ベリーメロン

さっきラジオを聞いてたら、こむちゃっとCDで櫻井孝宏が、ベリーメロンはボーイズサイドのハイライトと言っておりました。俺の曲はどうでもいい。とにかくこの曲を聴いてくれ、ということらしいです。それはどうかと思いつつも、思わず拍手を送ってしまった今日この頃。



美少女戦士セーラームーン【Act.42】
なるちゃんに正体がばれてしまったうさぎちゃん。なぜ内緒にしていたかというと、「秘密なのがお約束っていうか・・・」んな、身も蓋もない。うさぎちゃんのことを理解してくれようとするなるちゃん。自分の力をコントロールできるか自信が持てないうさぎちゃんに、「うさぎは自分の事になるとダメだけど、人のためだったらすごい一生懸命になるじゃん?大丈夫だよ」と笑顔で励ます。いい友達だなぁ。そんな素敵な友達を持ってるうさぎちゃんは、本当にいい子なんだろうなあ。なるちゃんの言葉に一念発起したうさぎちゃんですが、頑張り方の方向性が間違っているような気がするのが、とってもうさぎちゃんらしい。長風呂が一体なんの役に立つというのだろう?ヒーローものに修行は付き物とはいえ、熱さを我慢するとか、難解問題集に挑戦とか、嫌いなレタス克服とか。夏休み中のお子様のお手本となる修行内容。
その頃の四天王たち。クンツァイトゾイサイトの問答シーンは、カメラが回りまくりで酔いそう。今日のカメラは一際よく動く。ネフリンは落ち込みまくり。またまた意味ありげに亜美ちゃんと目が合ってしまったりします。そして、ベリルにそそのかされて、衛に近づくジェダイト。止めようとするゾイサイトが見せた、平和だった頃の思い出の中で、楽しそうなエンディミオンと四天王。ジェダイトかわいー。何となく、ジェダイトは末っ子的な位置にいたんだろうな、というのが分かります。
妖魔が現れてうさぎちゃんたちがピンチになったところを救う衛。しかし、ジェダイトが衛の体内に埋めた石のせいで命が吸い取られてると聞かされて、我を忘れたうさぎちゃんはプリンセスに変身。力を使う。倒れる街の人々。うさぎちゃんの中で、うさぎちゃんとプリンセスが対峙する。私にはエンディミオンしかいない。エンディミオンがいない星はいらない、というプリンセス。でもうさぎちゃんには、この星に大事なものがいっぱいある。ムーンに戻ったうさぎちゃんは、亜美ちゃん、ルナと一緒に妖魔を撃退。
たとえ生まれ変わりでも、うさぎちゃんとプリンセスは違う。うさぎちゃんには、プリンセスのような圧倒的な力はないけど、プリンセスのような孤独もない。みんなと力を合わせ、みんなの力を糧にして闘うことができる。だからきっと、同じ悲劇は繰り返さない、はず。



超星神グランセイザー「絶滅者ボスキート」
ボスキートに出遭った風のトライブ。仲間だと主張するがいきなり吹っ飛ばされる。どこまでも呑気なセイザーです。それでもしつこく味方だ主張し、変身してポーズを取る風さんたち。しかし、相手も負けずにポーズ。ボスキートさん、そのポーズ、今考えたでしょ?口で言っても分からんなら力で教えるしかないわ、と涼子。先週の未加といい、セイザーの姐さんは、こんな過激な人たちばかりです。ボスキートの攻撃を受けた仁が星の彼方に飛ばされたりしましたが、後のふたりはちょっと振り返っただけで、何事もなかったかのように闘い続けてました。風のトライブ、相変わらず個人主義。後ほどみなさんで集合したとき、息を切らして戻ってきた仁に涙を誘われました。
マリウス星人のルカによると、地球人は凶暴なボスキートの子孫なので、滅ぼさねばならないと教えられてきたようです。ウオフマナフから派遣されてくる奴らは、結構みんなそうやって洗脳されてきてるのかもしれない。何とかボスキートを捕獲しようと捕獲装置を照射する博士ですが、コントロール悪すぎ。未加に当ててどうする?ボスキートが向かってきたので、博士は装置を守るために涼子にパスします。最初から涼子が撃ってた方が命中したのではないでしょうか?ボスキート捕獲ボールは、涼子から剣へ、そして天馬へとつながれ、最後に洸が・・・撃っちゃいました。いいなあ。セイザーって全員そろってバカで。結局、捕獲装置のことはなかったことにして、最後は全員の攻撃を当てて勝利。天馬に命をあげたルカは死亡したましたが、ボスキートも消滅でめでたし。と思ったら、既に増殖後でした。でも、とにかくみんなの攻撃を当てれば倒せることが分かったから、大丈夫なのではないかと。



ケロロ軍曹「夏美爆笑!大人の階段物語であります」
最初から爆笑と銘打ってるとは、自信満々ですね。スタッフ。まあ、爆笑というわけではないけど、この番組は安定して笑わせてくれるので、安心して見られます。


ということで、海に浮かれる夏美と軍曹。しかし、ママは珍しく常識的なリアクションで、子供と宇宙人だけの海を許してくれません。でも、クルルの怪しげな銃で大人の姿になればオールOKらしいです。やっぱ、ママって分からない。
クルルの銃で大人の階段上った夏美は、オヤジギャグ連発。そ、そーかなー。大人ってそういうもんかなー。これには伍長、大ショック。なぜそれほどまで拒絶反応?せっかく、心細くなってる夏美にぐっと近づけるチャンスなのに、バカすぎ。変態の地元民にからまれた夏美を助ける伍長!って、またまたチャンスなのに、なんでそう律儀にショック受けるかなあ。
幻のパチモン、ダンガルのために、夏美を水着美女漫才コンテストに参加させようとした軍曹は、方言コントローラーで夏美さんを関西弁にしてしまいます。関西弁だとすっかり芸人な雰囲気になるのが、日本語の不思議。その頃伍長も自分の態度に反省して、3段アイスを持って夏美にアプローチしようとする。汝の敵をアイス!とか言ってる場合じゃないって伍長。つくづくタイミング悪すぎで、切なくなっちゃう。
サブロー先輩のためにダンガルを手に入れようとする夏美は、小雪とともにコンテストに参加。しかし、軍曹のせいで関西弁から標準語に戻ってしまいピンチ。そこは相方がばっちりフォロー!・・・出来てません。一般人とはことごとくセンスがズレまくってる小雪の「面白い話」に期待してはいけない。観客白目むいてます。伍長、絶望に拳を握ってます。しかも小雪さん、ギャグ内容を説明するという、一番やってはいけないフォローでどんどん泥沼。小雪と似たもの同士のドロロくんは、尾も白い、という会心のギャグを小雪に伝授して、自信満々のポーズ。会場はブリザード。この人たち救いようがありません。
一方、軍曹の思惑に気付いた伍長が軍曹からコントローラーを取り戻すが、西にまわしすぎて、夏美は小粋なアメリカン・ジョークをシュート。米国人にしかウケてません。それ米国人をバカにしすぎじゃ・・・
夏美たちの惨状を尻目に、宇宙漫才界にこの人あり、と言われた(らしい)軍曹とモアのコンビは、テンポのよい小ネタを積み重ね、どっかんどっかんと会場を湧かせる。ダンガルは優勝賞品ではなく参加賞であることに途中で気付いた軍曹ですが、彼の芸人魂はもはや止めようがなく、会場を笑わせ続けて優勝。ブラボー軍曹。キミこそ、真の芸人だ。


来週も季節ネタが続くらしい。こういう徹底した季節感の追求は、他の番組でも見習って欲しいものです。



7月29日分。


サムライチャンプルー「以毒制毒」
前回に引き続き、今回もなかなか面白かったです。特に、この作品の持ち味であるアクションには、やっぱりキレがある。脚本は、最遊で怪作「呪いの双六」を提供した街田堂子です。こんなとこでも書いてたのね。
この作品の笑いの特徴は、とにかく地味なこと。意味のないところでボケがある上、それを誰も拾わなかったりする。今回だったら、モチをのどに詰まらせた客が意識を失ったのも意味ないし、それを場の全員が完全にスルーしてるのも面白い。修行をするムゲンが、犬の尻尾を踏んで追い掛け回されるというベタさも、泣けてくるほど地味。修行のラストで一応滝を見て、「やっぱ滝か・・・」とお約束を意識しつつ、あっさりやめたりします。誰かツッコんだれよ!と見ててウズウズしますが、慣れてしまうと、結構これが快感。
印象的だったのは、辻斬りに切られたゴロツキの血が川に落ちていく図で、血の赤が夕暮れの赤に溶け込んでいて、映像として美しいだけでなく、規制逃れとしても巧みな処理でした。



ストレンジ・プラス3巻』(美川べるの/ゼロサム・コミクッス)
知ってる人には言わずと知れた、知らない人には説明のしようがないストプラです。相変わらず、5秒に一度ネタが襲ってくる怒涛のノンストップ・ギャグ。
今回は、珍しく巧美と恒のちょっといい話、とかあったりして、でもヘンなところは変わりません。こまごめピペットが懐かしかったですねえ。カバーを外すとカモノハシもいたりして、微妙なお得感があります。お買い上げありがとうペーパーが挟まれていたりして、微妙なオタク感があります。
私と相方は、これを桜井弘明がアニメ化してくれることを切に願ってます。あのクロ高をあれほど見事にアレンジした桜井氏ですから、きっとこのぐちゃぐちゃな話も何とかしてくれるに違いない。