ウォーターボーイズ2。

前作は見てなかったんだけど、今回はノッティ@ワルツが出るというので見てみました。結構スベってる部分もあるけど、ノッティ(本名忘れた)のベタベタにダメ男なキャラは好きかもしれない。
そのうち、うっかりつまづいて生徒会長の胸とか触ってぶん殴られそうな気がする。



7月6日分。


ウルトラQ「李里依とリリー」
ささいなものが盗まれる事件が続く。そして、事件現場で目撃された白い服の女の子。坂本は、ネット上の書き込みから、一人の化学者に行き着く(「今は消えてしまった化学者について語るスレ」ってそんなピンポイントなスレ立てせんでも・・・)。外界からの刺激を遮断するタンクに魅せられた彼は、実験によって肉体から解放されることができるようになり、娘の李里依にも同様の実験を行っていた。父が死んだ後も、精神が肉体から離れる現象が続いた李里依は、自身の幽体によって死へと誘われるが、危うい所で坂本と涼に救われる。
なぜ幽体に、物を盗んだり、人を押さえつけたりという物理的な接触が出来たんだろう?というのが一番の疑問。最後に現れた父親の幽体も唐突過ぎですが、肉体から離れた幽体は、肉体が死んでも彷徨い続けているのかもしれない。というよりもむしろ、幽体たちは実体を死へと追いやって、自由を得ようとしていたのかもしれない。幽霊という存在の新たな解釈ですね。そう考えると、幽体少女の不気味な笑みが、いっそう恐ろしく感じられました。
一番印象的だったのは、幽体離脱している最中の目を見開いたままの少女と影に怯える警備員のカットバック。ドキドキさせられました。



7月5日分。


Girlsブラボー「お風呂場からブラボー!」
これはパスします。間の取り方といい、キャラクターの反応といい、好みとは違うリズムのギャグなんで、私向きではないようです。そこはノリツッコミで反応しなきゃ、とかダメ出ししながら見てましたし。
とりあえず、女が苦手な奴は男子校にお行きなさい。そしたら、別ジャンルの展望が開けるはず。



7月4日分。


ファンタズマ〜 呪いの館〜 「午前2時のチアガール前編」
田舎から出てきた純朴な女子大生が不気味な鏡を手に入れ、彼女を襲おうとした男子学生が次々とその鏡の犠牲になるという話。
前後編に分かれているので、オチを見てみないと最終的な判断はできませんが、この手の話は、1回ですっきりとまとめて欲しいです。同局に似たような「奇妙な物語」テイストのウルトラQがあるので、余計に展開のスローなこちらの分が悪い。
監督はパパイヤ鈴木でしたが、危惧していたような稚拙さはなく、それなりに恐怖感を盛り上げる演出だったのが意外でした。



蒼穹のファフナー「楽園(はじまり)」「告知(いのち)」
セリフのまどろっこしさに惑わされそうでしたが、異星人の侵略と突然戦場に放り出された少年という構図は、いたって単純でオーソドックスなもの。
オリジナルなのは、舞台がローカル・ジャパンで、しかも、日本は既に消滅していたのを子供たちが知らされてなかったというあたりでしょうか。見慣れた日常が、突然その裏の顔を見せる。町内会は実は地球防衛軍だった、という、ギャグだったらかなりオイシイつかみです。最終的に、敵の正体とその目的、主人公がどうなっていくのかというところがポイントになるんでしょうね。
この手の話は、感情移入できるキャラクターがいないと楽しめないんですが、そのキャラクターの描き方が感情移入を拒むような形なんでちょっと苦しいです。主人公の一騎は、拍子抜けするくらいすんなりロボットに搭乗してるし、他の子供たちの反応も、いくらショックだったとはいえ平坦すぎる。ひとりくらいパニクるコが出てくると安心できたんだけどなぁ。何よりも、感情移入という点での一番の阻害要因は、そのキャラクターデザインかもしれない。


時間があったら見ようかな、程度の印象でした。