティの混乱が起きたのは、ふたりがつながっていたということなんでしょう(といより、マドラックスはマーガレットの一部?)。クアンジッタもナハルも、まだそれを知らない。
マドラックスという要素ゆえに、扉の向こうにたどり着いたとしても、マーガレットはカロッスアとは違う道を行きそうだ。セカンダリを分けた人間はそれを見越していたのだろうか?(もっともマドラックスの持っているページが、セカンダリの一部だと決まったわけではないけど)
よく分からなかったのは、カロッスアは途中誰を殺ってたのかということですね。いよいよ核心に近づいて、なりふり構わずになってきたミスター・ジェントルマンは、フライデーまで手にかけてましたが、どうもあの物体Xが鉛玉くらいで死ぬとは思えない。ここはやっぱ火炎放射器ですよ。


今日のマドラックスさんのお品書きは、上体そらし撃ちでした。