七夕の夜にエンジェル隊復活

ギャラクシーエンジェルの曜日ずらして欲しいです。切実に。ヘタすると裏番組とモロに被るんで。



7月7日分。


ギャラクシーエンジェル「非凡平凡チョコボンボン」「貴方をおもゆ・・・」
この夏の大本命(私的に)、エンジェル隊の皆様です。OPを見る限り、新メンバーちとせはエンジェル隊から一歩引いたポジション?


・・・えっと・・・。いつからこの話って、団地話になったんですか?ハートエプロンの新米主婦蘭花をイビるベテラン主婦の割烹着ミント。生活の疲れが滲み出るスーパーのレジ係フォルテ。電波店長ヴァニラ。みなさん元気そうです。それなりに。
その頃、幸せな国の幸せな王女様として、ひとりで幸せしてるミルフィーユは、相変わらず脳みそ湧いてるようです。
一方、ゴミの分別でミントにイヤミを言われ続けたせいか、ふと日々の生活に追われることに疑問を覚える蘭花。レジに現れた数字を見て、フォルテもミントもヴァニラも、自分たちが死んで地獄に来てしまったことに気付く。しかし、そこでメゲないのがエンジェル隊。逃げることが不可能なら地獄を破壊しようという、ミントの思い切りよすぎる提案に満場一致で賛同し、ミントが集めた燃えないゴミで暴れまくるエンジェルたち。ありがとう燃えないゴミ!最高だぜ燃えないゴミ!世間の嫌われもの、燃えないゴミが、これほどポジティブにフィーチャーされたことがかつてあったであろうか!?
しかしお釈迦様の怒りを買い、虫に輪廻させられてしまします。その頃、天国で王子メアリー少佐と楽しげに冒険していたミルフィーユさんは、ラーメンをすする充実した日々を送り、皆さまのことなど全く忘れていましたとさ。ああ、相変わらずの幸せさん♪
「奇妙な物語」テイストのシュールさです。エンジェル隊はやっぱこうこなくっちゃいけません。それぞれのキャラも確立されている分安心して見れましたし、復活一発目としては申し分のないくらい、GA世界の健在ぶりをアピールしてくれました。
ちなみに、アイキャッチでは新たなジャンケン・ライフスタイルの提案という、大胆な試みがなされています。


Bパート。夕焼けを背景に、郷愁を呼び覚ますケンケン遊びをするエンジェル隊。失われた日本の風景が今ここに・・・って、何してんですかあんたらは?それを病室の窓から夢見るように見つめるちとせ(何気にAパートにも出てましたが)。ふじの病に侵された彼女を慰め励ますよう依頼されるエンジェル隊。フォルテさん、慰みモノとちゃうから。その想像、完全にアウトだから。
結局、エンジェル隊に入ることになって、貪欲に友達を求めるちとせは、まずフォルテからアタック。幸いなことにフォルテは、トカレフ&ワルサーというデコボココンビでちとせを大歓迎してくれます。銃撃をかいくぐってフォルテに近づこうとするちとせの根性はなかなか侮れないものがありますが、あえなく撃沈。次のターゲットは身も心もぱっつんぱっつんの蘭花。脳みそ筋肉、というフォルテの言葉をうかつにも持ち出したちとせは、蘭花を激怒させてしまいます。次は、着ぐるみを着てミントの友達志願。空気は読めないけど、形から入ることには長けているらしいちとせん。またもや中身からっぽ発言で、ミントに放置されます。こうなりゃ、相手は選んでられないとでも思ったのか、役立たずの神様に祈るヴァニラの元へ行き、役立たず発言でヴァニラすらも怒らせます(「役立たずじゃないもん」はカワイイ)。いやもう、目の覚めるような人間関係クラッシャーぶりです。
ちとせのおかげで、4人は乱闘状態。「なんでちっとも遊んでくれないんですか?」と叫ぶちとせさんですが、お前が原因だし。結局、無責任な富士の病のちとせさんは、自分の行動を棚に上げて、エンジェル隊に復讐するためにツインスター隊へと。
あらら?ちとせはエンジェル隊に入るんじゃなかったんですね。ほとんど逆恨み的に打倒エンジェル隊を掲げるちとせ。まあ、エンジェル隊に全く非がないとは言えないから、しょうがないか・・・


ちとせのポジションが微妙なことになるのではないかと思ってましたので、こんな風に配置されるとは意外です。思い込みの激しい、空気の読めない、努力の嫌いな面倒くさがりというトンデモキャラを、Bパートだけで見事に確立してくださったちとせさん。今後の活躍を、大いに期待してます。エンジェル隊のみなさま。この調子で、私の心を潤し続けてください。



7月6日分。


RAGNAROK THE ANIMATION「どうして答えて下さらないのです」
時計塔の鐘が鳴り止まず、モンスターが溢れまくってるという状態で、モンスター退治に出かける一行。ロアンの不在を気にしてるような人間は誰一人としていない、さっぱりしたパーティです。


鐘を止めようとしたタキウスは先生の電波を受信。ユーファは時計オバケに襲われてピンチだったりしますが、タッキーは先生とのお話に夢中なので助けてもらえず、あえなく落とし穴に墜落です。こんな時、下僕くんがいたら助けてもらえたのにね。穴の底でまたもや時計オバケが迫ってくる。そして、そのピンチからユーファを救ってくれた人は、「ロアン?」
こりゃびつくり。ロアンは忘れられてなかったようです。普段は毛ほども思い出さないけど、ピンチの時だけ真っ先に思い出してもらえるとは。下僕冥利につきるね、ロアン。
ユーファを救ったのはキーオ兄さんでした。とはいえ、もう血のつながりなんぞ関係ない。コイツ危ねぇ奴、とインプットされてしまったユーファは、慌てて這いずって物陰に隠れます。ユーファさんユーファさん。その行動で事態が解決すると思ってます?下僕がいないと危機対処法も分からなくなるらしい。
かと思えば、爽やか青年ぽく話し掛ける兄さんに、懲りもせず騙されて手を差し出したりしてますし。イルガがユーファを引きとめて、キーオと対峙。そこで語られたキーオ兄さんの意外な過去。キーオの自分語りを簡単にまとめると、悪い奴につかまって拷問されて、自分を置いてった奴を憎めば楽になれるよーとか言われて、マッハのスピードで変節したらしいです。終り。
安い。安すぎるぞキーオ兄さん。どうもこの兄妹は、基本的にあまり物事にこだわらない性格らしい。ユーファが寝返らないと分かるや、あっさり「シネ」だし。
イルガも倒されてさあ大変、という時に現れた正義の味方。その額の眩いばかりの輝きはもしや・・・?


ちなみに、タッキーは露出過剰なムチ使いのお姉さんにいたぶられてるところをマーヤに助けられてました。どうやら、ふたりは知り合いの模様。一方、ジュディアと山羊の心温まる交流もありました。きっとこの山羊が、後ほど重要な役割を担うに違いない。恩返しにミルクをくれるとか。手紙を食べちゃうとか。



忘却の旋律「出口という名の入り口」
ホルの犠牲となったケイは、大人になることを夢見ながら、ずっと迷宮の記憶の中で生きてきた。この迷宮はホルの胃袋。生贄たちの記憶を反芻し、その度に何度も何度も殺される犠牲者たち。
なるほど。迷宮という舞台と過去の反芻という現象は、こんな風にして牛をキーワードにつながっていたわけですね。しかし、迷宮の映像が犠牲者の反芻だとしたら、未来の姿のガネっコはなんだったんですか?
ホルと戦って勝ったボッカはホルを追いかけ、そこで黒船に遭う。ちなみに、黒船も二の腕を弾くようです。男のメロスの戦士はパフォーマンスが単調で、面白くないですね。
ボッカとの小競り合いの後ホルに追いつく黒船。なぜ、死んだはずのホルが迷宮の外でも生きていられたのか?ホルが言うには、迷宮の外にあるものとは、本物の迷宮だからだそうです。外の世界もここと同じように混沌としているよ、とかの比喩ではなさそう。それじゃ、ホルが外で生きていた理由の説明にならないし。てことは、外の世界はこの迷宮の相似形だとでも言いたいのか?それとも、外の世界と迷宮の関係は、クラインの壷みたいなものだとでもいうのかしら?そう考えると、出口という名の入り口、というサブタイトルが納得できるけど、それじゃ、あまりにも救いのない話ですし、牛の果たす役割が大きすぎる。降参しますから、そろそろこの世界の構造だけでもはっきりさせて下さい。
迷宮を抜け出したボッカを小夜子が迎える。彼らを送ってきた漁師に言わせると、迷宮の島は遥か昔に沈んだ島であり、ここには存在しない島。そして、太平洋のあちこちで見かける島らしい。じゃあ漁師は何で彼らを送ってこれたのだろう?何で犠牲者を運んでこれたのだろう?まるでボッカを迎えるためだけに、あの島が用意されていたようですね。
その頃、モンスターたちは楽園のような島で優雅な生活を送っている。この世界にギリシア神話が存在するのかは分からないけど、まるでそのパロディのように、神々の名前を持ち神殿に住むモンスターたち。確かにギリシア神話の神々って、グロテスクなモンスターたちですよね。モンスターが神のポジションなら、人間たちを一方的に蹂躙する権利も(彼ら的には)あるわけだ。
そして、現れたソロ改めモンスターキング。忘却の旋律さんは、モンスターキングに捕らわれていたのです。はい、また謎が増えましたよー。モンスターキングは、ほかのモンスターたちと同様のモンスターなのか?それとも、人間とモンスターの中間に位置するような、異質な存在なのか?そして、なぜ、敵となる忘却の旋律を生かしておくのか?


そういや山猫はどこ行った?